自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

クロテスク

2009-08-05 20:49:45 | Weblog
梅雨明け宣言の翌日
久しぶりに見る青空と白い入道雲
日本一の砂留とのコントラストも悪くない。



それにしても34.9度は暑い。
各人お茶、ジュースを各2本持ち川に倒れた草を引き揚げた。









これで8月7日、福山市と共同で行う第3回堂々川の水質調査が行える。
夏休みの自主研究に何をしようかと思う子ども達の手助けになれば!
小学生のころ親に助けてもらった学びも
今、親は会社勤めや仕事が一杯でそれどころではない。
ならば、将来の環境を守る人を育てる目的も兼ねて
お手伝いに立ちあがったのが今回の企画である。


蟻地獄を学ぶもよし
(蟻地獄はウスバカゲロウの幼虫)

馬鹿にならないようにみょうがの勉強もよし


カワニナを食べ大きくなったホタルの幼虫(最大3ミリ)を学ぶもよし


カワニナが浮いている
カワニナやホタルの幼虫は環境が悪くなると浮く




そして水の流れに任せて下流の適地でとどまる。
ホタルの幼虫がとどまる適地は水生物が沢山住む。
ここから先は7日の勉強になる。

ホタルの幼虫もカワニナも他の水生生物もグロテスクだ。
それよりも今、窓の外でヤモリが2匹餌を求めてのそりのそりと歩く。



その横には風鈴の代わりに硬炭で作った楽器が鳴る。
戴いた作品、見えにくいだろうが暗い所で黒くてクロテスクだ。



暗くて形もあまり気持ちの良い生きものは少ない。
ゲン直しに黄色のイトトンボを眺めて!