自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ヒガンバナの終焉

2015-10-04 10:32:04 | Weblog
友遠方より来る。その時堂々川の美一つが終わった。

約1カ月楽しませてくれたヒガンバナのシーズンが終わった。
近々、総括をして新しい計画を練らなくてはならない。
看板撤収。


堂々川ヒガンバナ花色紹介


撤収した看板は11月御野公民館の文化祭の際役立つらしい。


使い方は一任でパネルごと寄付した


造花と比べるのはぞうかと思ったが自然の産物も負けてはいない。
副会長と看板を取り外し後、ふと背中を見るとカマキリが


名残惜しいのはお互いだ


撤収時期の自然を調査


ミゾソバ


ヒガンバナの球根3年目で3つの球根に分かれている。


白花球根の分球


猪が掘り上げなければ来年は5球に変身していると想像できる。

今年はジョロウ蜘蛛が多い。人が歩けば蜘蛛巣が巻きつく。




こちらの蜘蛛はオス2匹と一緒


3日の快晴を選んだように中部地方から友人が古墳と砂留を見学に来る。


古墳の丘から見る御領遺跡

古墳

古代ロマンを蘇らせる会の人が整備している


今回砂留を見ながらいろいろなことを教えてもらった。
又、難問解決のヒントも貰った。
冊子発刊には間にあわないが来年のサミットにはまだ十分時間がある。

近くの同級生はエレクトーンを無償提供すると電話があり、駆けつける。
小学校へ連絡して使えるものなら欲しいと。
先生が来られて使えると判断。
車に乗せて学校まで配達。


子供たちが音楽室へ運ぶ


めでたし、めでたし。
焼却寸前のものが生きて又使えるようになった。


御領の古代ロマン

2015-10-01 17:50:26 | Weblog
不法投棄が多いため対策として植え始めたヒガンバナ。
9月初めから約1カ月綺麗に堂々川を飾ってくれた。
その花見も終わり、10月からはイベントが始まる。
堂々川から御領山にかけて古墳が沢山あり(1説には870基)
この古墳。
これだけの古墳(お墓)があると言うことは古代のこの地は
一大集落都市があったと言えるが現在では表向きは見るものは無い。

ヒガンバナは最初、御野小学校の生徒と一緒に植え始めた。
その御野小を紹介する。


御野小のシンボルケヤキ

大きさ


御野小の古い校舎が昭和40年頃、堂々川の1番砂留西の河原に
老人保養施設として移築された。このときこの場では冷泉がでていた云われている。


当時の写真


この小学校体育館で福山市市制施行100周年記念行事に応募し、採択された団体
堂々川ホタルや森林組合、遺跡を楽しむ会・ふる里会がコラボして
「御領の古代ロマン、御領遺跡・古墳群・御領山の砂留」をテーマに講演会を行う。
講師は公益財団法人広島県教育事業団埋蔵文化財調査室 室長 伊藤実様
大学の教授にも依頼している。

講演資料並びに記念冊子60ページ全カラーを作るために昨日広島まで出かけた。
保管されている文化財の1部の写真を撮らせていただいた。


新聞でも話題になった絵入り土器の破片

他地域で出土、動物の足形がある土器


この講演会11月21日 土曜日 13時30分から約90分 御野小学校

地元の人以外でも、どなたでも無料 体育館だから200名定員にしているが
300名までは可能であり、未発表の今から問い合わせが沢山入りだしている。
自分も数ページ砂留記事を枯れ木もにぎわいと書いたが、
御領の古墳群は大学教授でもうなる足で稼いだ貴重な資料。
今まで盗掘はしても寸法や場所の記録はほとんどない関西以西最大の資料。
御領遺跡は100次にもなる発掘調査の専門家にご指導してもらえたもの。

古墳は堂々川4番砂留脇の林道沿いにある。


会で作った看板


御領遺跡を山から見る


この遺跡から先紹介の土器が発掘出来た


古墳、地元では貝塚古墳と言っている


墓地管理者に内緒で草を刈って見やすくした


整備した古墳


小さなものだがロマンを感じる


ヒガンバナが終わり、幽霊花と言える姿が見える堂々川と御領山周辺
10月、11月、12月私だけでも各月1回はガイドを引き受けている。
いや強引に押し付けられている。