この花も咲く・・・

ヒメオドリコソウ［姫踊り子草］（シソ科）
道端の草むらでは、この花も咲き始めました。
ヒメオドリコソウ、小さな花ですね。
この淡紅色の花が定番ですが、白花を咲かせるものもあります。
十数年前、そのことを知って白花を探し歩いたことが、今では懐かしく思えます。
昨日載せたオオイヌノフグリと同様に、これも帰化植物ですが、今では春の訪れを教えてくれる花たちですね。

２月下旬　横浜市内にて

瑠璃色も・・・

オオイヌノフグリ[大犬の陰嚢]（オオバコ科）
道端では、この花の姿も増えてきました。
瑠璃唐草とも呼ばれるこの花の色は綺麗ですね。
小さい花の魅力は、通り過ぎただけではわかりません。
立ち止まって、しゃがみ込んで見ることが大事です。
この花は咲き始めたばかりのようで、濃紺の葯がまだ閉じています。

すぐ近くに咲く花は、花弁も開き切った様子で、葯も開いていますね。
同じ株でも花が咲くのには少し時間差があるようです。
いずれにせよ一日花、儚い花ですね。

２月下旬　横浜市内にて

黄色、黄色、黄色・・・

オニシバリ［鬼縛り］（ジンチョウゲ科）
昨年の夏に赤い実を付けていたオニシバリ、花は今の季節に咲き始めます。
これもジンチョウゲの仲間ですが、花の香りは強くないようで、私は気付いたことがありません。
たくさんの赤い実を付けていたので、これは雌花だと思うのですが、今まで見た雌花よりも花の数が多いので印象が違います。
これも春の花、嬉しい季節です。

7月の赤い実

２月下旬　横浜市内にて

黄色、黄色・・・

ミツマタ[三叉]（ジンチョウゲ科）
道端でミツマタの花が咲き始めていました。
和紙の原料として知られていますが、庭木や鉢植えとしても楽しまれていますね。
枝先に半球状にまとまって咲く花は、香りもとても良いです。
残念ながら、この時はまだ、香りは強くありませんでした。
近所のお庭では、ジンチョウゲの花も咲き始めています。
その香りに気付くと嬉しい気持ちになりますね。

２月下旬　横浜市内にて

菜の花畑・・・

アブラナ[油菜]（アブラナ科）
公園を歩いていると、一面黄色く染まった一角がありました。
そう、菜の花畑です。
この日は少し寒かったですが、良く晴れていて黄色い花が輝くように見えました。
菜の花と呼ばれるものはいくつかありますが、これはアブラナ、セイヨウアブラナでしょうかね。
昨日は啓蟄、虫たちも動き出す季節です。
この花は先月末に撮ったものですが、この時もハナアブが１匹飛んでいました。
春になると心も軽くなりますね。

２月下旬　横浜市内にて