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信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

下生野と小立野上空からの風景&本家のお葬式

2023年08月10日 | 生坂村の風景

 10日(木)は強い日差しが照りつけ、昼間は生気を奪うような厳しい暑さになりました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、下生野の犀川対岸に行き、朝霧が晴れてきた上空からの風景を撮影しました。

下生野と小立野上空からの風景

 本日生坂村では、つながりの場づくり事業「居場所みーつけた」+生坂おとこ塾、地域未来塾、こども水泳教室、胃がん検診、議会全員協議会・議会改革検討会、商工会でインボイス制度講習会などが行われました。

 私は、我が家の本家の鋪江お祖母ちゃんが7日に亡くなられ、私が葬儀委員長を拝命し、前夜にお通夜の納棺の儀を済ませ、朝8時に日置神社 隠岐宮司さんから祝詞(のりと)をあげていただき、近親者や近所の皆さんに見送られ8時20分に出棺しました。

 9時過ぎには、広域豊科葬祭センターに着き、告別室にて火葬前に故人と最後のお別れをし、火葬後は皆で故人のお骨を収骨して、ご遺骨・遺影を持って、お葬式の会場に向かいました。

 当センターは、当村も組織市村であります安曇野松筑広域環境施設組合が管理している公営火葬場です。生坂村では、村内に住所を有していた故人を広域豊科葬祭センターで火葬した場合は火葬料を無料にしております。

 お通夜と告別式は、本家と話し合い、新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられましたが、このところ感染者が増えている状況から、近親者により執り行うこととしました。

 よって午後12時からは、JA虹のホール岡田において、喪主はじめご家族に弔問を受けていただきました。

 我が家の関係の親戚も多く弔問に来ていただき、本家のご家族にお悔やみの言葉をかけられた後、神式での葬儀ですから、御霊前に玉串を捧げて帰られました。

 午後1時からは、隠岐宮司さん達に神葬祭を進めていただき、孫の文徳くんの弔辞は、鋪江お祖母ちゃんの若い頃から晩年までを上手にまとめていただき、心のこもった弔辞だと感じました。

 参列者で玉串拝礼や十日祭を繰り上げて執り行っていただいた後、喪主の隆一父さんの御礼挨拶と、父さんからの指示で私が葬儀委員長としての御礼の言葉を述べさせていただき滞りなく終了しました。

 私からは、娘と息子が大変お世話になり我が家みたいに過ごさせていただいたこと、私が村長になったことと米寿と白寿のお祝い状を私の名前でお贈り出来喜んでいただいたこと、4世代8人家族は当村で一番多い家族構成であり、理想の家族でこの様な家族が多いと人口減少・少子高齢化が抑制できることなどを申し上げました。


公明党政策要望懇談会&脱炭素事業林務関連打合せ&草尾上野ぶどう畑上空からの風景

2023年08月09日 | 生坂村の風景

 9日(水)は雲が多くても日差しが届くときがあり、昼間は引き続き蒸し暑くなりました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、草尾上野ぶどう畑に行き、朝霧が少し残っていた上空からの風景を撮影しました。

草尾上野ぶどう畑上空からの風景

 午前10時30分からは松本市において、昨年に引き続き「公明党政策要望懇談会」が開催され、松本市、大町市、安曇野市の市長、塩尻市副市長、平林松川村長、中村小谷村長、太田筑北村長、塚原麻績村長、私の4市5村の首長が出席し、各市村の要望をされました。

 私は、下記の3点について概要説明をしました。

 1点目は、当村は環境省の第3回の脱炭素先行地域に選定され、今年度から当事業を実施していく上で、環境省の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」のメニューである「効果促進事業」について、要望書に記載した通り、広域的に脱炭素に関する普及啓発を図る企画を組めず、村外へ広域的に、また生坂村内のCO2削減量のみで事業効果が判断されることのないように、実施可能な普及啓発や環境学習等に関する取り組みへの支援を要望いたしました。

 2点目は、当村の簡易水道は独自水源がなく、現在隣接します安曇野市と大町市から受水し経営している状況であり、全国的に水道施設の老朽化・耐震化対策は喫緊の課題ですので、当村はライフラインである上水道の「安全」、「安定」、「持続」を実現することが難しい状況となっています。

 そこで、長野県水道ビジョンにおいて広域連携の推進が図られ、圏域単位での事業統合を目指しつつ、段階的に広域連携を実施することとされていますので、広域化事業推進のための更なる支援及び施設整備への財政支援、財政措置の拡充を強く要望いたしました。

 3点目は、前にも中川衆議院議員にお願いし、国会の予算委員会で当村の状況を事例にされて質問をしていただきました要望で、令和6年度には山間部などの森林が多い地域への交付額を増やす新たな配分方法を導入するために協議をされていますが、人工林に限らない人口の少ない自治体でも森林環境の整備が推進できますように、森林環境譲与税の交付額の算定方法の見直しを強く要望いたしました。

 この3点に対しまして、担当の省庁からの回答を示していただき、中川衆議院議員からもそれぞれ要望実現に向けてご尽力いただける内容などのご説明をいただき、有意義な懇談会になりましたことに感謝を申し上げます。

 午後2時からは、松本地域振興局の林務課の皆さんにお越しいただき、7月24日(月)に上伊那森林組合木質バイオマス・エネルギー工場などを視察した情報について話し合い、当村の脱炭素先行地域づくり事業の計画とは規模が違いすぎて、ペレットの材も当村の森林では確保が難しいとの見解になりました。

 そこで、林務課より国内で国産広葉樹ペレットを生産している事業者の内容等を説明していただきました。

 大小6社があり、様々な材を使ってペレットを製造していました。当村の計画数量とほぼ合っていて、生産性、材確保の状況、採算性など、今後参考にするために視察をしたいとも感じました。

 次に、当村で生産可能なペレットの品質について、木材中のカリウム含有率により当村森林の約7割を占める広葉樹の何の樹種が生えているのか調査する必要があるとのことでした。

 やはり、今年度森林調査を詳細に行う予定になっており、広葉樹と針葉樹の樹種、森林の状況、搬出する条件、伐採計画等々を調査・研究して、当村の森林整備を兼ねて木質バイオマスの利活用によるゼロカーボンに向けてしっかり検討協議を進めていかなければと考えます。

 その他生坂村では、地域未来塾、SUP体験会、健康応援隊、議会談話室などが行われました。


脱炭素事業打合せ&大日向上空からの風景

2023年08月08日 | 生坂村の報告

 8日(火)は日差しが届いても雲が多ったのですが、引き続き蒸し暑さが続しました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大日向南平に行き、雲が多めな上空からの風景を撮影しました。

 午前10時からは、10区に出向いての「脱炭素事業に関する村民説明会」が終わり、その意見や要望等を加味しての打合せを行いました。

大日向上空からの風景

 今回申請しました脱炭素先行地域づくり事業について、より理解を深めていただくために、事業概要や電気の流れ等を分かりやすく説明することや、今回の事業で何が先進的かを分かっていただくこと、EVシェアリングを具体的のどの様に行うのかなどを説明したいので、学習会等を開催することにしました。

 議会に示したスケジュールでは、マイクログリットは2年間掛けて調査・設計を行うとともに、小水力発電についても、東京電力との検討協議を2年間掛けて行いたいとのことでした。

