日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

輪島の段駄羅(だんだら)

2007-08-23 | つれづれ
長い間、石川県人をして来ましたが、素敵な言葉遊びが能登にあります。
能登半島地震の被災地である輪島に段駄羅(だんだら)という
言葉遊びがあります。(つい先日知りました。)

これは輪島塗の塗り氏たちの間で流行っていた遊びらしいのですが
5・7・7・5の文字の中に二つの異なった情景を入れるという制約がある上に
一番難解なのが7・7の部分は同音異語でなければならないという
非常に頭を使い、時間を使う遊びのようです。

以下にいくつかの作品を並べて見ます。

段駄羅の    色紙に掛けた(シキシ二カケタ)
     じき詩に書けた(野口雨情)(ジキシニカケタ)  鳳来山


秋日和   運動しょう
      うん、どうしょう   この縁談

買物は   松坂屋にて
      待つさ蚊屋にて   何時までも

知事の椅子   五期ぶり選挙
        ゴキブリ占拠   父の椅子


加賀料理   かぶら寿しだね
       被らずしたね   コンドーム


どうでしょう?
なかなか面白い言葉遊びではないでしょうか?

この春、能登沖地震で
ただでさえ過疎化していた能登半島が
本当に死に掛けた街のようになってしまいました。
そんな中で、言葉遊びで元気な街づくりもやろうとしています。

もしもご興味ありましたら段駄羅(だんだら)を
一句ひねってみてはいかがでしょうか?


上記段駄羅(だんだら)の句は次のHPから拝借してまいりました。
句ができましたら是非とも投稿してあげてください。


 輪島段駄羅同好会研究会の「平成段駄羅作品集」
 http://www.notokuni.jp/~dandara/sakuhin.html


頑張っています! 能登半島
  忘れないでね! 能登半島  (これはだんだらでは有りません)


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心で動かす

2007-08-23 | 経営改善
人の行動パターンは色々あります。
怖いから動く
心配だから動く
楽しそうだから動く
自分の使命だと思って動く
イヤイヤ動く
・・・・

あなたはどれでしょうか?
自ら動く場合は、その動機付けは自分自身で出来ます。
しかし、他人を動かす場合はそういう訳には行きません。

では、お金で動くでしょうか?
役職で動くでしょうか?
ご褒美で動くでしょうか?
いずれも答えはNOです。
人が動く動機は複合的なものです。
大切な動機はやりがいや達成感であることは明らかです。

是非とも人を動かす時には
ただ命令するだけにはしたくないものです。
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我が身は横において

2007-08-23 | 他人のフリ見て我が身を正す
家賃の値下げ交渉に入りました。
アルバイトは全員辞めて貰いました。
正社員も減らしました。
経費は極力抑えました。
後は先生の所の報酬だけです。いくらにして貰えますか?

こんな電話が掛かってきました。
答えは「報酬の改訂はできません!」です。
それは何故か・・・・。

私がケチだからです。

そんな結論にしてしまうと面白みは何もありません。
答えは「順序が違うからです。」

経営者は船でいえば船長です。
船が遭難しそうになった時は
乗組員の最後の一人まで脱出させた後で無いと
自分が船から脱出することはないといいます。

しかし、冒頭のような対応に
「社長自身の責任と我慢」が全く入っていないのです。
経営責任と反省が無ければ企業再生・再建はありえません。
経営者が自ら苦しんでこそ周囲が助けの手を差し伸べてくれるのです。
にもかかわらず、自分の責任の所在は一切口に出さず
周囲に負担を押し付けるばかり・・・・。
これでは誰も親身になってはくれません。

私が常日頃から言っている
「人の首は切っちゃダメ!人殺しになります。
人殺しは必ず仇討ちに遭うか、死刑になります。
絶対人の首は切っちゃダメ!」
この言葉も無視されてしまいました。

自分の足元を見つめ直すことをせずに
外部に責任の所在を求めるだけ
こんな経営は絶対にしてはいけません。


勿論この事は社長に直にお話ししに行きます。
きっとそこで関与は終了ということになってしまうのでしょうけれど・・・。
身を以ってお教えできる最後の経営アドバイスになってしまいそうです。


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