自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

いつまでも・・・ヤブラン

2010-02-18 21:14:00 | お散歩


ヤブラン[藪蘭](ユリ科)
落ち葉の目立つ林床に、ヤブランの実が残っていました。ほとんど実を落とした株もありますが、こんな風にまだたくさん実をつけている株も、あちらこちらで目にすることができます。
この辺りの林では、よく見かけるヤブラン。夏の終わりから秋にかけて花を咲かせます。花を撮る時は藪蚊との戦いでもありますが、そんな季節が懐かしい今日この頃ですね。

ヤブランの花

2月中旬 横浜市内にて
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雄にも出会えて・・・

2010-02-17 21:23:00 | お散歩


モズ[百舌](モズ科)
畑際の道路を歩いていると、足元近くの畑から一羽の鳥が飛び立ち、近くの木の枝にとまりました。足を止めて見てみると、それはモズの雄でした。
近所のアンテナの上などで鳴いている姿は見ていたのですが、こうしてカメラに収めるのは久しぶりです。先日載せたメスと違って、黒い過眼線と細く白い眉斑が見られますね。小さくても鋭い嘴をもつ姿に、「小さなハンター」と思い知らされます。
何か獲物は仕留められたのでしょうか・・・・・

モズの雌

2月中旬 横浜市内にて
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冬の姿・・・ツルウメモドキ

2010-02-16 21:40:00 | お散歩


ツルウメモドキ[蔓梅擬](ニシキギ科)
田んぼに続く土手下にある茂みを眺めていたら、萎びたツルウメモドキの実を見つけました。
手前から萎びた果実、種子が見え始めたところ、種子が裸出したところ、種子が脱落したあと、と順番に観察することができます。種子が脱落しているのに、まだ頑張って残っている果皮の姿も見られます。
このツルウメモドキは、すぐ近くで観察することができます。花の様子も観察できるでしょう。これからの課題が一つ増えました。

2009年12月のツルウメモドキ

2月中旬 横浜市内にて

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飛ばされて・・・

2010-02-15 20:46:00 | お散歩


クワゴ[桑子](カイコガ科)
道端に生えていたヤマグワに、こんなものが幾つかぶら下がっていました。
以前にも載せましたが、これはクワゴの繭です。
この季節、ヤマグワの枯葉に包まれている姿を見ることがありますが、この繭は冬の強い風に飛ばされてしまったのか、枯葉がほとんど付いていませんでした。
でも、よく見ると葉脈の跡が繭の表面についていますね。
クワゴの幼虫は、蚕のように白くないそうですが、一度は見てみたいと思っています。
今年はこのヤマグワから目を離せません・・・

2009年の記事

2月中旬 横浜市内にて

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ちょっと遠出・・・

2010-02-14 21:28:00 | お散歩


セグロカモメ[背黒鴎](カモメ科)
日本には冬鳥として飛来する大型のカモメ。雌雄同色で、虹彩が赤く、嘴は黄色、足がピンクなどの特徴があります。これは冬羽で、頭部から胸部にかけて褐色の大きな斑点が見られます。
川から頭を出した石の上にいたのですが、カメラを向けても動こうとしませんでした。
この少し上流で、20羽くらいのコサギと数羽のカワウが一緒になって川の中で騒いでいたのですが、一人「我関せず」と背を向けて佇んでいました。
海から川沿いを飛んできたのでしょうが、思うように餌にありつけず休んでいるようにも見えます。お疲れ様、また遊びに来てね、と声をかけたくなりました。

2月中旬 横浜市内にて
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