信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

長野県町村会先進地視察

2019年08月29日 | 私の活動報告
 29日(木)の長崎は雲が多く、時より雨が降りましたが、視察中には傘をさすほどでなく、夕方から強めの雨が降った程度の一日でした。
 視察の2日目は、五島列島で一番大きな島、福江島の五島市に行きました。五島市の福江島は、長崎県西方沖の五島列島を構成する島の一つであり、南に離れた男女群島を除けば五島列島の南西端に位置し、島の面積326.43km²は五島列島で最大、日本国内では11番目の面積を持っています。

 五島市の最初は、そそり立つ断崖の上に建てられた白亜の灯台の大瀬崎灯台に行きました。その先には、東シナ海の大パノラマが広がり、日本の灯台50選の1つであります。








 次の井持浦教会とルルドは、五島列島司牧の責任者ペルー神父が1891年、バチカンにこのルルドの洞窟が再現されたと聞き、五島の信徒に呼びかけて島内の奇岩・珍石を集め、1899年、日本で最初のルルドを作り、この霊水を飲むと病が治ると言われ、日本全国の信者の聖地となっています。






 続いて高浜海水浴場は、天然の海水浴場としては、日本一の美しさを誇る白砂の海浜であり、遠浅で澄みきった海で知られる五島を代表する海水浴場とのことでした。






 五島市三井楽町の婦人会の方と共同で地元の食材、地元の調理法にこだわった、郷土料理バイキングを楽しめます「遣唐使ふるさと館」は、五島うどん、ひじきの煮物、山菜の天ぷらなど、季節の料理約40種類を提供していて、郷土料理だけでなく、カレー、グラタン、パスタなど、ふるさと館のシェフが作る洋食もバランスよく用意されていました。








 魚津ヶ崎公園 キャンプ場は、遣唐使船寄泊の地として知られ、緑の芝生と紺碧の海がマッチし、自然と釣の醍醐味を満喫できる公園として人気を集めていて、特に公園内のキャンプ場は、観光客のレジャーや青少年健全娯楽のベースに最適とのことでした。






 本日最後の視察先、堂崎教会は、禁教令が解かれた後、五島キリシタン復興の任を帯びて、フランス人宣教師フレノー、マルマン両神父が五島を訪れ布教にあたり、1879年にマルマン神父によって、五島における最初の天主堂(木造)が建てられました。


 その後着任した、ペルー神父によって1908年に、現在のレンガ造りの教会堂が完成しました。建築の際には資材の一部がイタリアから運ばれ、内部は木造で色ガラス窓、コーモリ天井などの教会堂建築となっています。


 現在は、弾圧の歴史や資料を展示する資料館として、一般公開されていまして、1974年に、県の有形文化財(建造物)の指定を受けました。


 本日の五島市の視察は、長野県では見られない風光明媚な眺望、キリスト教徒や遣唐使の歴史、地元の食材・調理法にこだわった郷土料理など、五島市ならではの貴重な視察ができました。

▽ 朝の写真は宇留賀上空からの風景です。





 その他生坂村では、保育園で園庭開放、小学校で貯金日、中学校で3年総合テスト①・2年職場体験学習①・1年校外活動、公民館で陶芸教室・子ども水泳教室、集団検診、農業委員会などが行われました。

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