 環境省との調整内容については、地域版GXに対応する取組は、上下水道、やまなみ荘、いくさかの郷、かしわ荘など民間が行う事業で、村民益になる事業が対象になるか、蓄電池の設置場所が民間では如何か、また、デマンドレスポンスのメーターにより強制的に制御したり、節電要請に応えた方には、地域通貨を配布することは如何かなども協議しました。

 EV車やPHEV車は200V三相で設置する方が早く充電でき、家庭では一日17kWhまでの蓄電池が良く、余剰電力を村民の皆さんでなるべく消費できるにするために更に協議を続けていくことにしました。

 令和7年度からの計画では、省エネ機器、LED、エコキュートに補助する予定で、森林現況調査については、お荷物の山がペレットや薪、木材チップで、やまなみ荘の熱源や各戸のストーブに使えるように調査検討していくことにしました。

 今月25日(金)の村内全戸配布でお願いする予定のアンケート調査について、無記名式の設問内容は、脱炭素への取組や事業内容、木質バイオマス活用等の森林調査の内容、各部署の課題などと、記名式ではPPA方式による太陽光パネルと蓄電池の設置意向などについてお聞きすることも協議しました。

 夏の消費電力等の計測を1週間続けて行いたいなど、さっそく事業を実施したいので、早めに地域エネルギー会社の「株式会社いくさかてらす」の取締役会を、役員と監査役等に出席していただき開催することになりました。

 その他生坂村では、こども水泳教室、つながりの場づくり事業「居場所みーつけた」、3班の皆さんの元気塾などが行われました。


いくさか敬老の日実行委員会&日岐上空からの風景

2023年08月07日 | 生坂村の会議

 7日(月)は雲が優勢でしたが、空気はムシムシとして日差しが届くとさらに暑く感じました。

 午後1時30分からは第2回いくさか敬老の日実行委員会を開催しました。

 丸山会長から、前回実行委員会でお話しいただいても、まだ分からないことがありましたが、縮小して開催の方向性を決めていただきましたので、今日はどの様な内容にするかなどご意見をいただいて、もっと具体的にしていきたいと思いますので、皆さん方と忌憚のない話し合いをさせていただきたいなどと挨拶をされました。

 私からは、前回の会議で縮小して開催することや対象は70歳以上などを決めていただきましたので、今回は会の内容の飲食はどうするのか、開催時期、ステージ発表などの方向付けをしていただき、次回の会議でもっと具体的に決めて開催する流れになりますので、高齢者の皆さんに喜んでいただけるように、忌憚のないご意見をお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。

 続いて事務局から、式典形式で開催し、式典方法として、ステージ発表は米寿の表彰式と余興の観賞は決めていただきましたが、飲食等については、1案 お茶を飲みながらステージ発表、2案 食事をしながらステージ発表、3案 パーティションを設置してアルコールを提供するなどの説明をしていただき、委員各位に意見を求めました。

 新型コロナウイルス感染のリスクが高い高齢者ですから、1案の午前中の開催で良い。2案もしくは3案で良いと思う。1案では時間が少ないので延ばして欲しい。感染状況が分からないので1案で良い。30分ほど延ばして、1案が良い。1案で、懇談会のペットボトルにコップはどうするか、お土産にはお祝いですのでお酒を考えて欲しい。招待を受ける立場としてはコロナ状況を加味して欲しい。感染防止策を講じて1案で良い。

 以上の結果、1案が一番多かったので、1案で実施することを決めていただきました。

 お祝いですので、お弁当とお酒300ml位で良いか、長寿会ではお弁当を食べて、お酒をお土産するとのことでした。

 余興は1つで良く、開始の時間を調整し、マスクを着用し、コップはいらないがペットボトルでは飲みづらい人のために若干用意し、スタッフが少ないので甘酒は提供しないことなども話し合いました。

 余興は見るより聞くこと、村の芸達者のカラオケは如何か、プロかカラオケか、派手な感じかなど、歌での余興の意見が出ましたが、プロの津軽三味線は如何か、懐かしのミュージックは如何かなど多くの意見をいただき、次回の会議で事務局から2~3の具体案を提示することになりました。 

 開催時期は9月26日(火)、送迎の希望を募って、午前中に表彰式と余興を行い、参加申し込みや取りまとめ方法などは、次回の実行委員会開催予定の9月4日(月)午後1時30分の会議で決定することにしました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、日岐の犀川対岸から生坂ダム湖の映り込みと上空からの風景を撮影しました。

日岐上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で夏季希望保育(~16日)、児童館で夏のお楽しみ会などが行われました。


山清路の風景&我が家のお墓掃除

2023年08月06日 | 生坂村の風景

 6日(日)は日差しが届いても雲が優勢でしたが、昼間は引き続き厳しい暑さでした。

▽ 毎朝恒例の撮影は、信濃十名勝「山清路」に行き、昨日の豪雨で濁っていた犀川や多くの奇岩の風景を撮影しました。

山清路の風景

 撮影前の早朝から私は息子と一緒に、毎年8月第1日曜日恒例のお墓掃除をしました。今年は我が家が一番乗りで、ブロワーで枯葉を飛ばしていると、我が家の本家と新宅が来ました。

 その後バッテリー用の洗浄機で石塔の細かい汚れや苔を落として、今までで一番綺麗になったと感じました。

 小舟集落の藤澤仲間のお墓は、昔からあるそれぞれの家のお墓の区画を、父が発起人で整備して、藤澤同姓のご先祖様のお墓をまとめ、大本家から分家した家が分かる様になっています。

 我が家のお墓は、1時間半ほど掛けて二人でブロワーと洗浄機も使い掃除をしましたので、とても綺麗になり、これでお盆を迎える準備の一つが済みました。

 昨今は、核家族化や跡取りがいないなどで、墓終いをする家があり寂しい限りですが、我々藤澤仲間のお墓でも12軒の内、4軒が村内にいない状況であり、ゼロカーボンによる持続可能な生坂村の構築と我が家が未来永劫続いて欲しいと感じました。

 私は、お墓掃除を済ませ、毎朝恒例の撮影とSNSの発信、草刈りの後、妻と一緒に用事があり松本に向かいました。


スカイスポーツ公園上空からの風景

2023年08月05日 | 生坂村の風景

 5日(土)は強い日差しが降り注ぎ、汗の噴き出る厳しい暑さでしたが、夕方は雷雨が降り出し良いお湿りになりました。

▽ 毎朝恒例の撮影は、スカイスポーツ公園に上り、朝霧が晴れてきた上空からの風景を撮影しました。

スカイスポーツ公園上空からの風景

 当村は今年3月から、スカイスポーツ公園内にライブカメラを設置し、当村ホームページの特設ページから園内や上生坂を昼夜問わずリアルタイムで見ることができます。

http://www.village.ikusaka.nagano.jp/gyousei/soumuka/livecamera.html

 ドローンの写真ほど高度はありませんが、公園敷地北東側の斜面近くに2基設けて、村の風光明媚な風景のPRと村中心部や公園の防災・防犯などにも役立てています。

 一つは園内の敷地を南向きに広く捉える定点観測用で、パラグライダー愛好家が映り込む吹き流しで風向きや風速を知ることができ、真っ暗な夜間も人の有無を判別できる高感度性能を持っています。

