これも春・・・

ウグイスカグラ[鶯神楽]（スイカズラ科）
林の中では、この花も咲き始めていました。
淡い花色が素敵です。

こちらの花は開いたばかりのようです。
葯から花粉がこぼれておらず、上の花と比べると柱頭の形も違うように見えます。
展開し始めた葉の具合いも新鮮でいいですよね。
木々が芽吹き始めて、林が淡い緑に包まれていました。

ウグイスカグラの実

３月上旬　横浜市内にて

春の花・・・

シュンラン［春蘭］（ラン科）
昨年は、蕾しか観察できなかったシュンランですが、今年は花の咲く様子を見ることができました。
続けて観察しているシュンランですが、その年によって花の開く向きが違います。
今年は見られるのを拒むかのように、横を向いて咲ていました。
まだ蕾もありましたが、もう咲き揃った頃かもしれません。

３月上旬　横浜市内にて

この花も咲く・・・

モミジイチゴ［紅葉苺］（バラ科）
近所の林で、モミジイチゴの花が咲き始めていました。
この日、咲いていたのはこの花だけでした。

数日後、別の林では日当たりの良い林縁でいくつもの花が咲いていました。
少し傾斜のある所だったので、下から花を撮ることもできました。
白い花も素敵ですが、展開し始めた葉の様子も綺麗です。
今日は春の嵐、大雨と強い風、雷まで鳴っていましたが、夕方には綺麗な虹を見ることができました。

３月上旬　横浜市内にて

春が来た・・・

コブシ[辛夷]（モクレン科）
1月に冬芽の姿を観察したコブシ。3月になり白い花を咲かせていました。
この日はあいにくの曇り空、せっかくの白い花を青空の下で見ることができずに残念でした。
まだ花は咲き始めたばかりのようで、冬芽が少し開きかけたものも多くありました。

コブシの花弁は6枚、その基部はほのかに紅紫色を帯びます。
手の届く所に咲く花があったので、花の中を覗いてみました。
中央に多数の雌蕊が見えます。
それを取り囲むように、これまた多数の雄蕊がありますね。
咲いた花の数が少ないからか、甘い香りを楽しむことはできませんでした。

1月の様子

３月上旬　横浜市内にて　

去る者・・・

ツグミ[鶫]（ツグミ科）
早いの近くにある湿地で、一羽のツグミが地面をほじくり返していました。
人も少なく静かな所でしたが、ツグミの動きで出る音が微かに聞こえました。
距離はあったのですが、私が立ち止まってカメラを構えると警戒するかのように辺りを見回します。
逃げることありませんでしたが、餌探しの邪魔をしてしまったようです。
そろそろ日本を去る頃ですかね。

アオジ [青鵐]（ホオジロ科）
こちらは別の所で出会ったアオジです。
池の脇を歩いていたら、突然目の前にいたのです。
池の周りの茂みに逃げ込んだ後、さらに飛び去ってしまった姿です。
ブレブレですが、その姿を何とか捉えることができました。

アカバグミ［赤葉茱萸］（グミ科）
最後はアカバグミの実です。
2年ほど前の秋に花の姿を観察しましたが、こんな実が生るのですね。
この後の姿を観察できるかわかりませんが、見てみたいですね。

２月下旬　横浜市内にて