自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

堂々川の水質

2010-08-04 17:25:37 | Weblog
 36年間中国地方ワーストNO.1の芦田川
その芦田川へそそぎ、汚れに大きく関与している高屋川
その高屋川へそそぐ堂々川の水質調査を地域の小・中学生と行った。
8月3日午前9時集合
点呼をとって目的の5番砂留川原まで約800mを歩いてごみを拾う。


23名の子供たち
すでに31度を超えていた

拾ったゴミは45㍑袋に1/3
昨年に比べても大幅に少ない


堂々川ホタル同好会と福山市の出前教育がおこなう水質調査の説明から始まった。
気温はどんどん上昇する。
飲み物はスポーツドリンク、サイダー、お茶を順備して
熱中症に対しての配慮もしたつもりだ。
町内会も協力してくださりテントを張ってもらった。


1週間前子供の参加が2名で困った困ったと
首を振ったのがウソみたいに多くの方に助けていただいた


少し引っ込み思案の子供たちも


川の中に入り自由研究の為の質問もたくさん出る


約1時間水から上がった。
2個所から水中に生息する生物を採取してその指標生物から
綺麗な水、やや汚い水、汚い水等4段階に仕分けをする。
ここらで一休みと川の水で冷やしていたスイカを切る。


若いって素晴らしい
6切れも食べた猛者がいた


本日の成果は指標生物による生物調査と化学調査を行う。
化学調査は試薬を使った。少しピンク色に変色した。



「本流はやや汚い水、支流の水は綺麗な水」
今回が4回目であるが綺麗な水の判定は初めてである。
8月4日の中国新聞では古里の川は良好な水質を保っていると記載された。
ところで子供たちと食べたスイカはカワニナの餌にするためホタルが飛ぶ場所へおいた。
一時間後にはカワニナがスイカによってきていた。
カワニナはスイカやメロンの皮は大好物である。



今回の水質調査は多くの人のご支援で大成功でした。
みんなが帰ったその後はまた静かな堂々川が戻った。


アシのいっぱい生えていた川は綺麗な小川に

カラスアゲハが水辺て舞った


が一六の野郎はまだ出没している。


ししが土を掘った跡


中国新聞の記者さんがこっそり渡してくださったデーターでは竹炭が効果を出したとのことでした。
さっそく竹炭を撒くために準備することにした。