自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

あぶない夜

2010-06-01 15:17:55 | Weblog
24節季小満 72侯麦秋至る(ムギノイタルトキ)の5月31日



中国新聞に掲載された記事ではいのししにホタルが上陸した場所を掘られて
ホタルが壊滅状態のところがあると言う。
事実昨年、一昨年の「秋麦至る」この時期に比べて天候の加減もあるが大幅にホタルの光は少ない。
それでもイノシシが来ない場所では数は少ないながら
いつもの年のように黄色い光が魅力的に流れている。







砂留付近のイノシシに荒らされた場所から少し離れた場所では平家が四匹、源氏が一匹光り始めた。
想像以上にホタルは強い虫だ。
強くても夜の世界では危険がいっぱい。
ドンコやエビが住む川





その川の草むらでは危険が待ち受けている


蜘蛛が網をはって待っている。一個所や二個所ではない



こんな姿が連想され、死んでいったホタルの死がいが5箇所


一昨日20匹ほど光った場所で5匹は自然法則にしてもひどすぎる
(何とかしてよと鳩山さんに頼んでみようか!今は止めとけ時期が悪い!)

ここから先は生物好きの皆さんだけ進んでくださいね。


ヘビトンボの幼虫

ヘビトンボの成虫


川に降りて観察するための堤防を降り易く整備していたら
不法投棄の瓦の下にムカデが住んでいた


ちなみにムカデに噛まれたら
すぐにニラ(韮)の汁をかまれたところへすりこむのがおばあちゃんの民間薬です


ムカデの子供がたくさんいる。親らしい成虫もそばに2匹いた。
おやおやここにも怖い話が待っていた。