自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ゴミ 0 へ

2010-01-26 20:07:49 | Weblog
つかの間の水温む、春を感じた日曜日
のんびりと鴨が泳ぐ合間をヌートリアが逃げていく



その日の朝31名の会員と櫻植栽の考え方に賛同していただいた方1名に
明治13年に完成した砂留の上でお礼と作業の安全を会長が述べる



ホタル同好会はその前身が2004年にホタルを飛ばすためにボーット川を眺める
ただ一人の人の活動から2006年4月に36人で発足した団体である
作業をするたびに川はきれいになり、毎年ホタルの飛翔が増えている
が、川や沿道に捨てられる家電、弁当の空箱、ビンカン類タバコのポイ捨ては減らない
どうするか、花を植えてみた。花は咲いたがお昼の弁当の空箱は捨てられた
「監視の目を増やそう」
単純な考えから、桜を植え、個人の名前とコメントを入れた看板を協賛してもらえる方から
出資してもらい、自分の桜管理に出来るだけ多く桜を見に来てもらう
つまり記念樹として募集したのであります
その桜を12月に植え、1月24日看板を取り付けたのである


看板を取り付ける協賛者

ソメイヨシノは病虫害に弱い木だ
だけれどホタルの幼虫が上陸する日
最高に飛ぶ日を予測するための標準木である


その他の作業は
水仙の球根を民生委員の2名から300本ほど戴き植えた


2番砂留下流へ植栽

終われば水仙を植えた斜面の切断木をロープで引き上げる


この場所は何度も書いたがマムシが多いところだから夏場の作業はできない


この場所で水の流れが見えるなんて
2年前では考えられなかった

大げさだが堂々川最後の秘境渓谷が世に出た
この渓谷の瀬が昔は100ヶ所もあった
だから江戸時代初めまでこの川を百瀬川と呼んでいた


堂々川最大の砂留6番の下方斜面
この場も草ぼうぼうだから草刈りを行う


斜面の作業はキツイ

よー日本一の砂留
長さ55mの顔を出したか


今日の清掃作業はゴミが少ない


11月の1/10だった


このまま1年ゴミのないことを祈る
ゴミの量はビン・缶の捨てられる時期に敏感に連動しているようだから
こんごは桜が監視してくれるだろう