自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

桃之神

2006-03-24 21:24:49 | Weblog
気温が上がると開花のスピードが速くなる。
昨年は4月5頃蕾が開きはじめた桜が今年はもう咲いていた。



桜はバラ科、昨年はバラ科の梅、杏、桜、桃と開花する時期が全てバラバラで重複する事はなかった。しかし今年は桃が少し遅くれるぐらいで、ほぼ同じ時期に咲きそう。びっくりする現象だと思う。下の梅と桜を見比べてもらうと不思議が理解してもらえると思う。



杏の花の具合を見てもらうとこの木も昨年よりかなり早い。昨年の開花は4月5日頃。



そして桃の花の具合を見るとさすがに開花はしていないが先がピンク色を増していた。(桃の開花した写真は昨年の4月10日現在のもの)





桃の開花が近づいたので桃の神様が鎮座されていることを紹介さしていただく。



桃の神様は表題をクリックし、拡大して見れば右に「桃之神」中央に大加牟豆美命と刻字されている。
裏面の説明を以下に示すと桃は仙木にして邪気を祓いその花は窃宨人目を楽ましむ又花酒は除病に功あり果実は美味強老幼口腹を充たす○桃の精を大加牟豆美命と称し奉り専ら其生成を神護せられ古来此地に繁○セリ明治中葉の先覚者長尾○之が復興を奨め・・・・・以下読めないのです。
と言う神様が神社の片隅に鎮座されている。どうも私が住んでいる地は桃の産地であった事は間違いない資料だと思うのです。又桃の薬効も書いてある。
先日桃太郎のときに紹介したけれど若返りの薬になるということは少なくても明治時代から言い続けてきたことも理解できた。