自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

秋を感じて・・・

2024-09-08 17:38:26 | お散歩

ナンバンギセル[南蛮煙管](ハマウツボ科)
北海道~沖縄の山野に生える1年生の寄生植物。ススキなどのイネ科やカヤツリグサ科、ショウガ科などの単子葉植物を宿主とします。葉は地上には出ない茎に鱗片状に付くのみで、葉緑素を持たず、宿主の根などに自らの根を食い込ませ養分を奪って育ちます。
7月~9月、花茎を伸ばし、先に花冠の先が5裂する淡紅紫色の筒状花を横向きに付けます。 
ここは以前から観察している所ですが、今年も花を見ることができました。花が終わっている株も多かったですが、蕾の姿も見ることはできました。
万葉集では「思草おもいぐさ」の名で出ているナンバンギセル、これも秋を感じさせてくれる花ですね。

9月上旬 横浜市内にて

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それぞれ生きて・・・

2024-09-05 15:49:32 | お散歩

スッポン[鼈](スッポン科)
ミシシッピアカミミガメ(ヌマガメ科)
久しぶりに散策に出掛けました。よく行く公園の池では、スッポンとミシシッピアカミミガメが仲良く甲羅干しをしていました。
どちらもこの池では自然繁殖をしています。このスッポンは中くらいの大きさでしょう。もっと大きな個体も見ることができます。
一方のミシシッピアカミミガメは、スッポン以上に個体数が多いです。日本の侵略的外来種ワースト100 にも入っていて、その繫殖力の強さはものすごいですね。
スッポンにも頑張ってもらい、個体数を増やして欲しいです。

9月上旬 横浜市内にて

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