 もう一つは40倍光学ズームレンズを搭載したカメラで、向きも役場側からの遠隔操作で360度任意に変えらます。いずれも常時12時間映像をさかのぼることができます。

 スカイスポーツ公園上空は上昇気流が発生しやすいことを利用し、パラグライダーができるスカイスポーツ公園として利用しています。

 今朝は、パラグライダーのフライトができないような無風でしたので、ドローンを飛ばすにはちょうど良い天気でしたから、360度の眺望を楽しめて最高でした。

 私は公務がなく、朝一番に畑の耕起を済ませ、妻と一緒に通院、買物をして、孫の子守りやブログの作成などをして過ごしました。


令和5年度市町村減災トップセミナー ~長野県市町村長防災危機管理ラボ~ &草尾上空からの風景

2023年08月04日 | 私の活動報告

 4日(金)は日差しが届いて、引き続き昼間は厳しい暑さが続きました。

 午後1時からは、松本市において、長野県、総務省消防庁等主催の令和5年度トップセミナーが開催され出席しました。

 災害時、住民の生命や財産を守るという重要な責務を担う市町村長を対象に、住民避難の判断等の初動対応、被災者支援、報道対応を学ぶ研修を実施する目的で行われました。

 最初に、長野県 危機管理監兼危機管理部 前沢直隆部長と、一般社団法人 消防防災科学センター理事長 荒川淳氏が、それぞれ主催者側からの挨拶で始まりました。

 続いて「令和2年7月豪雨災害時の人吉市の初動対応と教訓」と題して、熊本県人吉市長 松岡隼人氏から講演をしていただきました。

 災害の概要と被害状況については、線状降水帯により1時間30mm程の雨が8時間以上も降り、今までで最多の雨量を記録し、奪ったものはスライドにある通り多くのものがあり、被災による怒りの矛先は、我々政治家、議員、職員たちであり、平常心を奪っていくが、復興の取り組みをしている中で、二度と大災害を繰り返していけないと痛感しているなどとのことでした。

 事前防災については、ハード面とソフト面を確実に行うことで、ハード面では「緑の流域治水の取組」により、治水安全度を向上していき、ソフト面では球磨川水害タイムラインにより進めており、避難指示は危機感を持った首長の声で放送することであるが、防災行政無線では半分位で全住民には声が届かないので、マイタイムラインと行政からの避難誘導を自主防災組織と連携して行い、具体的な避難時期と状況、場所と時間を指示することで精度が上がり、行動を起こした先に何事もないのが最高の結果などであるとのことでした。 

 各種計画の策定については、コロナ禍で災害ボランティアを県内に絞ってお願いし、災害廃棄物の処理は分別して行っていただき、防災計画等策定は災害に合わせた現実的な計画を策定していて、人吉市災害記録・検証誌を作成して広く周知させれているとのことでした。

 本市の復興への取り組みについては、復興まちづくり計画を復興計画に定める3つの柱(被災者のくらし再建とコミュニティの再生、力強い地域経済の再生、災害に負けないまちづくり)を取組の軸としながら、被災リスクの低減に資する災害に強いまちづくりを実現するため、重点8地区に分けて取り組んでいるとのことで、「災害前より、よかまちばつくる!」として、復興は、まだまだ道半ばですが、災害前よりもいい街を作るべく、精一杯頑張っているとのことでした。

 「災害関連死を防ぐキーワード「TKB48」とは~イタリアから学ぶ避難所のあり方~」と題して、一般社団法人 避難所・避難生活学会常任理事 水谷嘉浩氏から講演をしていただきました。

 災害時に避難所においてエコノミークラス症候群などで命を落とす被災者が相次いでいて、100年ほど本質的に変わっていない避難所の環境が原因で、欧米との差も大きく、災害大国の日本の取り残された課題とのことでした。

 災害関連死に取り組む当学会は、「TKB48」を合言葉に、避難所の改善を訴えていて、質の高い「T(トイレ)K(キッチン)B(ベッド)」を48時間以内に整備することが、関連死を減らす重要なポイントとのことでした。

 イタリアは、避難所で調理したてのパスタがふるまわれ、数日後に肉料理やワインが提供されることもあり、自治体が大型キッチンカーを所有していて、被災した自治体には、周辺自治体からキッチンカーが急行する仕組みで、簡易ベッドと冷暖房機が設置された大型テントが用意され、日本の仮設トイレの多くは和式で、高齢者や障害者は使用が難しい点も洋式に変えていかなければとのことでした。

 次に「避難所TKB環境向上プロジェクト」について、長野県危機管理防災課から下記のスライドなどの内容説明を受けました。

 休憩後は、「災害対応における広報のあり方 ~被災者のための報道を通じた情報発信~」と題して、人と防災未来センター 特別研究調査員 読売新聞大阪本社 松田記者から説明を受けました。

 住民の理解が得られなければ早期の復旧・復興は成し遂げられないなど、災害時の戦略的な広報は必要であり、首長が果たすべき役割として、行政機能の長・住民の代表・地域を代表する交渉役の3つの顔があること、災害対応の目標と方針を明確に示ことや今後の災害対応の見通しを明確に述べる等の記者会見のポイントなどを教えていただきました。

 ワークショップ「目標管理型災害対応演習」として、長野県NPOセンター 古越武彦氏に演習の進め方などについて説明を受けました。

 被災者支援に重点的に取組む発災72時間以降を想定し、災害時の情報発信、 報道対応、対応方針決定など、市町村長に求められる対応の演習として、現状把握、将来予測、目標設定と対応方針、模擬記者会見を行いました。

 我々のテーブルは、B村として、行政の立場ではなく被災者の立場から具体的に想像して、「今後の状況予測」「目標・対応方針の設定」などを話し合い、私がB村の村長として模擬記者会見を行いました。

 最初に犠牲になられた皆様に哀悼の意を表し、「1週間後に被災地をこうしたいという目標」として、これ以上の被害を出さないためと住民の生活のために、具体的に3点について発表し、そのための対応方針や対応の課題、住民、外部への協力を求めること、特に取り組みたい被災者支援の取組」を申し上げ、その内容について松田記者から質問も受け、本番のような記者会見を体験しました。

 最後に、客員研究員の今石佳太氏から、災害広報の重要性、協議の内容、災害本部会議での意志決定、平時からのリスクマネジメントなどの講評をいただき、4時間ほどに及んだ令和5年度市町村減災トップセミナーが終了しました。

 災害発生時において、住民の生命や財産を守る重要な責務を担う市町村長等が初動対応、被災者支援、報道対応など災害時の具体的な対応について勉強になりました、有意義なセミナーを開催していただき関係各位に御礼を申し上げます。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、草尾の犀川対岸の高台から、青空が広がった上空からの風景を撮影しました。

草尾上空からの風景

 本日生坂村では、中学校で吹奏楽コンクール県大会B編成、アクア運動教室、校長教頭組合・県教組要望活動、2班の皆さんの元気塾などが行われました。


古坂区の脱炭素事業に関する村民説明会

2023年08月03日 | 生坂村の懇談会

 3日(木)午後2時からは、古坂区において、脱炭素事業に関する村民説明会を開催させていただきました。
 出席者は、男4名、女4名、地区担当職員は中山、那須、今溝、村議会議員は、望月議員、島議員でした。


