自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ハーブの知識2

2006-05-09 23:01:37 | Weblog
かなりスケジュールが複雑になってきた。
午前中から数時間は優雅な遊びでコンニャクを作り
ボタン肉を食べさせていただき、そしてツツジの花を眺める会へ参加した。
16時からは忘れかけていたホタルの講演や指導の打ち合わせが入り
18時からは地元水利組合の役職調整と大忙し!
明日もホタルが待っている。
普通なら頭を抱えるのだが、今日はハーブの香りがホローしてくれる。
5月1日分のハーブの名前と知識を学びましたので報告します。
ローズマリー
真冬を除くと年中青紫の小さな花を咲かせている。
香りは松葉のようでも、楠から作った樟脳のようでもあり、気分をリフレッシュさせる作用がある。殺菌作用や筋肉疲労を緩和する事でも知られている。
焼肉をするときは肉の上に葉を載せておくと味が良くなり、それがラム肉だと特に味を引き立てると言う、パン、クッキーを作るときは生地に混ぜてもよし、
髪の毛が気になる人はリンスやローションにして利用すれば思わぬ効果が見られた人もいる。

サラダバーネット
ワレモコウの花に似た可愛い花が咲き、葉をすり潰すように揉むとキューりのにおいがする。
消化促進作用や利尿効果が知られ、若い葉をサラダやスープに使うほか料理の飾り付けやハーブティにして利用する。

キャンデーミント
買ったときはキャンデーミントと表示されていたがキャンディーミント、パイナップルミント、スペアーミントと同じ所に植えていたら普通のミント=ハッカの香がして白い葉がところどころで目立つようになったので植え替えをして現在になった。
多分交雑して先祖がえりか新品種になつたようだ。ミントは交雑しやすい。

チコリ
薄いすんだ青色と表現するか、淡いブルーとカタカナを使うのがよく似合うのかは別にして朝咲き始めて夕方にはしぼむ1日花である。(今年はまだ咲かない)
炎症を起こしたときや痛風に効果があり、利尿作用がある。
花や若葉はサラダとして食べると美味しい。花のハーブティは綺麗だし、根を加工したコーヒーの代用はマイルドコーヒー並みの味がする。タンポポより確かにマイルドだ。

キャットミント
猫が好むキャットニップより背丈が低く、マッタケの香りがすると言うので買った。
確かに言われればほのかにマツタケの香りがするので吸い物に入れると喜ぶ人は多い。
発汗作用があるから初期の風邪や鎮静作用、不眠解消に効果がある。
ハーブティ、ポプリ、入浴剤にも使われる。

レモンバーム

緑色の葉が美しく、レモンの香りがする人気のハーブでミントの近くに植えるとレモンバームのよさがなくなるので注意したい。
ハーブティ、入浴剤、サラダに使い、ケーキやアイスクリームの飾り付けには良く使われる。
リラックス、鎮静、消化促進、発汗の効能があり、疲れた時の癒しには効果が見られる。

タンジー
有毒成分を含むので注意が必要なハーブ
蝶の動きに興味をもたれた方が多かったので解説したいが恥ずかしいのでやめた。
しかし不思議なのです。
このハーブの香り等には殺菌、防虫効果があるのにこの葉の上で子孫繁栄の願いをこめてお尻をくっつけている。
いいのかなー!

香りはハーブだけではない。
黒ロウバイの枝を折り、折った部分の香りは良い香りだ。



ジャーマンアイリスの香りも花の美しさに負けていない。



ギンモクセイは秋の香りには劣るけれど、今の時期にも咲き、香りを放つ。



人が香りを追う間でもミツバチは一生懸命蜜や花粉を集めている。
ふと我に返ったとき見たミツバチの巣箱でした。