お恥ずかしいミスがありました。
過去にも同様のミスがあり、直ぐに対策を取っていた筈なのに
長年の慣れの中で、ルール違反をしているのに誰もそれを咎めなかった。
結果としてミスが起こってしまった。
ミスやクレームは叱ってはいけません。
これは私の持論です。
いや、経営や社員の育成のためにはセオリーと言っても過言ではありません。
したがって、今回も当の本人には叱っていません。
それは、事の重大さを部課長が懇々と説明してくれており
本人がショックを受けているだろうからです。
ことは単純なミスです。
「21」を「12」と書き間違えて納付書を作り
関与先様がそのまま納付してしまったというものです。
見方によっては「これからは気をつけなさいね。」で済むのはいくらの場合でしょう?
9円?
90円?
900円?
9,000円?
90,000円?
900,000円?
9,000,000円?
90,000,000円?
900,000,000円?
答えは例えそれが9円だったとしても
9億円だったとしても許される事ではありません。
私たちが作る納付書の一番多い桁は億単位です。
もしも億単位で間違っていたとしたらどうなるでしょう?
私どもの小さな会計事務所などは損害賠償金で吹っ飛んでしまいます。
担当者に大至急原因究明と対策を作成依頼しました。
約束は当日中です。
同じ間違いがあってはいけないので、申告業務は全面ストップです。
その日、原因究明と対策の報告・提案はありませんでした。
ミスをした職員からもミスをしたという報告はありませんでした。
翌日、また両人及びその上司からなんら報告・提案はありませんでした。
またその翌日、さすがの気の長い私も一言言わずに居られませんでした。
私の机の上に未決済の申告書が山積みになったからです。
朝一番に聞きました。
「納付書記入間違いの原因と対策は?」
「あっ!もう直ぐ出します。」と担当者
しかし、原因究明と対策を取っている様子はありません。
「こんなに溜まった決算書をどうするんだ!期限は一昨日じゃなかったのか!」
私の強めの一言に担当者は対策を取り始めていたようでした。
それから一時間も経っていたでしょうか、担当者が原因と対策を持ってきました。
明らかに、ミスをした当人に原因を確認していない為
その報告書には、ミスの結果と真似事の対策が書かれていました。
「実際にこの対策を実施してみたの?その結果は?」
私に対策案を出せば終わりだと思っていたのか、担当者はびっくりした顔をして私を見つめていました。
「間違った本人じゃなく、他の人でチェックシートを試させなさい。」
またまた私の一言に驚いた様子で
「間違った人じゃなくて良いんですか?」と担当
「間違った本人は、早く対策をしようと思って、不都合部分を言わないから
出来るだけ他の人にやってもらって欲しい。」と私
案の定、その対策には欠点があった様子でした。
そして、その日はそのまま私は一日外出しました。
土曜日
私の机の上には原因究明も報告も置いてある事はありませんでした。
そして日曜日も、、、、
週が変わって月曜日
担当者は熱を出して休みましたが、上司も間違った本人も何の報告もありません。
そして、今朝
仕事に復帰した担当者が不都合箇所があった箇所を改良している様子でしたが
私は顧問先の会議に向かいました。
どんどん、未決済の申告書は山積みになって行きます。
数時間後私が事務所に戻るや否や担当がうれしそうに私に報告をしに来ました。
「これが対策です。」
んん!!??? 原因究明したの? (私)
ハイ!しました。 (担当)
ミスをした当人を叱ったの? (私)
・・・・
叱ってないの?なんで?
社長は、ミスを起こす対策を取っていなかったから当人は叱らないけど
担当者や直ぐ上の上司はミスした人を叱るべきでしょ!
うちの会社を潰す気か!って叱ってくれないと
会社がそれをしなきゃいけなくなるじゃない!
担当者や上司の責任まで放棄するな!と私
少し口を荒げて言いました。
担当や上司の仕事を理解していないからです。
原因究明をしないからミスは再発します。
声を掛け難いからといって声を掛けないから張本人が無責任になります。
それぞれの役割を担うべき者が役割を担ってこそ本当の強さになります。
関与先企業の手本で居たい!
税務会計を通じ、地域社会に貢献する企業たれ!
この経営理念を元に社内の一人一人が皆様のお役に立てる人間になりたいと思います。
あっ!
因みに、今回の対策は担当のN君が完璧なものを仕上げてくれました。
今後同様のミスが再発することはございません。
安心して当社をご用命ください。
N君に感謝です!
