クヌギ[橡、椚](ブナ科)
1月の終わりに花を咲かせていたハンノキのすぐ近くでは、今クヌギが花を咲かせていました。
頭上遥か上の方に咲く花、ハンノキの花とはだいぶ様子が違いますね。
これは雄花ですが、雌花は新枝の葉腋に1~3個付きます。この距離ではちょっと確認できませんでした。
樹皮には、タンニンやフラボノイドが含まれ、「ボクソク(樸樕)」といって、収斂などに用います。
これも薬用植物なんですね。
2008年のクヌギ
コナラ[小楢](ブナ科)
近くの林では、コナラも花を咲かせていました。これも雄花です。雌花はやはり、新枝の葉腋につきますが、こんなに近くで見れたのに見つけることができませんでした。
クヌギもコナラも、雌花の様子を確認してみたいと思っています。
こんな大きなものをつけている枝もありました。これは虫こぶですね。梅の実よりも大きかったですが、中を確認する気にはなれませんでした。
一見、リンゴのような外観でしたが、これはナラメリンゴフシというそうです。
虫こぶには、ヌルデの虫こぶのように薬用となるものもありますが、これは利用されないみたいですね。
4月下旬 横浜市内にて
クヌギとコナラはチョッと似た感じですね。
私はたぶん見分けがつかないと思います(笑)
虫こぶって初めて見たような気がしますが
ネーミングがチョッと…ですね (^^ゞ
PP☆
去年はクヌギなどのナラ枯れが話題になりましたが、
それを感じさせない生命力ですね。
今年も去年みたいに暑い夏がくるのでしょうか。
コナラは樹木が大きいので、下がった枝を見つけないといけませんね。
昨年でしたか、雌花の撮影に成功した、と記憶しています。
私もつい最近までは、クヌギもコナラも分かりませんでした。
いまでも、間違える時はありますが・・・
虫こぶは、虫えいやゴールとも呼ばれます。
恵さんがあまり好きでないものがはいっているので、あまり近づかない方がいいでしょうね。
PP☆、ありがとうございます。
このクヌギは、たくさんの花房を垂らしていました。
フジのように艶やかな花なら、もっと目立つのでしょうが、これはこれでインパクトはありますよね。
今年の夏は、程ほどの暑さがいいですね。
寒いのも嫌ですから。
さて、どうなることでしょう。
駅に行く途中の公園にも植えてありますが、道路端に積み重なるように落ちています。
私がよく行く林にもコナラの大木があります。
ちょっと近づけませんが、少し離れた所から見ても、存在感が大きいです。
ディックさんは、雌花を捉えられていていいですね。
私も忘れずに探してみたいと思っています。