 私の挨拶の後、村づくり推進室長から、6月に全戸配布を行ったパンフレットにより、生坂村がゼロカーボンに取り組む理由、生坂村の現状、村の特徴、脱炭素で目指す将来像について説明を行いました。

 続いて、脱炭素先行地域づくり事業内容について、生坂村の地域エネルギー会社『株式会社 いくさかてらす』について説明し、生坂村と地域エネルギー会社との役割分担について説明を行いました。

説明に対してのご質問やご意見、ご要望の概要については、
・太陽光パネル設置は個人宅と遊休農地に行うのかとの質問に対して、個人の意向を確認して設置していく、個人宅に設置できない場合は敷地内の箇所か遊休農地等に設置すると回答しました。


・太陽光パネルを設置しないと電気料は安くならないか、また使用契約はどうなるのかとの質問に対して、太陽光パネルの設置及び電気使用については契約を行っていくと回答しました。


・電気が足りなくなれば中電から切り替えてもらえるかとの質問に対して、足りなくなったら中電の電線を使い電力市場から買うようになると回答しました。


・日照時間により発電量が少ない地域によって電気料に差が出るかとの質問に対して、電気料金は一定で行っていく。ただし家屋及び土地を貸して設置した人と設置しない人では差が出てくると回答しました。
・家に設置できず設置場所が家から離れている場合はどうなるのかとの質問に対して、今後その様な設置個所については検討していくと回答しました。

・断熱工事は村内の業者が行うのかとの質問に対して、できる限り村内業者で行うようにしていくと回答しました。
・遊休農地等への太陽光パネルの設置個所は土砂崩落等も考慮して決めていくのかとの質問に対して、設置する場所は土砂崩落等の状況も調査して決めていくと回答しました。
・設置場所については景観等考えてほしい、古坂は遊休地が多いので設置場所は考えてほしいとの意見に対して、設置場所は景観や災害対応等を考慮して区民と話し合い決めていくと回答しました。

・契約して相続人がいなくなった場合はどうしていくかとの質問に対して、今後その様な状況や他にも起こりうる内容について検討して決めていくと回答しました。
・住民と協議して決めていくのは受託業者が行うのかとの質問に対して、会社が行っていく事業ではあるが村も対応していくと回答しました。


・売電は行うのかとの質問に対して、今後実施計画を決めていく中で調整していくと回答しました。
・この事業でどのくらいの雇用が生まれるかとの質問にたいして、雇用については事業を進めて行く中で検討して行く回答しました。
・風力発電については検討したのかとの質問に対して、村内のポテンシャルを調査したが風力発電は計画にはならなかったと回答しました。

・北部の住民の方にはなにか良い事業はないかとの質問に対して、PPAに関する事業は村内を網羅して行っていくので村内の避難施設に蓄電器の設置を計画している。また、断熱改修等補助事業についても村内全体で考えている。


・この事業について村民も理解した上で行っていきたい。議会は視察を行ったが村民も参加の機会を持てないかとの質問に対して、今後村民を対象にした学習会等を計画していくと回答しました。


・1人暮らしと大家族との電気料金の差はあるのかとの質問に対して、契約時の基本料金は考えていない。使用した電気料を徴収していくと回答しました。
・家庭内の200Vの対応はどうなるのかとの質問に対して、今後計画を立てていく中で調整していくと回答しました。

その他の意見として
・各家庭で200Vにするための工事を実施する時は耐震ブレーカーの設置の検討をしてほしい。

 古坂区の皆さんには、忌憚のないご質問、ご質問をいただきありがとうございました。心配されている方もいますが、村内全戸にアンケートをお願いして民意を把握し、皆さんのご意見、ご要望をなるべく反映して計画を作成し、来年当初の説明会には、より具体的にお示しできるように取り組んでまいりますので、引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。


区長会議&長野県市町村自治振興組合議会定例会&下生野上空からの風景

2023年08月03日 | 生坂村の会議

 3日(木)は日差しのチャンスがあっても雲が広がりやすい空で、日差しが乏しくても厳しい暑さが続きました。

 午後4時からは、今年度第2回区長会議を開催しました。

 最初に瀧澤区長会長から、今年の猛暑は非常にきついものがあり、田畑の草刈りとかあるいはむらじゅう花ざかり事業の花畑の管理、アレチウリの除草作業とか外での作業があるわけですが、今年は田畑で原因が良く分からない突然死みたいなものもが起きております。是非体の方に無理をしないように熱中症対策をして頑張っていただきたいと思います。

 区長会は今回2回目ですけれども、これから赤とんぼフェスティバルとか行事があるわけでして、人が集まるこの機会を使っていただいて、私が考えているのは区の再編というのか、小さい区だとかその辺のところの活動をどうしたら良いかという所も考えていきたいなと思っております。

 これからは赤とんぼフェスティバルとかで、区の役員の方が集まり話し合いの場が出てくると思いますので、その中でも是非皆さんの意見を聞いていただければと思います。行政の方もこの問題を考えているのかについてもお聞きをしたいところでございますけども、これから行事があり集まる場があるという時が良いタイミングだと思いますのでその辺のところを考えていただければと思いますなどと挨拶をされました。

 私からは、区長の皆さんにはそれぞれの区をまとめていただいて色々な活動をそれぞれ率先して行っていただいておりますことに、まずもって御礼を申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症が5類になり村民運動会も開催をさせていただき、今区長会長が言われた通り赤とんぼフェスティバルも開催するということで、区長の皆さんからも縮小して1日の開催という方針を出していただきましたので、それに向けて今計画を練っているところです。

 また、そちらの方も区をまとめていただいて盛大にできる様にご尽力をお願いしたいと思います。それから今年度もむらじゅう花ざかり事業で、各区の花畑を作っていただきまして、私が早朝に撮影をさせていただいた写真を皆さんにお渡ししております。

 少し花が寂しいところもありましたが、全体的には例年のように咲いていて見ている方の心が和んだのではないかなと思っております。

 それから本日古坂区で最終になりました脱炭素事業に関する村民説明会も10区に出向き実施をさせていただきました。それぞれの区で区長さん方が中心に区民の皆さんにご参加いただき、脱炭素事業について説明ができましたことに対しても感謝を申し上げます。

 こちらの方も村民の皆さんにどんな意見が出たかをご報告させていただいて、これから色々な調査・設計等を行い詳細な計画を策定してまいります。その段階でも情報を提供しながら村民の皆様からご理解とご協力をいただいて、しっかりこの事業を遂行していきたいと思いますので区長さん方も是非ご理解とご協力を引き続きお願いをしたいと思います。

 本日の区長会議も各部署から色んなご要請をしていく訳でございますが、コロナ禍前に戻れば大変ではありますが、区をまとめて色々な活動が前のようになりますので、区長さん方の仕事がここ3,4年に比べて多くなりますが、少し疎遠になったコミュニティを取り戻していかなければならないと思いますので、引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げますなどと挨拶をさせていただきました。

協議事項の総務課

 集落支援員経費については6月までの支払い実績について説明し、対象経費及び対象外経費についての確認、村政懇談会については5月22日(月)に実施した村政懇談会の状況について、総合防災訓練(案)については令和5年9月3日(日)に開催を予定し、今回は住民参加による訓練として、前線停滞による豪雨を想定して、災害対策本部の設置、災害避難情報に基づく発令と自主防災組織の避難所の開設等を予定していると説明しました。また、区長会の研修視察を計画していくことについても説明を行いました。