過去にも同様のミスがあり、直ぐに対策を取っていた筈なのに
長年の慣れの中で、ルール違反をしているのに誰もそれを咎めなかった。
結果としてミスが起こってしまった。
ミスやクレームは叱ってはいけません。
これは私の持論です。
いや、経営や社員の育成のためにはセオリーと言っても過言ではありません。
したがって、今回も当の本人には叱っていません。
それは、事の重大さを部課長が懇々と説明してくれており
本人がショックを受けているだろうからです。
ことは単純なミスです。
「21」を「12」と書き間違えて納付書を作り
関与先様がそのまま納付してしまったというものです。
見方によっては「これからは気をつけなさいね。」で済むのはいくらの場合でしょう?
9円?
90円?
900円?
9,000円?
90,000円?
900,000円?
9,000,000円?
90,000,000円?
900,000,000円?
答えは例えそれが9円だったとしても
9億円だったとしても許される事ではありません。
私たちが作る納付書の一番多い桁は億単位です。
もしも億単位で間違っていたとしたらどうなるでしょう?
私どもの小さな会計事務所などは損害賠償金で吹っ飛んでしまいます。
担当者に大至急原因究明と対策を作成依頼しました。
約束は当日中です。
同じ間違いがあってはいけないので、申告業務は全面ストップです。
その日、原因究明と対策の報告・提案はありませんでした。
ミスをした職員からもミスをしたという報告はありませんでした。
翌日、また両人及びその上司からなんら報告・提案はありませんでした。
またその翌日、さすがの気の長い私も一言言わずに居られませんでした。
私の机の上に未決済の申告書が山積みになったからです。
朝一番に聞きました。
「納付書記入間違いの原因と対策は?」
「あっ!もう直ぐ出します。」と担当者
しかし、原因究明と対策を取っている様子はありません。
「こんなに溜まった決算書をどうするんだ!期限は一昨日じゃなかったのか!」
私の強めの一言に担当者は対策を取り始めていたようでした。
それから一時間も経っていたでしょうか、担当者が原因と対策を持ってきました。
明らかに、ミスをした当人に原因を確認していない為
その報告書には、ミスの結果と真似事の対策が書かれていました。
「実際にこの対策を実施してみたの?その結果は?」
私に対策案を出せば終わりだと思っていたのか、担当者はびっくりした顔をして私を見つめていました。
「間違った本人じゃなく、他の人でチェックシートを試させなさい。」
またまた私の一言に驚いた様子で
「間違った人じゃなくて良いんですか?」と担当
「間違った本人は、早く対策をしようと思って、不都合部分を言わないから
出来るだけ他の人にやってもらって欲しい。」と私
案の定、その対策には欠点があった様子でした。
そして、その日はそのまま私は一日外出しました。
土曜日
私の机の上には原因究明も報告も置いてある事はありませんでした。
そして日曜日も、、、、
週が変わって月曜日
担当者は熱を出して休みましたが、上司も間違った本人も何の報告もありません。
そして、今朝
仕事に復帰した担当者が不都合箇所があった箇所を改良している様子でしたが
私は顧問先の会議に向かいました。
どんどん、未決済の申告書は山積みになって行きます。
数時間後私が事務所に戻るや否や担当がうれしそうに私に報告をしに来ました。
「これが対策です。」
んん!!??? 原因究明したの? (私)
ハイ!しました。 (担当)
ミスをした当人を叱ったの? (私)
・・・・
叱ってないの?なんで?
社長は、ミスを起こす対策を取っていなかったから当人は叱らないけど
担当者や直ぐ上の上司はミスした人を叱るべきでしょ!
うちの会社を潰す気か!って叱ってくれないと
会社がそれをしなきゃいけなくなるじゃない!
担当者や上司の責任まで放棄するな!と私
少し口を荒げて言いました。
担当や上司の仕事を理解していないからです。
原因究明をしないからミスは再発します。
声を掛け難いからといって声を掛けないから張本人が無責任になります。
それぞれの役割を担うべき者が役割を担ってこそ本当の強さになります。
関与先企業の手本で居たい!
税務会計を通じ、地域社会に貢献する企業たれ!
この経営理念を元に社内の一人一人が皆様のお役に立てる人間になりたいと思います。
あっ!
因みに、今回の対策は担当のN君が完璧なものを仕上げてくれました。
今後同様のミスが再発することはございません。
安心して当社をご用命ください。
N君に感謝です!