お寺の住職が亡くなり1週間が過ぎ きょう密葬が行われた
本堂は僧侶や家族 世話人などで埋まり 一般会葬者は外でご焼香させてもらった
儀式終了後に本堂に安置された僧侶の棺に献花させてもらい最後の別れをさせてもらった
出棺は世話人の手で運びだされ荼毘に向かわれた 本葬は1か月後に行われる
私の親が先代和尚のお伴で托鉢の手伝いをさせてもらった
親の法事でその礼をいわれ献杯をしてくれ恐縮したこともある
住職と同年ということで親しくさせてもらい
同窓生の集いを寺で開き 寺のお酒を飲んでしまったこともある
住職の訃報を知らされた檀家の人々は皆 「良い坊さんだった」
「惜しい人を亡くした」と口をそろえる
早くに伴侶を亡くし 寂しそうだったが 病に倒れる寸前まで働き続けた僧侶
息子に職務をゆずりゆっくり隠居したかっただろうがそれは叶わなかった
闘病中は後継ぎの息子が頑張り通し 今は すべて任せられる存在になった
そのことが救いだろう どうか安心してあちらの世界でゆっくりしてください 合掌