 質問意見として、防災訓練は事務局で示した場所へ避難するかとの質問に対して、避難については各区の状況により、最寄りの避難所へ避難して、その後に1カ所に集まり訓練内容を行っていくように後ほど調整して報告していくと回答しました。

教育委員会

 つながりの場の企画では、企画1 居場所みーつけた、企画2 わいわい広場企画 企画3 夕食のミカタについて、歴史文化遺産「一星亭」 周知・再生プロジェクトについての説明を行いました。

 質問意見として、マレットゴルフ場の整備についてどうなっているかとの質問に対して、定期的に行っているが現在の状況は担当者に確認して対応すると回答しました。

村づくり推進室

 生坂村絆づくり支援金の今年度の実施事業について、脱炭素事業に関する村民説明会の実施状況について、8月25日(金)の全戸配布で予定している村政アンケートの実施について、いくさか大好き隊の活動内容について説明をしました。

 意見・質問では集落支援員の活動について区長と連携してほしいとの意見に対して、各区に集落支援を割り当てているので、各隊員に対し徹底していくと回答しました。

 大好き隊員が作業する時に開始か終了時に連絡してほしいとの意見に対して対、応していくと回答しました。

 大好き隊員の公用車の使用状況についての質問に対して、公用車を私用で使用している時は利用申請書を出して確認し、有料で使用していると回答しました。

 大好き隊員の業務内容をどのように管理しているのかとの質問に対して、各隊員の業務内容を朝礼及び終礼で確認して把握し、1か月ごとの活動報告でも確認していると回答しました。

 空き家へ入居した移住者について最近トラブルを耳にするが入居時に審査はしているのかとの質問に対して、空き家バンクを利用して転居して来る方は、自治活動に参加する旨を誓約していると回答しました。

住民課

 やまなみ荘のお盆のオードブル等の注文、納涼団体プラン+宿泊パック、夏カレーフェアー、竹炭湯開催、やまなみ荘の利用料の値上げについて説明しました。

 質問意見として、バーベキュー台レンタルは利用しているかとの質問に対して、最近利用者が増えていると回答しました。

 最近接客が悪い職員がいるとの意見に対して、職員教育を徹底していくと回答しました。

健康福祉課

 熱中症対策の対応、新型コロナウイルス感染症の長野県内の感染状況について説明しました。

 質問意見として、ヘルパンギーナの村内の感染状況はとの質問に対して、村内では落ち着いていると回答しました。

振興課

 令和5年度の地区要望箇所の実施について、令和6年度の地区要望箇所について、いくさかマル得商品券スーパープレミアムについて、2023赤とんぼフェスティバルINいくさかの実施について、いくさか農泊体験ツアーの夏ツアーと秋ツアーの実施について、村道1級1号線の草尾高鼻及び大日向北平の交通規制の状況について説明を行いました。最後に、令和5年度地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業の各区の花畑の写真を確認していただきました。

 意見質問として、松くい虫の空中散布の区長への周知ついて簡素化してほしいとの意見に対して、内容を確認して検討すると回答しました。

 区長さん方には長時間にわたり、慎重にご審議いただきありがとうございました。引き続き、健康にご留意なさり、各区、生坂村のためにご尽力とご支援の程よろしくお願い申し上げます。

 午前10時からは令和5年第2回長野県市町村自治振興組合議会定例会が開催され出席しました。

 議長の選挙の後、令和4年度一般会計歳入歳出決算の認定、令和5年度一般会計補正予算(第1号)、長野県市町村VDI共同利用システム管理基金の設置、管理及び処分に関する条例を廃止する条例、電子自治体推進に係る負担金に関する条例の一部を改正する条例、議会の個人情報の保護に関する条例、長野県市町村自治振興組合情報公開・個人情報保護審査会条例の一部を改正する条例などの議案が提出され、原案通り承認されました。

 続いて、任期2年間が終了となるため、管理者の選挙、副管理者の選挙が行われ、規約と慣例により、管理者が長野県町村会長の羽田長和町長、副管理者が長野県市長会長の花岡東御市長が選任されました。私も引き続き当組合の議員を務めることになりました。

 また新しい羽田管理者等に変わり、当組合の令和5年第3回議会臨時会を開催し、議長選挙、副議長選挙の後、組合議員の中から選任する監査委員に栁田佐久市長を同意し閉会しました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、下生野の高台に行き、朝霧が晴れ渡った上空からの風景を撮影しました。

下生野上空からの風景

 その他生坂村では、保育園でスイカ割り、なのはなで7.8.9月生まれ誕生会、脱炭素事業に関する村民説明会、上土ふれあい新鮮市、こども水泳教室などが行われました。


宇留賀区の脱炭素事業に関する村民説明会&脱炭素先行地域事業計画作成・設備設計等委託業務選考委員会&宇留賀上空からの風景

2023年08月02日 | 生坂村の懇談会

 2日(水)は晴れて強い日差しが照りつけ、厳しい暑さが続きました。

 午後7時からは、宇留賀区において、脱炭素事業に関する村民説明会を開催させていただきました。

 出席者は、男13名、女8名、地区担当職員は藤澤(保)、竹内(志)村議会議員は、太田議長、島議員でした。

 私の挨拶の後、村づくり推進室長から、6月に全戸配布を行ったパンフレットにより、生坂村がゼロカーボンに取り組む理由、生坂村の現状、村の特徴、脱炭素で目指す将来像について説明を行いました。

 続いて、脱炭素先行地域づくり事業内容について、生坂村の地域エネルギー会社『株式会社 いくさかてらす』について説明し、生坂村と地域エネルギー会社との役割分担について説明を行いました。

 説明後続いて、宇留賀区からは事前に質問事項が村づくり推進室に出されていたために回答しました。

宇留賀区 脱炭素に関する回答について

【1.意見】

  • 横文字が多く理解できないので、分かりやすく説明をお願いします。

➁ 事業による村の自然環境と村民の安心・安全な生活の確保

➂ 事業規模の金額への不安、太陽光発電に対するエコ、サステナブルの関連性、事業の開始について

④ 事業の進め方、景観維持の要望

⑤ 事業に対する話し合いの機会

⑥ 太陽光のデメリットも、把握して、的確な導入を要望

⑦ ゼロカーボンへの根本的な意識について

⑧ 将来的な人口減少を見通したリスク管理

(ご意見全般に対する回答)

多くのご意見をいただき、ありがとうございます。

 本年度は、令和6年度の事業実施に向けて、詳細を構築して、実態に沿った計画、設計を組み立てて、実施していく予定としております。各事業については、引き続き、ご理解を求めていきますとともに、今後も、地域との協議やご意見を伺う機会を設けていきますので、ご意見やご要望、配慮が必要なことについては、可能な範囲で計画に反映するよう努めてまいります。

【2.全体的なこと】

  • 村が先行実施する目的、物価高騰の事業費増、失敗の際の対応、リスク想定

(回答)

カーボンニュートラルは、国や県をあげて、全国的な取り組みとして、2050年の達成を目指す重要な事業であり、小さな自治体も含めて、全ての自治体が行動を開始していくことが必要であると考えます。

