自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ホタルの総会

2012-06-18 11:03:42 | Weblog
6月17日 23年度の堂々川ホタル同好会の総会を行った。
今回は新会長の選出をはじめとし、規約の改正等重要議案も提案された。
副会長が議長として取りまとめ、事務局長が説明をした約60分
提案された内容はすべて満場一致の拍手で承認された。


総会
新会長のあいさつ


会員参加35%の少しさみしい総会だった。
事務局としては爽快な気分が少し陰った瞬間だった。
総会は新会長の草笛「蛍」の音が鳴り響いた。
草笛は高音発声が難しいがそれを素晴らしい音色で〆られた。
我々にとってはうれしい瞬間だった。
総会の後は記念講演を広島国際大学の講師及び日本爬虫両生類学会の会員
朝日テレビのビデオ「自然賛歌」の監修
広島県の熊野・高野・鎌刈等の町誌を書かれている大川先生にお願いした。


聴衆も増え
主催者発表約100人


演題は「カスミサンショウウオの西日本の3つの大きなグループ」







約1時間 小学生が黙って聞いていたから誰でもわかる素晴らしい講演内容だ。
続いて事務局長がホタルの光を観賞できる時間に合わせて
3月16日東京砂防会館で話した報告会を行った。
もちろん堂々川の素晴らしさもパワーポイントを使って話したが
自分の話はさすがの事務局長でも撮影することはできず画面はない。

目が肥えている人は19時50分過ぎからホタルの光が観察できるので
その前に堂々川へバス2台で移動した。
19時53分時間通り初光が観測できた。
各自の車で行きたい希望者が多かったが車の光でホタルが見えない
クレームをなくすためにバスを利用してもらった。





が20時を過ぎた頃から2日間連続雨の為待ちかねたように
ホタル見物の車が押し寄せ始めホタルの光はたびたび遮断された。
権限はないが車の規制も各方面にお願いする時期かもしれない。


これだけの光では
ホタルの光を見るのは無理

本日の光


20時35分にはバスは堂々川を離れた。
昨年のホタルは17日がピークだったが今年は昨年より半分近く少ない。
2日続いた強い雨にホタルが負けたのか残念な結果になったが
多くの人はこの場では満足していただけたようだ。
でも翌日の井戸端会議ではどんな話が飛び交うか。人さまざま故、評判が楽しみだ。
公民館の会場まで皆さんを送り届けて再度堂々川へ


花に止まるホタルの力は弱い



いたるところで蜘蛛の餌食になるホタル


本日だけでも蜘蛛の巣にかかったホタルを見たのは20匹以上。
これがそのままバスの前で光ればみんな満足しただろうに!
たら・ればは話しても仕方がないがもったいない。
今日の締めは珍しいヘビトンボの成虫のまともな姿だ。



堂々川をここまで綺麗にしてくださった同好会役員の皆さま
草処理をしてくださった福山市の方がた、会場作りに協力してくださった公民館の皆さま
今回も多くの人にご支援してもらい無事総会と観賞会が終われました事にお礼をいいます。

ありがとうございました。