日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

人口格差は世界経済の色を塗り替える

2007-08-25 | つれづれ
中国の高所得者は人口の約5%と言われます。
高所得者層とは年収2000万円以上(これは色々な説があります。)を言うそうです。
そして、中国の人口は約13億人です。
総合すると中国では13億人×5%=2600万人の人たちが
年収2000万円以上ということになります。

ただいま中国は毎年10%を超える経済成長率です。
この原動力になっているのは間違いなくこの富所得者層です。
そして、月光族といわれる若者達です。

因みに月光族とは、
一月の収入の殆どを使い果たし、
貯金もせずに今を楽しむ若者達です。
そして、この月光族の親の殆どが高所得者層の人たちだそうです。

日本においても当然高所得者層はいます。
しかし、人口は中国の十分の一
数にすると260万人ということになります。
これでは消費額に大きな差が出てしまいます。
即ち、成長率の大きな差になって出てきてしまうのです。

つい数年前まで中国は遅れていると思っていました。
しかし、いまや日本人を追い越す高収入の人たちが
日本人の何倍もの数、いるのです。

人口格差は、世界経済の色を塗り替える
そんな時代になったようです。

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木を見て森を見ず

2007-08-25 | 危機管理
明日の資金繰りができない会社があります。
訪問すると社長は新規事業の立ち上げに懸命です。
会社は明日の資金繰りに頭を痛めているのに・・・・。

お客様からクレームが来ています。
訪問すると社長は売上げの事ばかり話をします。
お客様のクレーム電話が鳴り続けているのに・・・・。

製品の精度が上がらない会社があります。
それでも社長は同じ製品を出荷し続けています。
製品の精度が上がらないままなのに・・・・。

昔から木を見て森を見ずといいます。
近くばかり見ていると
大局的な見地から物事を見ることが出来なくなってしまうという意味です。

目先の事にばかり囚われて
本来やるべきことをやらないと大変な結果を招いてしまいます。

明日の資金繰りと新規事業の立ち上げ
間違いなく双方とも大切です。
しかし、夢ばかり追いかけた結果、明日死んでしまっては
これから先、夢を実現する機会すら失ってしまうのです。

何が最優先すべきものであるのか
会社の今後のためには何を重要視しないといけないのか
木ばかりではなく森を見る目も養いたいものですね。



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