 小規模な自治体が取り組みを行う事例は少ない状況ですが、すでに世界的にも、また全国的にも各自治体で脱炭素の取り組みは進められています。

当村においても、令和4年度のゼロカーボンシティ宣言を契機に、基本計画となるロードマップを策定しました。事業の実施にあたっては、今年度、調査、設計を行い、令和6年度からの本格的な実施を予定としていくこととしております。中長期的な見通しや想定リスクを含め、充分な検討を行った上で、取り組みを進めていくよう予定していきますので、ご理解いただきますよう、お願いいたします。

  • 初期設備投資における村外へのお金の流出

(回答)

  本事業では、太陽光発電、蓄電池の整備の他に、木質バイオマスを活用した暖房設備の普及や電気自動車を利用できるしくみ、住まいの省エネ、断熱対策など、暮らしに関わる多様な事業を計画しています。民家だけなく、公共施設や事業所等を含め、整備を進めていくとともに、整備後の将来も見据えて、経費負担の軽減は将来的に新たなサービスに寄与することも想定しています。

また、事業の実施について、村内で発注できるものは村内事業者に発注するよう配慮するほか、整備後の事業の運営、維持管理では、地域エネルギー会社を含め、村内での経済循環できるしくみを構築していきます。

  今後、詳細な事業設計やしくみを計画して、今後の経済試算を含めて、内容をお示し、ご理解いただけるよう進めてまいります。

  • 電気の流れを分かりやすく解説

(回答)

 今回の説明会おいて、概要についてご説明いたしますが、ご意見を基に今後、学習会等の機会を設定して、ご理解をいただけるよう計画していきます。

  • ソーラーパネルと蓄電池、ペレットストーブの予算超の希望があった場合

(回答)

地域エネルギー会社から皆様へ、事業の実施に向けて、設置希望について確認を行います。希望数を把握した上で、希望いただいた方は公平に設置できるよう、地域エネルギー会社で事業を計画していきます。

  • 脱炭素シナリオのシミュレーション

(回答)

脱炭素シナリオは、取り組みを通じた生坂村の将来的なCO2削減の目標の目安としてお示ししている村のシミュレーションです。取り組みを行う地域設定については、昨年度、ゼロカーボン推進プロジェクト会議等の検討を通じて、村内全域での脱炭素の取り組みを推進する方針を目指すこととしました。

脱炭素事業については、村全域での取り組みを前提としておりますが、今年度、地域のご意見を伺いながら、地域ごとの実情に沿った実行計画の策定を進めていくよう予定しております。

  • 計画、予算の公表、エネルギー会社の収支決算について

(回答)

事業の実施にあたっては、計画や予算、またエネルギー会社の収支決算について、皆さんにお示しして、進めていきます。

【3.地域エネルギー会社について】

  • リスク管理のシミュレーション、方策

(回答)

今年度、詳細な事業を構築していきます。まずは、地域エネルギー会社の将来的に考えられるリスクを想定した上で、その方策について検討し、お示ししていきます。

  • 地域エネルギー会社の場所、従業員、人材確保

(回答)

会社の事務所については、村民会館の空き部屋等を想定しており、現在のところ、新たな施設の建設は見込んでいません。会社で行う業務の内容を明確にした上で、必要な人員や雇用の確保の方法についても検討していきます。

  • 地域エネルギー会社の報酬、株主配当、村民への利益還元、利益の使い方

 (回答)

 役員報酬、株主配当は現在のところ、考えていません。

 出資者との合意形成を含めて、会社の収益については、まずは今回の事業で整備した設備費用について、国の交付金分等を除いた自社負担額の投資回収を行った上で、村民サービス等の還元を将来的に計画していくことを予定しております。

  • 電力会社の業務の人件費

(回答)

  会社での業務は、太陽光発電設備・蓄電池の管理をメインに考えておりますが、今年度、他のエネルギー関連のしくみの構築と併せて、必要な人員や実施体制を構築して、収支計画と併せて、お示ししていきます。

  • 会社の収益、経営、村の補填について

(回答)

  会社の収益は、太陽光発電による電気の利用料をメインに考えています。会社が、その他のエネルギー関係事業を行う場合は、内容に応じた収益も想定されます。令和5年度は、設備の設置数を把握して、利用いただける方を把握して、村からの補填をせずに、持続可能な経営ができるよう、内容の詳細や将来的な収支計画を明確にした上で、お示ししていくよういたします。

  • 会社の発起人の経緯

 (回答)

  令和4年度の脱炭素先行地域事業の検討にあたり、国の交付要件として、村だけでなく共同提案者が必須要件であったこと、また村と地域エネルギー会社での事業の実施体制が検討されたことから、取り組みで協力が必要な事業所に要請をしたところ、共同提案者では4者中3者、株式会社松本山雅、松本ハイランド農協、平林建設株式会社から出資の同意をいただきました。また、株式会社エコロミは昨年度、脱炭素ロードマップの策定支援業者、合同会社ヒッタイショは、脱炭素事業の企画に携わっていた地域おこし協力隊員が村内に起業した会社であり、それぞれ脱炭素事業に関わっていた経過から、会社の設立にあたり、出資の申し出をいただいた経過です。

  • 売電の取り扱い、どのような契約による売電か

 (回答)

 売電は、買い取っていただける見込で考えております。FITは使わず、売電先が中電であれば、パワーグリッド電力供給契約、小売市場であれば特定供給契約を想定しています。ただし、国の交付金の要件上、地域でつくったものを地域で消費する趣旨から、余剰電力についての取り扱いは売電以外の手法も含めて、活用を検討していきます。

  • 地域エネルギー会社による電気代、中部電力との契約

(回答)

 今年度は、設備の設置の意向、エネルギー会社へ契約の切り替えについて、確認を行い、来年度から、設置を進めていく計画としております。エネルギー会社の電気代については、今後、お示ししていきますが、現在、ご使用いただいている電気料より安い金額を設定していきます。

  • 新電力による契約料金

 (回答)

 現在、契約している会社やその会社の料金プラン等、家庭ごと、内容は一律ではないため、現在の内容についてもお伺いしながら、安い金額を設定するよう計画していきます。

  • 太陽光パネルの契約期間、パネルの所有について

 (回答)

 設備の設置については、エネルギー会社が負担して行いますので、エネルギー会社の所有物(資産)となります。契約については、パネル設置による設備の利用契約ですので、引き続き、利用いただくためには、契約の更新をお願いしたいと考えております。

なお、設置後の設備については、維持管理、修理、パネルの更新、廃棄等、全てエネルギー会社で行う予定としております。

  • 太陽光発電の設置、契約切り替えをしないで使用

 (回答)

 地域エネルギー会社による契約切り替えは、同意をいただき切り替え手続きとなるため、強制では無いため、その後も、切替せずに他の電力会社との契約は可能です。ただし、安い電気料で利用できるよう、料金を設定していきますので、地域エネルギー会社への契約切り替えをお願いしたいと考えております。

  • 太陽光パネルの契約期間、中途解約、村民負担

 (回答)

 契約期間は15年程度の長期の設定を考えておりますが、詳細な契約の規定内容は、詳細をまとめましたら、今後、設置の同意をいただく際に、ご説明いたします。

  • 保育園、小中学校等の公共施設のパネル設置

 (回答)

