自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

葉のような・・・ナギイカダ

2010-02-26 21:21:00 | お散歩


ナギイカダ[梛筏](ユリ科)
畑際で、こんな赤い実と出会いました。ナギイカダです。
以前見た時は、もっとたくさん植えられていたと思うのですが、今はこの刺が嫌われたのか、ほんのひと塊しか残っていませんでした。
随分肉厚な葉をつけているように見えますが、これは葉状枝といって、枝の変化したものです。ごく小さな鱗片状で目立たない葉を確認しようと思ったのですが、この刺が痛いので諦めました。

この畑のすぐ近くに、とても立派は屋敷林がありました。久しぶりに通ってみると、その木々は無残にも切り倒されていたのです。
ケヤキの大木やコナラ、イチョウなども生えていて、四季折々の美しさを見せてくれていたのに、もうその景色を見ることはできません。とても、とても残念です。

今、神奈川県では、三浦半島や羽田空港にも乗り入れている、日本でも有数の私鉄によって、北川湿地という三浦半島の貴重な自然が破壊されようとしています。
自然を破壊していくことが、その土地の価値なのでしょうか。
次の世代に貴重な自然を残すことの方が価値があるのではないでしょうか。
名のある企業こそ、自然保護の先頭に立って欲しいと思うのですが、そういう訳にもいかないのでしょうか。
木々が切り倒された風景を見て、ふと思ったことでした・・・・・

2007年の記事

2月中旬 横浜市内にて


コメント (6)
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