25日(火)は日差しが届きましたが、朝晩はグッと冷え込み、昼間でも気温が上がらず肌寒い体感でした。
午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、私から先日の視察研修は当村に参考になる内容もありましたので、今後検討していきたいこと、9月は当会議の皆さん、甲本駅長はじめ働いている皆さん、ぶどうを多く出荷してくださった農家の皆さんなど関係の皆さんのお陰で、いくさかの郷が開設以来2,000万円を突破したこと、10月もぶどうの出荷が多く、既に昨年度の売上を超したことに感謝を申し上げ、今後も当会議でいくさかの郷の運営による農業振興などの検討協議をお願いするなどの挨拶をいたしました。
協議事項は、道の駅いくさかの郷の農林水産物直売所の8月の売上は、7月のように黒字になり順調に推移していること、9月は開設以来売上が2,000万円を超して、9月の売上は前年対比121%、集客数106%であり、10月は23日(日)迄で、昨年度実績をクリアして1,000万円を超え、引き続き多くのお客様に来ていただき、電話の問い合わせも多いこと、ぶどう部屋でぶどうの露出度をアップしたことでぶどうを体験でき、売上が17,439点でぶどうだけで1,800万円を超えたこと、来年はぶどう部屋を改善すると2,000万円は超えること、今後はぶどうやハチク、キノコの様な特産品を作るため、浅漬けの奈良漬を遡及するなどで取り組んでいきたいこと、11月のカレンダーはいつも通りで、特産市は変えていき、年末年始は昨年度通りの営業日でいくこと、かあさん家はおやきが直売所でなく、作っているところで販売したので、直売所の売上が落ちたが、食堂の売上が良く、全体的に9月は例年並みの売上であったことなどの説明を受けました。
降雹被害における支援策については、生坂村農業用ハウス設置支援事業補助金の交付要綱(案)を説明し、主なご意見やご提案については、雨除けハウスも対象であること、元気づくり支援金を活用してのハウスは、団体などに10棟を貸与していて、3年間で終了したが、時々栽培内容等の話し合いをしていること、予算枠については、この交付要綱を決めていただき、その内容により事務局で決めて、来年度予算に計上したいこと、ぶどう棚設置等の国・県の事業に対して、個人負担分の補助は何%するか検討の余地があること、事業費の何%か自己負担分の何%か、3分の1か2分の1か、上限をどうするか、農協のビニールハウス設置補助は10%で上限20万円であること、次回の会議までに具体的に事業費の何%で上限何万円かを示すこと、梨の降雹被害は大変で、その見舞金については、前回の会議の結果、今回の会議で交付要綱を協議していますが、この点も次回の会議で行政側の考えを示させていただくなどの協議をしました。
JA松本ハイランドからの農業関連スケジュールなどについて、11月2日の川手ライスセンター閉所式、4日~5日にくらしの展示提案会、17日に農業用廃プラ回収・廃棄農薬・空容器回収、20日に山清路ぶどうファンクラブ・安曇野田んぼファンクラブ交流会、22日に赤米対策指導会、24日に女性のための相続セミナー、下旬にぶどう部会川手支部女性部視察研修、12月上旬に役員会、下旬に山清路ぶどう生産販売実績検討会、最後に、電気柵の資材が来年4月1日から20%程アップするので、施工希望者を把握して3月中に知らせていただきたいなどの報告をいただきました。
午後2時30分からは、松本建設事務所要望箇所現地調査を藤本所長さんはじめ多くの担当の職員各位にお越しいただき、当村の県道の拡幅、排水路整備、舗装・歩道修繕、県管理河川の堤防の強化、河床整理、支障木の伐採などの要望箇所の現地調査をしていただきました。
担当の職員の皆さんが、既に殆どの箇所を把握いただいており、今年度も藤本所長さんや担当の職員各位から対処方法などについて説明をしていただきました。