 保育園、小中学校を含めた村の公共施設については、村の施設として設置する方向で同意としておりますが、実際の設置方法や場所等の詳細については、施設の管理者や関係者と協議を行い、安全対策等を配慮して、計画していきます。

 また、設置に関しては保護者等へのご理解を求めていくよう、内容説明を行っていきます。

  • パネル設置の意向、高齢者世帯の設置について

(回答)

 村では脱炭素事業の推進として、ご協力をお願いしていきますが、パネルを設置するかしなかは、世帯ごとでのご判断であり、あらためて地域エネルギー会社を通じて、ご確認いたします。提案書段階での見込みとして、設備の利用については、一定の長期契約を考えていることから、高齢者世帯は含めておりませんが、令和5年度、高齢者世帯を問わず、ご意向を聞いて、要望いただければ、村民の誰もが、電気の供給や利用できるよう計画していきます。

  • パネル設置後の空き家の対応

 (回答)

設備の利用については、一定の長期契約を考えておりますが、設置を前提に中途での対応については詳細を検討して、今後お示しいたします。

  • パネル設置による資産価値

(回答)

設置を希望いただいた方は、設置もしくは電気が使えるように公平に対応していきます。また、設置した設備は地域エネルギー会社の所有物(資産)となりますので、家の所有者の資産とは異なります。

  • 遊休地等の設置

(回答)

遊休地への太陽光発電設備の設置また管理については、民家の設置と同様に地域エネルギー会社で行う予定としています。

 提案書にて設置予定として記載しているものは、見込であり、実際の設置については、必要数をあらためて、調査して、地域のご要望やご意見を聞いて、実際の設置場所を決定していきます。その際に設置場所に応じた必要な手続きや取り扱いについては確認を行い、会社を通じて、対応していく予定です。管理手法についても、地域と調整していきます。

  • ソーラーパネルの管理や廃棄について

 (回答)

 ソーラーパネルの設置は、地域エネルギー会社が負担して行うため、メンテナンス、維持管理、廃棄処分、更新を含めて、会社が行うことを前提としています。

 令和5年度は、地域の皆さまと協議を行いながら、詳細な内容を取り決め、しくみを構築していきます。今後の管理についても、地域や各家庭でご協力いただけることについては、サービスや対価で還元できるしくみ等も構築のなかの一つとして考えていきます。

  • 賃貸の住宅のパネル設置、居住者と大家の同意

 (回答)

 賃貸の契約内容や居住者と所有者である大家の双方の同意に基づいて、設置できるものと考えます。詳細は、個別調整により意向を確認いたします。また、設備の設置と契約の切り替えは、それぞれ別の内容の手続きとなりますので、意向を確認いたします。(自動契約ではありません。)

【4.太陽光パネル等について】

  • 太陽光発電以外の手法の検討

(回答)

 昨年度、策定した脱炭素ロードマップでは、再エネポテンシャルとして、太陽光、小水力、木質バイオマスを活用できる資源として、基本計画を策定いたしました。

本年度、これらの自然エネルギーを活用した具体的な実施計画や調査、設計を行うこととしております。

 基本計画では、太陽光を含めたこれらの自然エネルギーを基本方針としながら、安全面や環境への配慮について調査を進めるとともに、具体的な設置、手法については、地元との協議を行い、ご理解をいただきながら、進めていきたいと考えております。

  • ソーラーパネルの規格

(回答)

使用する製品につては、本年度、計画してお示ししていきます。

以前(1990年代)には、セレンやカドミウムといった製品を使用されていた時期もあったとのことですが、現在、流通している製品には含まれておりません。

なお、廃棄の際一部含まれる鉛については、国の処理基準に基づき、適正な処分を行っていきます。

  • 災害想定

(回答)

民家の設置については、所有者と同意をいただいて進めていきます。また、設置場所については、安全に設置できる箇所の確認や想定される危険性の対策についても考慮して、計画していきます。

  • ソーラーパネルのメンテナンス

(回答)

パネルの管理・メンテンナスは、地域エネルギー会社で、適正に行っていくよう考えております。なお、清掃時に洗剤、塩カル等は使用しません。

 

  • ソーラーパネルの危険性

(回答)

 パネルの設置場所については、本年度、安全な場所を調査して、地元と協議を行い、実際の場所を決めていきます。場所の選定についても、土砂災害警戒区域や水没する危険性が無い所等に配慮していきます。

  • 太陽光パネルの廃棄

(回答)

使用する製品につては、本年度、計画してお示ししていきます。

以前(1990年代)には、セレンやカドミウムといった製品を使用されていた時期もあったとのことですが、現在、流通している製品には含まれておりません。

なお、廃棄の際一部含まれる鉛については、国の処理基準に基づき、適正な処分を行っていきます。(➁ソーラーパネルの規格:同)

廃棄に関して、国の再生可能エネルギー特別措置法では、適正な撤去、処分が求められています。今後、国の改正法案でも、義務的なリサイクル制度も含め、さらなる制度の厳格化やリサイクル体制の確立が検討されています。現在、パーツごとのリサイクルの技術は確立されていますが、新技術を含め、当村でも更新期の廃棄については、国の法律に順守するとともに、適正なリサイクルを検討していきます。

【5.マイクログリッド、小水力発電、災害時の対応について】

  • マイクログリッドによる災害時の停電

(回答)

外部からの電力供給に頼らない電力の自立化を図るため、マイクログリッドは、避難施設や災害時対応が必要な施設等をグループで供給し合うもので、この地域外として、民家やエリア外の施設については、それぞれ、建物ごとに太陽光発電設備や蓄電池を設置して、電力の自立化を図ります。

  現状、村内の電力確保は、外部からの電力供給のみに頼るものとなっていますが、蓄電池により一定の電力をマイクログリッドの地域内外で確保できることで、災害に強い(停電に強い)地域づくりを進めるものです。

  蓄電池での電力確保は、一定期間は確保できますが、限りはありますので、特に大規模な災害や災害が長期化した場合は、他からの電力確保やより安全な場所への避難等、二次行動等を想定しています。

  • マイクログリッド内の不足電力、余剰電力の対応

(回答)

 電力が不足した場合は、市場からの調達により対応いたします。余剰電力については、売電もしくは村内での活用していく手法を検討していきます。

  • マイクログリッド事業費、試算

(回答)

 提案段階では、交付金による事業による投資回収を含めて、計画したものですが、本年度、詳細な設計を積算して、将来的な収支を含めて、お示ししていきます。

  • 生坂ダムの事業費と費用対効果

(回答)

 提案段階での試算では採算がある見通しとしておりますが、本年度、詳細な設計を行い、事業費を算出して、収支と併せて、お示していくよう計画していきます。

 洪水吐は、大雨発生しやすい、夏から秋にかかえて使う季節であると考えています。

  • マイクログリッド内の避難地の計画

(回答)

マイクログリッド事業では、避難施設が集中する上生坂を中心に災害レジリエンスの強化として計画していきますが、地域以外でも、太陽光発電や蓄電池を通じた民家、また各地域における避難施設等の村内全域での災害レジリエンスの強化を計画していきます。

災害時の避難については、自宅、地区の避難施設への避難のほか、災害の状況に応じては、他地域への避難として、上生坂への避難も想定しています。

  • マイクログリッドの雇用

(回答)

