自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

悪い事

2012-07-07 10:59:06 | Weblog
ー石川や濱の真砂は尽きぬとも 世に盗人の種は尽きまじー

義賊石川五右衛門の辞世の句とも言われている。

悪い人と云われていても権力者秀吉に立ち向かう根性
生活困窮者にはそれなりの支援を行う人だったと講談師は言う。
五右衛門はさておいて、別の好男子の独り言だ。
5日の堂々川の悪はいやらしい悪だった。
雨の中、川の巡視をしていたら
道路に4人分の箸と弁当の空き箱、そしてコーラの空き缶。
「コーラ」と声を出しても帰るこだまは小さい「こーら」


雨の中堂々公園で食事をし、帰りの道でポイ捨て!


捨てられて1時間以内のようだが誰も拾おうとした気配はない。
車が缶をつぶしている。
川の中や草の中でなかっただけ○か! 拾うのが楽だから・・・
ゴミを拾い、上流へ
ハンゲショウやシラン、コウリンタンポポ、斑入りミズヒキソウ、吾もこう等
を植えた5番砂留の川原で目を丸くする。
植えたシランを掘り起こしている。


誰がした。見た人はいない
つまり誰も知らん(シラン)


猪の仕業と疑うが1株毎に掘り起こしている。
16本残す等ししの仕事ではない。


ハンゲショウは被害なし
早めに半分白旗を上げたからか


再度植え直した。
ゴミを捨てる輩の種は濱の真砂同様、種は尽きないようだ。
どこまで続くか捨てる、拾うのいたちごっこ!
そろそろ拾う方が疲労してきた。

梅雨も終盤、夏は近い。
昨日から降る神辺の雨量、7月6日15時から7月7日4時までの総雨量57mm
最大時間雨量は3時~4時台の26mm、2~3時台12mmと国土交通省の掲示板で見た。
梅雨も末期になると例年通り?集中豪雨が襲ってくる。 
しかし、自然界では夏がやってきたのを見ることが出来た。


鳥の雛も元気に飛び回っている
時々親がえさを与える程度まで成長


遠くの山も雲が立ち上り雨は遠のいた。



砂留から落ちる水は相変わらず残るが



蝶は舞い


ジャノメチョウ

ベニシシジミ


ひまわりの咲く姿も



梅雨が明ける指標「ニイニイゼミの初鳴き」も確認した。



蝉の宣言、梅雨明けは文献等にはなく、我が作成の指標だがよくあたっている

色々な人的被害はあっても自然はちゃんといやすことを知っている。感謝!