自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

1本の樫

2006-01-19 20:59:04 | Weblog
150年は越えていると思える樫の木がある。
地上1メートルの幹周囲が135cmあり、樫の木特有の中心部分が腐って空洞化している。
この樫の木に生えているシダ類が今日のテーマであるが
表題の写真を見ていただきたい。
「ジョウビタキ」と言う冬鳥の雄が頂上部で一生懸命お辞儀をしてるようにみえます。
この鳥の癖らしいがとにかく人なっっこい。
2メートルぐらいまで近づいても普通は逃げないのだが、今日は写真を取らせてもらえなかった。
餌は虫や木の実で百舌とほとんど同じだそうだからまた挑戦する。
頂上部では別名もんつき鳥、ヒッカチン、冬告鳥が位置し、次にノキシノブが数箇所にわたり群生している。そしてその下に6年ほど前に友人から貰ったマメヅタを押しピンで留めておいたら殖えてきた。





今見ていただいたノキシノブに薬効があるといったら「ウソー」の声がしそうですが中国では七星草、金星草、骨這草と呼び、薬として使うと言います。
生薬名は瓦韋(ガイ)で煎じて飲めばむくみを取るし、小便の出が良くなる。
できもの、腫れ物にはごま油に浸けていたものを患部に塗布すると良いのだそうです。



今日は1本の樫にまつわる絵日記でした。