夕べ赤い月を見た 赤つながりで 赤い達磨これは縁起物
達磨職人 長橋秀明さんは 藤枝達磨を作る5代目職人だ
達磨の木型も見せてもらった これもご自分で作られるそうだ
藤枝達磨は小泉八雲が好んだ そのために八雲だるまともいわれている
特徴は ビンが8の字になっているところだ
17の工程があり 一つ仕上げるのに1年かかるという
達磨が赤いのは 高僧等が用いる 高貴な色とされ 魔よけにもなるそうだ
林家正蔵なら「赤いペンキを塗ったから」と答える
ところが永橋さんは カラー達磨まで作ってしまう
黄色い達磨が幸運を招くという話を 面白く聞かせてくれた
カボチャ型の達磨や 耳のある達磨 などの種類があるのも知った