ある日の境川・・・

カワセミ[翡翠]（カワセミ科）

近所を流れる境川、その川沿いの道を歩いていると、川の護岸にカワセミが1羽とまっていました。
この辺りでは、カワセミの姿を時折見ることができます。向かい側の流れの中には、コサギが1羽いて、餌を探していましたが、このカワセミは餌を探している様子は無く、時々周りを見るように首を動かしていました。
もう一歩近付こうと思ったら、向こう岸へ飛び去ってしまいました。

ミシシッピアカミミガメ（ヌマガメ科）

少し下流に向かって歩いていると、今度は川面に突き出した岩の上で、カメが甲羅干しをしていました。
このカメは、ミシシッピアカミミガメでしょうか。この辺りの水辺で見るカメは、おそらく全てがこの外来種のカメでしょう。元々はペットとして飼われていたものが遺棄されたのでしょうが、今では自然繁殖している方が多いのでしょうね。
いつか在来種のカメを見てみたいものです・・・

１２月上旬　横浜市内にて


そういえば、今日でこのブログを始めて、6年が経ちました。
初めて載せた写真も偶然カワセミです。このとき初めてカワセミを見たのです。
6年続けていても、代わり映えのしない内容ですが、これからもお付き合いの程、よろしくお願い致します。

控えめな・・・アマチャヅル

アマチャヅル[甘茶蔓]（ウリ科）
林の中の小道を歩いていると、スギの根元に小さな実が生っているのに気付きました。
しゃがみ込んで見てみると、それはアマチャヅルの実でした。
この辺りの林では、林床に生えるアマチャヅルをよく見かけますが、実のついているところはあまり見かけません。今まで見た実は、草薮などにあったものでした。ここもよく通る所ですが、林の中は見逃していました。
実にある模様は、いつ見てもユーモラスですね。この緑色がかった黒色も魅力的です。
来年は花もこの場所で見てみたいですね・・・

アマチャヅルの花

１２月上旬　横浜市内にて

赤い実・・・ヒヨドリジョウゴ

ヒヨドリジョウゴ[鵯上戸]（ナス科）
林縁の茂みには、ヒヨドリジョウゴの実も生っていました。
花期が長いので、花と実が一緒に付く光景も見られますが、さすがに12月にもなると花はありませんね。
葉や茎も枯れ始めていますが、赤い実は表面も艶がありまだ綺麗です。でも、まだ緑の実も付いている頃の赤い実に比べると、若々しい雰囲気がありません。同じヒヨドリジョウゴの実でも、見る季節によって雰囲気が違うことが面白いですね。

ヒヨドリジョウゴの花

１２月上旬　横浜市内にて

こんな実りも・・・ムベ

ムベ［郁子］（アケビ科）
昨日載せた、マサキの近くの畑には、ムベを生垣にした畑もあるのです。
アケビと似たような色をした実をつけていますね。でも、アケビと違ってこの実は開きません。食べ頃かどうかは、この色で判断するのでしょうか。
ここでムベの実を見た記憶があまりないのですが、畑の持ち主はムベの実を食べているのでしょうか。この時は、まだたくさん生っていましたが、よく分かりません。
一度味見をしたいと思っているのですが、なかなかその機会がありません。来年こそはと期待して待つことにします。

ムベの花

１２月上旬　横浜市内にて

弾ける前・・・マサキ

マサキ[柾]（ニシキギ科）
畑際に植えられているマサキに、赤く色付いてきた実が付いていました。昨日載せたマユミの果皮より硬そうに見えますね。
このあと表面に見える線に沿って4裂します。中から出てくる実は、マユミと同じような感じです。そろそろその姿を現す頃でしょうね。
そういえば、マサキの花をまだ撮ったことがありません。見たことがあるのに、うっかり忘れていたようです。
来年は花の様子も撮らないといけませんね。

1月のマサキ

１２月上旬　横浜市内にて