コウホネ[川骨・河骨](スイレン科)
北海道~九州に分布する、水生の多年草。葉には、抽水葉(水上葉)と沈水葉(水中葉)があります。抽水葉は長卵形で基部は矢尻形になり、沈水葉は膜質で細長く波縁となります。
6~9月、水面上に長い花柄を伸ばし、黄色い花を咲かせます。一番外側に大きな萼片があります。この写真ではわかり辛いですが、そのすぐ内側に小さな花弁があります。中央にある雌蕊を囲むように多数の雄蕊がありますが、まだ多くの雄蕊は雌蕊に寄り添うように立っていて、咲き始めて間もない花のようです。果実は液果で、水中で生育しますが、この日は確認することができませんでした。
コウホネの根茎を川骨(センコツ)といい、漢方で止血、利尿、強壮などに用います。治打撲一方(ぢだぼくいっぽう)という漢方薬にも配合されている薬用植物ですね。
6~9月、水面上に長い花柄を伸ばし、黄色い花を咲かせます。一番外側に大きな萼片があります。この写真ではわかり辛いですが、そのすぐ内側に小さな花弁があります。中央にある雌蕊を囲むように多数の雄蕊がありますが、まだ多くの雄蕊は雌蕊に寄り添うように立っていて、咲き始めて間もない花のようです。果実は液果で、水中で生育しますが、この日は確認することができませんでした。
コウホネの根茎を川骨(センコツ)といい、漢方で止血、利尿、強壮などに用います。治打撲一方(ぢだぼくいっぽう)という漢方薬にも配合されている薬用植物ですね。
ここでは5月終わり位から花を確認できますが、もう暫くはこの花を楽しめると思います。
9月上旬 横浜市内にて