12日(木)は厚い雲に覆われ夕方には雨が降り出し、朝晩はヒンヤリ感じられました。
午前11時から、全国治水砂防協会理事会が砂防会館で行われました。
森山会長さんが、皆様と共に本協会の使命達成のために最善を尽くしてまいりたいと考えておりますので、格別のご指導、ご支援を賜りますようにお願いを申し上げ、また、永きに渡り多くの功績を挙げられました綿貫前会長には、当協会の顧問に就任をしていただき、砂防会館内に事務所を構えられ、引き続きご指導を賜りますとご報告されました。
昨年も梅雨前線豪雨や台風により1,000件にも迫る土砂災害が発生し、各地で激甚な被害が発生しました。令和4年度の予算につきましては、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策として、令和3年度補正予算と併せて、砂防関係予算をしっかりと確保することができました。改めて皆様のご尽力に感謝を申し上げるとともに、激甚化・広域化する土砂災害から国民の命と暮らしを守るため、引き続き皆様と力を合わせて取り組んでまいる所存でありますなどと挨拶をされました。
議題は大野理事長さんから、令和3年度の事業報告として、砂防事業の拡充・促進についての活動、事業活動、協会の運営事項、砂防会館の運営等の各事項に対して説明を受け、次に令和3年度の収支計算については、総括表、収支決算書で予算額に対して大きな変更点と、貸借対照表、正味財産増減計算書、公益目的支出計画実施報告書等について説明を受け承認をしました。
また、令和4年度事業計画・収支予算、役員選任、令和4年度通常総会招集、功労者表彰などの協議をし、原案通り通常総会に附議することになりました。
議題審議の後、来賓としてご臨席いただいた三上砂防部長さんから、令和4年度も事業が開始し順調にスタートができ、特に令和4年度予算は、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策としての予算を踏まえ、いわゆる15ヶ月予算という形で令和3年度の補正予算も含めて、現場の方では順調に砂防関係の事業を進めているところでございます。
加えましてお集まりの砂防協会の理事の皆様方には、日頃よりご支援を賜り心より感謝を申し上げます。
土砂災害の備えということは、ソフト・ハード両面からの事前防災が重要だと考えております。ハード対策としては、一年でも早く、一基でも多くの砂防の施設を完成させる、いのちと暮らしを確実に守っていくのだという取組を全国の皆様と力を合わせて進めたいと考えております。加えまして、ソフト対策の方では、住民の皆様に身の回りの土砂災害リスクを知っていただき、豪雨時の行動を予め考えていただきながら早めの避難行動につなげていただけるように、これも全国で力を合わせて取り組んでいきたいと考えておりますので、引き続き砂防協会の理事の皆様には大変お世話になりますとお願いされるなどのご挨拶をいただきました。
次に草野砂防計画課長さんからは、「砂防行政に係る最近の話題」の資料を基に、第40回 土砂災害防止「全国の集い」・現地研修会、令和4年度 全国砂防関係工事安全施工管理技術研究発表会、2022火山砂防フォーラムについて、土砂災害対策に関する国際技術協力、宅地造成等規制法の一部を改正する法律案、国土交通大臣及び農林水産大臣は、盛土等に伴う災害の防止に関する基本方針の策定、盛土の総点検のとりまとめについてなどの説明をされました。
続いて、伊藤保全課長さんからは、近年の土砂災害発生状況など3月30日の理事会以降に行われた状況等の説明をされ、逢初川水系逢初川 直轄砂防災害関連緊急事業の進捗状況、紀伊山系直轄砂防事業 清水地区崩壊斜面対策工事 完成式、奈半利川水系直轄特定緊急砂防事業 完成式、越美山系直轄砂防事業 高地谷第1砂防堰堤完成式典、「長野県下水内郡栄村大字境切明地区における斜面崩壊の発生」に関する状況などについて説明していただきました。
▽ 毎朝出勤前恒例の写真は、今が田植え最盛期の水田など上生坂上空から撮影した風景です。
上生坂上空からの風景
今日生坂村では、小学校で検尿①・クラブ、中学校で尿検査①、なのはなで誕生会・読み聞かせ会などが行われました。