ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

秘湯 奈良田温泉白根館

2015-10-15 21:27:45 | 日記


営業時間は13時からだった 何も調べずにやってきたので2時間前に到着 
昼食はやっていない奈良田温泉白根館 山梨県早川町にある

おとといの夜マツコの番組を見た妻が行きたいといった
テレビで放映すれば相当混むだろうと予測したがさすがに2時間前では誰もいない

時間つぶしには近くに白籏史朗記念館や歴史民俗資料館などがあったが
そこには入らず町営女帝の湯でも風呂にも入らず館内で食事だけした

なんとしても今回は白根館の湯に入ろうと館の前に車を止めて寝て待った
時間近くには数人がやってきたがほとんどが 静岡ナンバーの車だった

風呂は女湯の両際に男湯があった 先に露天のほうに入った
内湯に行くには女風呂の前を通らなくてはならない

衣服を着ていかないと風呂から出てきた女性とすれ違う
そんな話をしていたら 一緒に入っていた青年がタオルを巻いていけばよいというのでそうした

その青年もそうした 運良く女性とは対面しなかったが 
脱衣籠に脱いだ衣服は露天に置いてきたので またそこまで戻らなくてはならない

決死の覚悟で突入した それはともかく 
温泉は熱くもなく ぬるくもなく ちょうど良かった お湯はぬるぬるして

肌をこするとつるつるすべすべで 気持ちが良い美肌の湯
透明 グリーン 白濁と天候により 色が変わるというが違いは分からない

奈良田は 南アルプスの秘境 女帝伝説の隠れ谷 陸の孤島 異風な方言
古典民話の里 武田信玄最恵待遇の村 焼き畑農日本最後の村などが形容する言葉

健康にすぐれなかった女帝孝謙天皇がこの地に滞在され温泉に入浴され病は全快された
女帝の故郷奈良に似ていることから奈良田と命名されたという伝説もある

秘湯といっても走りやすい道路で難なく来れた
白根館の若女将も感じが良く好感が持てる

入浴後の肌もつるつるしていて 帰路の運転はハンドルを持つ手が滑る
今度来ると時には安全運転のために手袋が必要かもしれない