自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

古墳に看板付

2015-10-13 21:04:10 | Weblog
曇り空、お昼過ぎ少しの雨
暑くもなく寒くもないが風が吹くと脱いだ服が欲しい天気。

栗の実が林道に落ちている。
猪と人間の先陣争い、昼間は人間が勝つようだ。


栗の木

道路に落ちた栗


周囲に栗の皮が一杯散らばっている。
猪は栗を上手に食べている。

11日、下御領生産森林組合の有志が山を整備するため
草刈り機やのこ・鎌持参で松の下枝や笹を刈り、松の生育を助ける活動をした。
この年になると山歩きや山作業はきつく感じる。




でも組合の理事兼「御領の古代ロマンを蘇らせる会」の首謀者なので作業に精を出した。
作業予定の範囲には古墳が20基はある。
古墳の周りを綺麗にするのも仕事と頑張った。

翌日12日、「自転車と遺跡を楽しむ会」のメンバー12人が
古墳に看板を取り付ける作業を行う。
福山市市制施行100周年の記念事業の一環だ。
すでにこのチームは220基を超える古墳を見つけ
GPSを使って地図に落とし込んでいる。
過去に済ませてあるはずの行政業務がこの地区だけは外れている。
関西地区を除いた西日本最大の古墳時代の遺物を世に出している。
行政がするとかなりの作業費が必要な作業をボランティア団体が行う。
つまり、「ただ」で文化財になる仕事を行っているのだ。
10月17日行政主催の歴史ハイキングが行われる。すでに定員を超えている。
もう一つ、森林組合の組合長がついに怒った。
林道は今年の雨で多くえぐり取られており、車の通行が難しい。
土のうの支給をお願しOKがでていたが6ヶ月経っても何もしてくれない。

ある市の公務員は休みの日に出て無償修理をしているのにこの地は
何もしない。誰が悪いのだろうか。多分現在の行政担当者ではなく
過去の歴史に問題があるのだろう。深く追求してはいけない。

古墳がわかるように看板取り付けを行った。









パワースポットの古墳、精霊の古塚


当然取りつけた


古墳の入り口は自分が住んでいた場所に向けて作られているそうだ。







御領遺跡が見える


なるほど卑弥呼時代の大型船の船型が描かれていた土器の発見された方向に向いている。

林道から入り口が分かるように看板を取り付ける。




今回の看板取り付け作業時に新発見された古墳が3基と壊れているため?の付くもの1基
見つけることが出来た。






この古墳、前日森林組合事務局長が場所を教えてくれた所
新発見で新しく確認できたものだ。
しかし、笹や枯れ枝で通行が難しい場所なのにこんなところまで作業をしていたとは
感謝しても感謝しきれない。