自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ほたるが

2011-06-27 21:26:25 | Weblog
くもり空だが雨は落ちてこない。
散歩の途中にホタルガ飛んだ。
網は無いがつかまえよう、とろうと追いかけた。
木の茂みに入り見失った。よく探したら蜘蛛の巣にかかっているホタルガを見つけた。


何日も前につかまったらしい
この蛾特有の頭の先にある赤が消えている


その夜、堂々川には大勢の人がホタル見物に来られる。
多分ホタルの数より人の数の方が多い。



土曜日の夜、今年ホタルを見られなかった家族が最後の望みを持って堂々川に来られたらしい。
数人の人に聞いた。
「来てよかった。月曜日学校へ行って自慢できる」
「堂々川のホタルはものすごう飛んだと言うから来てみたがまだ飛んでいた」
「面白いお爺さんがホタルの説明をしてくれたり、ホタルに触らせてくるらしいから」
もうすでに、黄色いジャンパーは着ていないので目の前の人が本人と知らない。

飛ぶ数の欲を言わなければ、まだ後数日はホタルを見ることは出来る堂々川
それでも日曜日にはホタルの幟は撤去することにして6月の定例会を開催した。
参加者は少ない。
目標は幟の撤去、彼岸花の植栽、ゴミ拾い、桜の花の周辺の草刈り。
参加者が少ないときつい仕事になる。

26日の朝
アザミにやって来た蛾? いつの間にか出来ている憩いの場
ひまわりやスズラン等の花壇が出来ている。


アザミにが

会員のこんな工夫もゴミの減少につながる


参加者はゴミを拾い、彼岸花を植える。
草が邪魔だから草刈りをしてヒガンバナを植える。







広島県最高レベルのヒガンバナが咲く堂々川を目指して黄色、白等を植える。



今年も公益信託サニクリーン環境美化基金がいただけるのでその資金を使い球根を買う。
RCCや全労済の助成金で植えた桜の木のオーナー制度を維持するために
ほとんどのオーナーは知らんぷりだが草は刈っておいた。
熱射病の危険もあるので2時間半で作業は終わりにした。


今日は蒸し暑いので早見に切り上げたから約30本の整備になった。


同好会の人は汗を流しています。
看板に自分の名前が入っている人は約束通り年数回は管理する協力をお願いします。

ホタルガまだ飛んでいるが幟の撤去。幟もホタルガの運命!
残念なことに29本の幟のうち26本は破れたり、使用不能になっていたのでゴミにした。

今回のゴミ拾い、
昨年に比べ、飛んだホタルの多さと、来訪者の多さは比例しているのだが
ごみの量は反比例して格段に少ない。


多く見えるのは破れた幟


応援してくださったマスコミの方々、ゴミの持ち帰りPRの効果が出ています。
ありがとうございました。

追伸
神辺町観光協会の広報誌「かんなべ浪漫」が7月1日に発行されます。
堂々川ホタル同好会の取り組みが1面に載ります。
ここでもご支援をいただき感謝です。

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
山野から (はじめ)
2011-06-28 01:50:42
自然を尋ねる人さんこんばんは
初めて書き込みをさせていただきます。
花鳥風月庵というHPを運営しておりますはじめと申します。

ホタルが飛ぶ自然を守るというのは大変なことだと思います。
福山市内でも各地でホタルを保護するべく活動をされている方が多くいらっしゃるわけですが、それは地域でホタル祭りなどのイベントを開催してPRする目的だけではなく、純粋にその地域の周りでホタルを飛ぶ環境を後世にまで守ろうとされている人々もいらっしゃいます。

そういった中に山野峡というホタルが飛翔する地域があるわけですが、あるときそちらで蛍の乱舞の写真撮影をおこなっていたところ、数人の方々がホタルを捕獲しておられたのです。
聞いてみると今年は飛びが悪くて、ゲンジのメスを捕まえて持って返りたいとおっしゃられる堂々川のホタル同好会の人々だそうです。

