自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

芦田川の生きもの

2009-08-14 13:36:06 | Weblog
夏休みも半分以上過ぎると
子どもたちの自由研究テーマで悩む保護者は多いはずだ。
 先日のホタルの川の自由研究からもう少し大きなテーマを体験した。

芦田川について
源流域から流れる水を集めて下流の川の水を調整する目的の八田原ダム




このダムの上流に三川ダムがある。
八田原ダムができるまでは三川ダムが芦田川を守る水源だった。
今年は通年の梅雨時期が終わるころはダムの貯水率は30%台。
人の噂は75日と言うのに今はもう誰も忘れている。
13日もダム周辺の山は雨模様。



三川ダムと八田原ダムの中間地点に
希少種のダルマガエル住むビオトープがある。
この場所のダルマガエルは30km下流の
現在福山市北部、フジグラン等が立ち並ぶ前の田んぼに住んでいた。
田んぼを埋める時保護するためにこの地に移された。


殿様カエルとよく似ているが違う品種

芦田川の流れのすご傍の公園の上

簡単に写真が撮れる程住んでいる
地元の人が草刈りをして保護されているようだ


備後三川駅から一気に芦田川を下って
先ほどのダルマガエルの故郷から少し西に
福山市の浄水取水口がありそこに
芦田川見る視る館がある。
見る視る館には希少な生きものが沢山飼育されていた。


絶滅危惧種のスイゲンゼニタナゴ

子どもの頃あかまつ釣りをしていて魚

高屋川にアユ
うそー、広島県ワーストの川にアユなんて!


この館で堂々川の砂留を押したらランプがついてここかとすぐ分かる。

その堂々川で今年の6月飛んだホタルは今


石の裏に張りつく幼虫5匹

中央苔の中に3.5mmの幼虫
その左に脱皮した皮の残骸


脱皮をして大きくなってきた。
ダルマガエルと同ように力強く生きている。