自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

月食の夜

2012-06-05 20:54:14 | Weblog
月が雲間に隠れて見えぬのが幸いして
ホタルの光りが多くなってきたのがよくわかる。


くもり空の為月食は見えない


昼間は花と蝶を追う。ホタル見物の人たちに少しでも多くのホタルを見てもらうため草も刈る。
堂々川には想像以上に多くのがチョンがいる。


刈った草から顔を出す

この蛾?すでお亡くなりになっている


櫻の枝を自由に切り取る蛾の幼虫。誰も許可していない。
逮捕して死刑と言う手もあるが本日は仲間をおびき寄せるため、見て見ぬふりをする。
先日仲間のブロガーから教えてもらったウツボグサが下の方から厳しい自然の営みを眺めていた。






夜になる。
堂々川本日(4日)のホタルの数、6月2日と比べて約100匹多い。
と言っても270匹ほどでまだ前年の33%。しかも前年は平家ボタルは少なかった。
ホタルの舞いを見ていただく。
1番砂留付近


4匹の舞い


5番砂留寒水寺入り口付近東で10匹ほど発見


光りが見える5匹の内の3匹の舞い


おなじみの日本一の砂留付近、12匹発見の内


4匹の舞い


数は増えたがまだ他所のフイールドに比べると源氏ボタルの数は少ない。
他所は


バルブ開放 レンズf2.8 時間約1分


ほぼ同じ場所で


30秒開放


他所の話はもうよそう。
今に見ておれ堂々川もこのぐらいの数は追いつくから!

本日のホタルの勉強
♂のホタルが約10匹を超えると同期発光を始める。
つまり、約2秒間隔で♂が光り、オスが光らない時メスが光る。
メスが下方で光るのは羽化後5日間ぐらいまでと言われ
その間に交尾して卵を産む。
卵を産んだ後のメスは身体が軽くなるので♂と同じように飛翔をする。

夜の堂々川

2012-06-03 22:00:07 | Weblog
カメラを提げて夜の堂々川へ
今日も記録と生き物の保護のために出勤する。
定点観測を始めた本日2日の堂々川のホタル数
合計171匹 内平家ボタル120匹
よって他のホタルが飛ぶ場所と比べると光りは非常に少なく感じる。
が堂々川は例年他の地域より遅いので心配していない。
逆に現状では昨年より平家ボタルが多い分多くなる予想が成り立つ。
源氏ボタルは堂々公園の中央付近の広くなった場所や6番砂留付近で10匹強が飛ぶ。


日本一の砂留を今年も飛んだ。


石積みが崩れて大量に砂が流れたのでO予想をしたが外れた。
見学者は砂防の上には絶対に上がらない、入らないを守ってほしい。
源氏ボタルが飛び立つ瞬間、ピントが合っていたらなー。



平家ボタルが下流域では大量に飛ぶが光りが弱いため橋の上からは見にくい。
それでも目を凝らして見ていると次第に数が増えて見えてくる。







夜の堂々川の生きものを紹介する。


ヌマエビ?身体が青になってくる


よく太っているドンコ



昔は水田に大量に住んでいたが今ではタガメ同様数を減らしている。


タイコウウチ

交尾を始めて見た
2組が交雑するから見る側は迫力を感じる


橋の上からは観衆の声もかかる21時過ぎ
追うつもりはない夜の蝶に魅せられた。


キタキチョウ?


堂々川のホタルはまだ本格的ではないのに
早くて飛べ光れと家族連れが何組も来られる。
堂々川より服部のホタル祭りを薦めるのだが
2~3匹しか光らないホタルを眺めてたちさらない。
堂々川ホタルファンはありがたい。
が、あの草が邪魔してホタルが見えにくいとの声も聞こえた。
草刈り、ゴミ拾いを協力してから言って欲しい言葉だが
3日、3番砂留川原の草刈りはガソリンがあるだけ刈っておいた。

ヘビトンボ

2012-06-01 21:09:31 | Weblog
朝は朝星、昼陽星、夜は夜星で
雨が降らないから畑の紅あずまの苗は日干し。
最近のお天気と我が行動をシンプルに表現して見た。

飛行機が爆破された画像、ニユースにならなかったから
夜遅くまで川で遊んだせいで、幻影にでも出合ったのだろう。


ジェット機の衝撃像 

月が昼間に顔をだす


かなり気温も上がった昼過ぎ
猪被害が増え、しかも昼間から猪目撃情報が増えたので福山市に駆除申請
許可が下りたから獅子檻を4番砂留から1番砂留脇まで移動。
獅子檻の移動を4人で行う。これが本当のしxし=16。


4番砂留を超えて

1番砂留の脇へ


危険だから檻の近くには立ち寄らないで!

昼の星の下で1つの作業が終わった。
ここからは夜の作業記録である。
堂々川でホタルが光りはじめるのは19時53分頃から。
暗さの様子で多少違うが20時からなら、ほとんどの人はホタルの光を見つける。
20時15分堂々川でようやく飛び始めた源氏の舞い。
他所のフィールドは約200匹の所もあるが我が1番砂留下は1匹の舞い。


黄菖蒲に勝負されて光りが見えにくい


上流まで約800mを歩き確認、本日のホタルは 源氏ボタル28匹。平家ボタル45匹。
まだピークは10日以上先である。


堂々川の源氏ボタル♀


今晩もあっち、こっちの生き物からSOS信号が飛んでくる。


平家ボタル蟻に襲われる


と言うより蟻の行列に羽化してまもない平家ボタルが近づいた。

ヘビトンボからのSOS
ヘビトンボは今の時期、羽化する。
今年は羽化する場所に蜘蛛の巣が異常に多く3匹が羽化で困っていた。



助けたがすでに絶命。蜘蛛のお腹は満腹まん丸。
続いて救助


蜘蛛の糸が痛々しく見せる


助けはしたが翅が破れている。



今後生きていけるかどうか疑問符がつく。


ヘビトンボの幼虫
水の中で暮らす


ヘビトンボは綺麗な水に住むため
水に住む生物で判定する水の綺麗度、
最高ランクの綺麗な水の指標になっている。
普通里山で発見される割合は少ないがなぜか堂々川には沢山いる。
また今回
成虫と幼虫を同時に掲載したが成虫を見る機会は少ないと思う。

今日の最後は22時頃の堂々川以外の場所のホタルの光。
バルブで1分程度の開放。



近くに街灯があるので綺麗とは言えないが!

夜は夜星と源氏の光
ところであんた、あんたはホタルの何なのさ。