年末近くなり 町に明るいと思われるような話題があった
静岡新聞夕刊は「妻2年半ぶり帰る」と報じた
行方知らずになっていた白鳥のつがいのメスがもどってきたという
喜ばしい話題で今朝の「大自在」でも紹介されていた
しかしそのことより この白鳥は人間の手によって飛べないはず
それがどうして逃げたのかまた戻って来るのが不思議だった
私は以前ブログへ書いたことがある
「池の白鳥はなぜ逃げないか」などと
記事を読むと 大雨で水かさが増し流されたらしい
それが30キロ離れた大井川河口で見つかり
自治会長らの手によって捕獲され連れ戻されたようだ
事情はともあれ 再会の話題は明るい
この池の伝説は京都島原の遊女「野守太夫」が
名僧夢想国師を慕ってこの地まで来たが
修行の身ゆえ逢えぬと知り 悲観して身を投げた
それで池の名称は「野守」なったとされる悲恋の池
それが今回の白鳥の再会で出会いの池になるかどうか
でも出会いは町の善人の手助けが必要かもしれない