自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

有毒となる・・・

2020-06-12 23:06:00 | お散歩
コンフリー【ヒレハリソウ[鰭玻璃草]】(ムラサキ科)
道端の草むらで、こんな花が咲いていました。
釣鐘状の花が可愛いですね。
コンフリーは、ヨーロッパ~コーカサス地方原産で、日本には明治時代に牧草として導入されました。
若い葉を天ぷらやお浸し、炒め物にして食され、今から50年ほど前には健康野菜としてブームにもなったそうです。
その後、コンフリーに含まれる、ピロリチジンアルカロイドのエチミジンによる肝障害からおこる、肝静脈閉塞性疾患などの健康被害例が報告され、2004年に食品としての販売が禁止されました。
妻の実家でも庭に生えていて、義母が食べていたというので、これからは採って食べないように、慌てて連絡した思いでがあります。
こうして花を楽しむだけが良いのですね。

6月上旬 横浜市内にて

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (YAKUMA)
2020-06-14 18:36:04
ディックさん
健康ブームに乗って流行ったのでしょうね。
アマチャヅルなども流行りましたよね。
花が可愛いので、今でも見られるのかもしれません。
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Unknown (YAKUMA)
2020-06-14 18:32:39
地理佐渡..さん
スギヒラタケのことは新聞か何かで知りました。
普通に食べていたものが駄目になってしまったのですよね。
こんふりーと同じですね。
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Unknown (YAKUMA)
2020-06-14 18:29:58
hiro-photoさん
色々と知られるようになって、ダメになることもあるのですね。
花を見るだけなら安心です。
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Unknown (YAKUMA)
2020-06-14 18:25:47
多摩NTの住人さん
妻の実家で育てていたようです。
この花も逸出したものかもしれません。
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Unknown (YAKUMA)
2020-06-14 18:20:57
siawasekunさん
梅雨になり新型コロナの終息が期待されましたが、どうなることでしょう。
まだまだ注意が必要ですね。
応援ありがとうございます。
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Unknown (YAKUMA)
2020-06-14 18:18:01
安川憲さん
これらの蝶のフェロモンとなるのですか。
植物と昆虫の関係性は深いのですね。
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Unknown (ディック)
2020-06-13 18:21:43
長男が日大藤沢キャンパスに行っていた頃、キャンパスを見せてくれたときに見つけたのが最初です。本牧山頂公園、こども植物園など、結構よく見つかるのは、健康野菜ブームがあったからでしょう。
結構背丈が大きくなりますね。
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Unknown (hiro-photo)
2020-06-13 17:38:44
こんばんは。
昔は食用に、今は毒として知られるようになって・・、時代と共に研究も盛んになりいろんな事が分かってきましたね。
やたらに何でも食べるのは危険ですね。
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Unknown (多摩NTの住人)
2020-06-13 17:14:37
こんにちは。コンフリーを育てていらっしゃったのですね。そんなブームは知らず、植物観察を始めてから知った花でした。道端に逸出したのもありましたが、最近は見なくなりました。
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Unknown (地理佐渡..)
2020-06-13 06:53:18
おはようございます。

コンフリー

花だけを見ていますと、どこか記憶のある
ような姿ですが、曖昧です。それにしまし
ても、そもそもは食用で導入とありました
が、後に有毒と分かったというのは驚きで
すね。
実はキノコにも同様のことがありまして、
スギヒラタケというキノコは越後では食用
として普通に利用されていたのですが、
あるとき食すとひとにより障害が出るとの
ことで有毒扱いに変わったのです。

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Unknown (siawasekun)
2020-06-13 02:24:51
おはようございます

素敵なショットと解説から様子、雰囲気などが伝わってきました。
ご紹介、ありがとうございました。

新型コロナウィルスの感染予防、日々、大切ですね。
密閉、密集、密接をしっかり避けて、予防しましょうね。

応援ポチ(全)。
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Unknown (安川 憲)
2020-06-13 00:12:48
ピロリチジンアルカロイドは、アサギマダラ等タテハチョウ科マダラチョウ亜科の雄のフェロモンの材料物質です。キク科・ムラサキ科等の植物から摂取しています。
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