最初に小立野に行き、私と藤本所長さんから挨拶をし、県道下生野明科線小立野地区の路肩及び法面を含め、全体的な地すべり等の観察調査及び修繕については、24.4mの間にアンカー10本を打つなどの復旧工事を年度内に着手するとのことでした。
県道脇水路の排水処理では、大雨の際内水が排出されず人家等への浸水が危惧されるため、天神沢へ排水することで内水を抑えたい要望に関しては、設計が済み用地買収を進め、来年度事業着手をしていただけるとのことでした。
同じく県道下生野明科線の下生野横手地区は幅員が狭いため、路線バス等の待避所設置の要望をしましたが、優先順位を決めてどの様に設置するか検討していただくことになりました。
県道上生坂信濃松川停車場線は、生坂ダム湖畔から道の駅いくさかの郷までの間が、舗装に亀裂と沈下、凹凸があり、降雨時は水溜りができ通行に支障をきたしていることに関しては、舗装の修繕は予算内で50mほど実施していただけるとのことでした。
牛沢地区では、昨年8月豪雨により河川のごみが堆積し、沢の土砂も堆積しているため、人家に被害を及ぼす危険があるとともに、景観も悪くなっている個所は、施設機能向上として堤防強化等を今年度に設計をして、来年度に工事着手する予定とのことです。
県道上生坂信濃松川停車場線整備促進期成同盟会より建設部へ要望しているが、当県道は法面崩落により何度も通行止めや、最寄りの総合病院が池田町にあり、幅員が狭小のため緊急時や通院に支障があるための当県道の町村境の整備については、大町建設事務所で、用地買収や保安林解除をして、工事着手になると、松本建設事務所も続いて測量、設計を行うとのことでした。
袖川沢のブロック積が経年劣化で沢を閉塞する可能性がある件については、地すべり対策をしている犀川砂防事務所と調整をしていただくことになりました。
昨年度から施設機能向上事業で堤防強化と河床整理をしていただいている草尾区の犀川堤防の蛇籠の弱小堤の堤防強化等については、今年度54m、浚渫工事は6000㎥とのことで、引き続き来年度も工事を続けていただけるとのことでした。
宇留賀区金熊川の法面浸食・崩落による水田への影響が心配される件については、土地等の条件整備や帯工の状況などを調査して検討するとのことでした。
主要地方道大町麻績インター千曲線の広津郵便局近くの急カーブについては、道幅が狭く見通しが悪いため、大型車両の通行に支障をきたし、通学路でもあり大変危険であることから、道路拡幅をお願いした要望では、測量をして予備設計をして検討していきたいとのことでした。
主要地方道大町麻績インター千曲線の宇留賀区の排水路修繕は、県道水路の幅が30mmから25mmと狭くなり、水路に蓋がない部分は泥が流れ込んで詰まり、大量の雨水が県道を流れてしまう件については、早期に掃除をし、管内の水路工事の順番により対応をしていただけることになりました。
麻績川は土砂が左岸側に堆積しているため、川幅が狭くなっており、豪雨等で増水した際に何度となく氾濫し、床上・床下浸水の被害に遭っているので、麻績川の浚渫も早期に実施していただくようにお願いし、予算を獲得して実施したいとのことでした。
最後は主要地方道大町・麻績インター千曲線整備促進期成同盟会より建設部へ要望している差切峡のトンネル化については、管内の青木トンネルなどトンネル化事業の進捗状況より検討していきたいとのことでした。
今年度も藤本所長さんや多くの担当の職員各位から前向きな対応状況などについて説明をしていただきありがとうございました。
今回も村民の皆さんからの要望でして、皆さんが安全・安心に生活できますように、引き続きハード面の事業推進に努めていただきますようにお願いいたします。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、草尾の犀川対岸の高台に行き、上空から北アルプスが雪化粧した風景などを撮影しました。
草尾上空からの風景
その他生坂村では、保育園で焼き芋会、小学校でALT、中学校2・3年振替休日、補正予算査定、教育委員会定例会などが行われました。