気になりましたのは捕獲されていたあたりはその上流のお宅の人がその地域の人たちに呼びかけ、毎年川の掃除や草刈りなどをおこなってている場所だということです。
ホタル同好会の方がホタルを捕獲して別の場所へ連れて行くということに私は少し驚きました。
もちろんお互いの地域の方の同意があってからこそ可能なのだとは思いますが、こういったことは地域の間でよくされていることなのでしょうか?
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遺憾 (自然を尋ねる人)
2011-06-28 10:46:30
コメントありがとうございます。
今回のケース普通はあってはいけないことだと思います。
ホタルの飼育は言われるようにメスを1匹とり、雄を数匹籠に入れ卵を産ませますが各地区自前のホタルでやられています。
その後孵化した幼虫を譲渡するのは県東部、岡山県西部で3か所ほど知っています。
堂々川では発足以来、生態研究の飼育以外はしないことにしています。
間違いであってほしいと思っています。
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Unknown (縄文人)
2011-06-28 10:57:22
ホタル乱舞大成功
  きっと皆さんの課をがほころんでおられたことでしょう。

草を刈る、ゴミを拾う、彼岸花を植える
また来年再来年へと後世のためにも
皆さん一丸となってこれが大成功へのつながりでありましょう。
お疲れさんでした。

    ☆ ホタル飛ぶ 彼岸花植え 大休止

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ご苦労様 (まよこ)
2011-06-28 11:22:08
自然を尋ねる人さんこんにちは。
堂々川の蛍劇も会員の方々の裏方の協力で無事に終わり何よりに思いました。
ご苦労様でした。
暑い中での明日に続く作業熱中症にお気をつけてください。
より美しくより綺麗な桃源郷に向けて頑張ってください。

ゴミの量が少なかったのは嬉しいお知らせでした。

アザミに止まるのは蛾ではなく セセリチョウだと思います。
蛾では可愛そうです。
良い写真でした。
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セセリチョウ (和三郎)
2011-06-28 15:18:03
↑の言うとおり、セセリチョウの仲間です。
たぶん、ゴマダラセセリかダイミョウセセリでしょう。
分類学上は、蝶も蛾も同じ鱗翅目で、区分はありません。
日本には6000種くらいの鱗翅目がいて、
その中で蝶と呼ばれるものは、200種ほどにすぎません。
ほとんどが蛾ということです!
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ホタルのあとも。。。 (紗真紗)
2011-06-28 16:54:26
自然を尋ねる人さま~こんにちは~♪

タイトルの「ほたるが」・・・
あのホタルがどうにかなってしまったのかと~。(-“-)
あぁ~「ホタルガ」って・・・
白い線が♪のように「ハ」「ハ」、「ヘ」?と羽ばたくのですね~♪
・・・ユニークですが蛾なのですねぇ。。。

とうとう蛍郷でのホタルの舞は静かに終わりを迎え、
寂しい気持ちでいっぱいですが、
ホタル同好会の方々のご尽力に頭が下がります。
勿論もちろん~あの蛍おじさまにもです。。。(*^_^*)

広報誌「かんなべ浪漫」の発行がもうすぐ、楽しみです~♪
これはブログでご紹介いただけますと嬉しいです~是非に。。。

あぁ~次には・・・
あの摩訶不思議な雰囲気で人を虜にするヒガンバナが出番!
何しろ広いですので草取りもタイヘンなこと、熱中症に気をつけて。。。
ほんとうにお疲れがでませんように~いつもありがとうございます~♪
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Unknown (NANADSK)
2011-06-28 17:58:44
今日は 静かな堂々川が夜になると賑やか 関係者は嬉しいでしょうね
今度は彼岸花ですか 何と多忙な事
陰の功労者  何処かで誰かがちゃんと見ているのでしょう
私は遠い所で しっかり応援していますよ。
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Unknown (るな)
2011-06-28 20:42:38
螢に縁のない生活をしていると、
さて、いつ螢が飛ぶか光るか、全く知らず、
ふと見たテレビや新聞で知り、さぁ出かけようと
出遅れます。
生活の暦の中に螢がないのは淋しいことです。
(旬のハズの食べものも、ほんまの季節がわからなくなってきていますが)
桜、螢、彼岸花、季節感がいっぱいですね。

この暑い中、皆さまのご苦労に敬礼です。
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おめでとう (さかちゃん)
2011-06-29 08:00:09
自然さん努力が実りましたね、
今日29日の中国新聞に掲載されてました、
厚労者表彰おめでとう御座います。
お疲れさまでした、
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