自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

糖尿病

2006-01-28 12:47:39 | Weblog
「もうどうにも止まらない」と一世を風靡した歌があったが
私も甘いものを見ると手が出てしまう要注意人物になった。
いわゆる生活習慣病の糖尿病の卦が出てきたのである。
今日は多くの人が困っている糖尿病とタラノキについての物語です。
先ず糖尿病に効果がある植物を探すと
アカヤジオウ イチイ エビスグサ カキドオシ クコ クズ ジャノヒゲ タラ トウモロコシ ヒメジョオン フジバカマ ビワ他などがある。
ほとんどは乾燥して煎じて飲むのが良いと文献は言っているのである。
さて、多くのものを取り上げると虻蜂取らずになるから今日はタラノキについて研究する。
春先にフキ、ワラビ等と並びスーパーに1パック500円以上でお見えする。シーズンになると価格は下がるので天麩羅、おひたし、火にかざした味噌和え等どんどん食べるべきだ。野生のものは2番芽までの採取でやめないと枯れてしまう。根元から斧で切る人は山へいく価値の無い人だ。近年野生のものが少なくなっているので次に述べるふかし栽培を試みてくれませんか。
栽培種の「ミドリ」「コマミドリ」等を芽の上で切断して水に約半分浸ける。
そして3~5日で水を取替え暖かくすると40日前後で芽を吹く。これを食べるのである。参考までに家庭で楽しむ場合の容器は水が腐敗しない備前焼が良い。これを使うと生け花にもなる。食と美を楽しめるので一挙両得になる。





写真は上が今年1月27日、下が昨年の4月3日現在で後3日もすれば順次食べられる。
タラは生薬名を惚木と言いサポニンを含み、血糖の降下、慢性胃炎、胃潰瘍 高血圧症 滋養強壮 疲労回復効果に胃がん予防等が知られている。
利用の仕方は秋に根や樹の表皮を日干しにしたもの20gを600ccの水で煎じ約半分になったものを1日3回に分けて暖かくして飲む。(注意惚木の煎じる量は患者の容態で決まる)
又。容態によりビワの葉、イチイ、カキドオシ、フジバカマと混ぜて利用するのは民間薬で広く知られている。

こんなタラノキは三年ウズキ、ツノオトシ、タロウノキ、トリトマラズ、トゲウド等の別名があります。良い薬になり、美味しさを提供してくれる自然産物ですから大切にしましょう。