自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ごみ

2008-03-23 19:59:31 | Weblog
 23日に多くのボランテァの方に作業をしてもらうために前準備を有志でする。
アジサイを植えるために穴をほる。菖蒲を植えるために川の中を探索しておく。
ここ掘れワンワンという場所を掘ったが出てくるのは瓦やブロック、そして樹脂の水道管のようなもの。
長年の不法投棄のたまり場みたいなところだ。


穴を掘ればガラクタばかりがザックザク
良い爺さんではないようだ(ここでは笑う)

同じ工事業者が捨てたみたいだ

40分かけて箕沖へ


福山市にお願いして無料で処理場へ捨てに行く。
捕まれば話は違うが
捨てた人が勝ち、拾う人は馬鹿にされる世の中だ。
こんな中、福山市の担当者の気の使い方がうれしかった。
帰りはアジサイの木を30本福山市からもらって帰り、仮植えしておく。



続いて菖蒲を確保するため予約先へ堀に出かける。
菖蒲の芽で計算すると700本ぐらい、株にすると300本程度か。
花の種類も20種以上。



少し疲れたので休んでいると
名前が思い出せない鳥約10羽がすぐ近くで騒ぐ。







「おとぼけ鳥撮り日記2」さんのブログでよく見る鳥だが名前が出てこない。
鳥撮りから目を離し後ろを見れば
白いハクレンが綺麗に咲き始めている。
赤から白への美しさを体験した。



この光景から、春を代表する俳句を思い出した。
「菜の花や月は東に日は西に」


世も変わり菜の花がコウサイタイに

月が雲間から出るのが遅い

沈む夕日はビューティフル


不法投棄がはびこる世の無常にかなり頭へきている自然だがこの景色を褒めるだけの余裕がまだある。