自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

長いもの・・・

2021-09-07 22:59:00 | 旅行
ナガボノワレモコウ[長穂の吾木香](バラ科)
箱根湿性花園では、ワレモコウの花を見ることができます。
湿原の植物を眺めていると、ワレモコウに似た花で細長いものがありました。
それはナガボノワレモコウの花でした。
以前は白花種をナガボノシロワレモコウ、赤花種をナガボノアカワレモコウとしていたそうですが、現在では赤白区別せずナガボノワレモコウとするそうです。
雨に濡れている花、晴れた日に咲いている様子を見てみたいですね。

ハグロトンボ[羽黒蜻蛉](カワトンボ科)先日載せたコウホネは、至る所に咲いていました。
その葉にとまったハグロトンボ、腹部の先をしきりに上下に振っていました。
何をしてたのでしょう。
箱根湿性花園の記録は、これで終わりです。

8月上旬 箱根町内にて

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白い花・・・

2021-09-05 22:40:00 | 旅行
シラヒゲソウ[白髭草](ニシキギ科)
本州、四国、九州の山地のやや湿った所に生える多年草。根生葉は心円形で長い柄があり、茎葉は円形で柄は無く、基部は茎を抱きます。
8~9月、茎先に白色の5弁花を咲かせます。花弁の縁は糸状に細かく裂けます。
シダなどの周囲の葉に隠れるように白い花が咲いていました。
花の下には、辛うじて茎葉が見えますね。
白い花弁の中に、ちらっと見える黄色いものは、仮雄蕊の先にある腺体です。
なんでこんなに細かく花弁の先が裂けているのでしょうね。
面白い花と出会えました。

8月上旬 箱根町内にて

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雨に濡れ・・・カセンソウ

2021-09-02 23:05:00 | 旅行
カセンソウ[歌仙草](キク科)
北海道~九州の日当たりの良い湿地などに生える多年草。茎葉は互生し、柄が無く広楕円形~披針形。先は鋭く尖り、基部は茎を抱きます。葉の裏面に葉脈が凸出します。根出葉は開花期には枯れて無くなります。
7~9月、茎先に1個ずつ黄色い頭花を上向きにつけます。
園路脇で花を咲かせていたカセンソウですが、舌状花が雨に濡れ細ってしまっています。
草丈が80cm位にはなるようですが、このカセンソウはそれほど大きくありませんでした。
9月になり、昨日今日と雨が続きます。秋雨前線が活動しているんですね。

8月上旬 箱根町内にて

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思い出の花・・・

2021-09-01 23:26:00 | 旅行
マツムシソウ[松虫草](マツムシソウ科:スイカズラ科{APG])
北海道~九州の山地の草原に生える越年草。葉は対生し、羽状に深く裂け、裂片の先は鈍いです。
8~10月、茎先に淡紫色の花を咲かせます。中央に花冠が5裂する筒状花がつき、周囲に3裂する唇状花をつけます。
花期に地上部を採取し、天日で乾燥させたものを脳梗塞や心筋梗塞の予防に使われることがあるようです。
10数年前に、兄家族と一緒に父と母も連れて旅行に行ったときに初めて出会った花です。
今は子供たちも成人し、父と母も他界しました。
今日は母の祥月命日、墓前に届けたいですね。

8月上旬 箱根町内にて

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白く咲く・・・

2021-08-30 20:58:00 | 旅行
イワナンテン[岩南天](ツツジ科)
関東~近畿の本州の日当たりの良くない湿った岩場などに生える常緑小高木。葉は互生し柄があり、卵状披針形で質が厚く光沢があります。縁には鋸歯があり、先は鋭く尖ります。
7~8月、葉腋から総状花序を出し、白色の花を垂れ下げて咲きます。
緑濃い葉に隠れるように咲いていました。
箱根の山には自生している所もあるようです。

8月上旬 箱根町内にて

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