18日(金)は雲が広がることがあったものの、日差しがしっかりと届き昼間は蒸し暑さが続きました。
午前10時からは、第3回議会臨時会を開催しました。
令和5年第3回生坂村議会臨時会の開会の挨拶
皆さん、おはようございます。それでは、令和5年第3回生坂村議会臨時会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
お盆が終わり、これからぶどうやお米などの収穫期を迎え、農作業が忙しい時期となり、朝晩は秋の気配を感じる今日この頃でございます。
議員各位に於かれましては、公私ともにご繁忙の折、全員のご参集をいただき誠にありがとうございます。平素は、村政運営に対しましてご指導、ご鞭撻を賜っていますことに感謝を申し上げる次第でございます。
まず先程は、生坂村選挙管理委員会委員及び補充員の選挙において、議長の指名推選によって、選挙管理委員会委員及び補充員をお決めいただきありがとうございました。
委員の皆さんには、任期4年間、明るい選挙の推進にご尽力いただきますようお願いする次第でございます。
さて、7月11日から8月3日まで10区に出向き、脱炭素事業に関する村民説明会を行ってまいりました。
環境省に採択されました脱炭素先行地域づくり事業について説明させていただき、村民の皆さんから、期待するご意見、心配するご質問、建設的なご提言など多くのご発言をいただきました。
この村民説明会の内容も加味しまして、出席されなかった村民の皆さんがお出でになりますので、今月25日の村内全戸配布により、脱炭素事業など各部署からそれぞれ質問をさせていただき、村民の皆さんのご意向や民意を把握したいと考えているところでございます。
7月10日から、生坂村脱炭素先行地域事業計画作成、設備設計等委託業務公募型プロポーザル審査要領、生坂村脱炭素先行地域事業計画作成、設備設計等委託業務情報の取り扱い要領を掲示しました「公募型プロポーザル方式にかかる手続」に沿って一般公募を行いました。
そして、8月2日に脱炭素先行地域事業計画作成・設備設計等委託業務選考委員会を行いました。
本業務は、令和4年12月23日付環境省脱炭素先行地域公募要領(第3回)に基づき、当村が提出しました計画提案書の内容を実現するために、生坂ダム小水力発電設計業務、上生坂区・草尾区自営線マイクログリッド設計業務、EV充放電設備設計業務、公共施設バイオマス熱利用設計業務、村内林業構築に向けた調査検討業務などの事業の設備設計、事業計画作成、調査検討を行うものでございます。
審査は、生坂村脱炭素先行地域事業計画作成、設備設計等委託業務公募型プロポーザル審査要領に基づいて、私を含め7名で審査し、今臨時会の議案にあります通り、株式会社エコロミを選定したところでございます。
議員各位にご採択いただきましたら、当会社と業務契約を締結し、村民説明会や議員各位に説明させていただきました計画に沿って進めてまいりたいと考えております。
今後も、村民の皆さんに様々な情報を提供し、村民の民意を把握し、村民主役の村政運営に努めてまいりますので、引き続き議員各位にもご理解とご協力をお願いする次第でございます。
それでは、今議会臨時会に提出させていただきました議案は、事件案1件でございます。
議案第53号 業務委託請負契約の締結について
この議案は、生坂村脱炭素先行地域事業計画作成、設備設計等委託業務について請負契約を締結する為に、地方自治法第96条第1項第5号及び、生坂村議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。
以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明とさせていただきます。
生坂村選挙管理委員会委員及び補充員の選挙においては、議長の指名推選により決めていただき、議案第53号は賛成多数で採択していただきました。
令和5年第3回生坂村議会臨時会の閉会の挨拶
それでは、令和5年第3回生坂村議会臨時会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
本日は、提出しました議案を慎重にご審議をいただき、原案通りにご採択いただき、誠にありがとうございました。
生坂村脱炭素先行地域づくり事業事務局運営サポート業務につきましては、8月4日に掲示をしております。
業務の内容は、脱炭素先行地域づくり事業に関する生坂村 HP 掲載用ページの作成及び更新、当事業の実施に関する問い合わせ(電話・メール等)対応とその報告、当事業の実施に関する広報及び広告宣伝、当事業の実施に関する記録、関係文書の整理とその報告、公表となっております。
そして、9月4日には、脱炭素先行地域づくり事業事務局運営サポート業務選考委員会を開催し、業者を決定する予定になっております。
この事業によりまして、ゼロカーボンに向けて積極的に取り組むことにより、生坂村の経済を活性化させるとともに、再生可能エネルギーの導入により、産業と雇用を創出し、村民の生活と地域のレジリエンスの向上を目指してまいります。
併せて、引き続き、ゼロカーボンを活用した地域づくりと村民の皆さんへの脱炭素型ライフスタイルの定着を目指して、いくさか「創造の森」プロジェクトも進めてまいります。
生坂村は、人口減少・少子高齢化が重要課題でありますが、山紫水明の豊かな自然、先人が築き上げてきた伝統文化を守り、村民の皆さんで力を合わせて、次世代につなぐ持続可能な生坂村を構築していかなければと考えておりますので、議員各位にはご健勝にて、引き続きご指導、ご鞭撻を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
午前9時30分からの議会全員協議会は、第3回議会臨時会に提出します議案説明をさせていただき、主な質問と回答の概要につきましては、
脱炭素先行地域事業計画作成、設備設計等委託業務を何故一括して公募したかについては、マイクログリットやPPAなど各事業は関連性があるため一括して公募したこと。
プレゼンテーションを何故公開しなかったかについては、数社が公募した場合には他の業者にプレゼンテーションの内容が知られる場合があるから非公開にしたこと。
審査した方はどの様な方かについては、役場関係に熟知した村長、副村長、教育長、総務課長、振興課長で、学識経験者または有識者は議長と信州大学の准教授であったこと。
事業費の約1%になった請負契約の内容については、様々な関係機関や省庁との調整、つまり河川協議、東京電力や中部電力との調整などで、積み上げての金額であり、実施要項の中に上限を決めて実施したこと。
上野ぶどう畑でのソーラーシェアリングとマイクログリットとの計画内容については、マイクログリットとPPAはつながるので全体的に行う計画で、今後調査をして具体的に決めていくこと。
村民説明会での意見の反映方法については、太陽光温水器の購入補助など色々な要望がありましたが、調査や検討して進めることなど回答させていただきました。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂西手集落の堤防から犀川の流れと雲が多めの上空からの風景を撮影しました。
上生坂上空からの風景
その他生坂村では、保育園で避難訓練、いくさか歩こう部、県庁特産品PR、4班の皆さんの元気塾などが行われました。