 マイクログリッド事業の整備後の管理は、地域エネルギー会社での運営を想定しています。各事業のしくみの詳細については、本年度、計画設計していきますので、地域エネルギー会社で担う業務として、必要な人員や雇用確保についても、併せて、計画していきます。

【6.ペレット工場、ペレットストーブについて】

  • ペレット工場の建設場所、従業員の雇用

(回答)

 提案段階の現時点において、工場の建設場所や運営の詳細は現在のところ決定していません。

この取り組みでは、村の山の整備を推進すること、その上で脱炭素につながる構築を目指していくことを目的としています。

令和5年度は、村内の山林で実際に確保できる材の量や樹種等の調査を行い、木質バイオマスとして活用できる手法、ペレット材や木質チップ、またそれ以外の活用も含めて、具体的な計画を検討していきます。

その上で、必要な施設、運営内容等、実施可能な事業計画を明確にして、詳細をお示ししていくこととしております。

  • ペレットストーブの普及

(回答)

 令和5年度は、燃料となるペレット材の確保が可能かどうかを含めた村内の調査を行い、事業化が可能か検討していきます。併せてペレットストーブ普及のための手法についても、購入助成やペレット以外の方法等、総合的に検討していきます。

 令和4年度のゼロカーボンに向けたアンケート調査では、村の施策で実施してほしいものとして、「薪・ペレットストーブへの購入助成」への回答も一定数いただいておりますので、参考としていきます。

  • ペレットストーブの機能、安全性

(回答)

 ペレットストーブについては、薪ストーブに比べて、燃料であるペレット材が高齢者でも扱いやすいこと、灰の量が少なくメンテナンスが簡単なこと、ペレットをタンクに入れて、スイッチを押す等の操作性が簡単であること、緊急時・異常発生時は自動で停止する等の安全性等の観点から脱炭素における導入設備の一つとして、選定したものです。

 ただし、ペレット材の確保等の課題もあるため、令和5年度は調査を行い、最終的な事業化の判断を行っていきます。

  • ペレット材の販売価格、流通体制等

(回答)

令和5年度は、燃料となるペレット材の確保が可能かどうかを含めた村内の調査を行い、事業化が可能か検討していきます。

この取り組みでは、村の森林保全、採算性を含めた運営体制、木質バイオマスとして活用できる手法、ペレット材や木質チップ、またそれ以外の活用も含めて、具体的な計画を検討していきます。

その上で、必要な施設、運営内容等、実施可能な事業計画を明確にして、詳細をお示ししていくこととしております。

  • やまなみ荘のペレットボイラー

(回答)

ペレットストーブ同様に、令和5年度は、村内の山林で実際に確保できる材の量や樹種等の調査を行い、木質バイオマスとして活用できる手法、ペレット材や木質チップ、またそれ以外の手法も含めて、具体的な計画を検討していきます。

やまなみ荘の設備についても、安定した燃料の確保や将来的な費用等を考慮して、本年度、設備の内容を決定していきます。いただいたご意見は参考といたします。

 貴重なご意見ありがとうございます。

 

【7.電気自動車とその貸出などについて】

  • 電気自動車のシェアリング

(回答)

 詳細な内容、しくみについては、本年度計画していきますが、皆さんが利用しやすいよう配備場所等を考慮していきます。

 

  • 災害時の各区への貸与台数

(回答)

  本年度、各区と必要な台数等を協議して、対応台数や配備体制等の詳細な内容について、計画していきます

  • 充電1回あたりの金額、電気自動車の賃料

(回答)

 詳細な内容、しくみについては、本年度計画していきますが、出来るだけ、皆さんが利用しやすいよう金額等を設定していきます。

【8.いくさか『創造の森』プロジェクトについて】

  • いくさか『創造の森』プロジェクトの運営

(回答)

 村の事業として、オフグリッドハウスの建設や、アースオーブンの周辺整備等は進めていく予定としていますが、整備後の運営方法は、全体プロジェクトの検討と併せて、今年度、計画していきます。本年度の脱炭素事業による山林調査からの新たな林業の構築や、遊休農地を活用した事業等、具体的な内容を構築していきます。

  • オフグリッドハウスの建設費、周辺整備

(回答)

 オフグリッドハウスについては、環境省の交付金を活用して令和5年度に設計を行い、令和6年度での建設を計画しています。周辺整備については、本交付金の対象外であるため、今年度、整備内容の計画、維持管理を含めた運営方法を検討していきます。

計画の検討にあたっては、将来的な運営や村の財政負担の見通しを踏まえて、計画していきます。

  • 脱炭素の啓発

(回答)

脱炭素事業は村での重要な事業の一つとして、考えていますので、引き続き、ご理解いただけるよう、進めてまいります。

 環境省の交付金事業においても、効果促進につながる脱炭素の普及啓発として、提案を認めていただいておりますので、松本山雅と連携した村内外での事業をご理解いただけるよう、事業を計画していきます。

【9.古民家脱炭素リノベーションについて】

  • 空き家リノベーションのしくみ

(回答)

 地域エネルギー会社で行う事業を想定していますが、詳細なしくみや内容については、本年度、計画していきます。人材としては、地域おこし協力隊を含め、考えておりますが、適正な技術指導や施工ができるよう村内の工務店の活用を予定していきます。

  • リノベーション予定の古民家

(回答)

 計画数は、村内の空き家調査からの概算の見込数であるため、実際に行う古民家等については、選定方法を含めて、今後、決定していきます。

  • 北部地域の若者定住促進住宅の建設予定

(回答)

 今回のリノベーション事業は、脱炭素事業を通じた定住対策の一つとして、計画したもので、村では人口減少対策・定住対策事業を引き続き、進めていきます。住宅建設については、地域の要望や事業の必要性等、総合的に判断して計画していきます。

【10.その他】

(回答)

 今回のパンフレットについては、説明会を通じて、ご説明いたしますが、説明会以降も、今後の事業の詳細について、広報やその他の情報周知を図ってまいりますので、村や地域エネルギー会社から発信する情報をご確認ください。

また、今年度、事業内容の詳細を計画していきますので、今後も地域との協議やご意見をお伺いする機会にご対応・ご協力をいただければと存じます。

 村としても、ご意見で反映できること、考慮できることを取りいれて本事業を構築していきたいと考えております。

以上が事前に提出された意見や質問の内容です。

次に説明会場において、当日の説明に対してのご質問やご意見、ご要望の概要については、

・事業を構築する専門業者はどんな業者か、また業者は決まっているのかとの質問に対して、専門的な知識を有したコンサルタントで現在公募型プロポーザルにより選定していると回答しました。

・公募型プロポーザルについて村民に周知したかとの質問に対して、ホームページへの掲載や村の掲示板で公告を行った。また、公募型プロポーザルについて情報取り扱い要領を定めて対応していると回答しました。

・この事業に関しての法的なものは誰が行っているかとの質問に対して、特別な案件については弁護士に依頼して行っていくと回答しました。

・電力会社の小水力について専門的な意見を聞いたらどうかとの質問に対して、現在選定している計画策定、設備設計等委託業務の中で対応していくと回答しました。

・今後こういう説明会を実施していくのかとの質問に対して、計画策定、設備設計等委託業務により事業内容が分かってきた段階で説明会を開き周知していきたいと回答しました。

・この事業は3つの事業があるが個別に行っていく事はできないかとの質問に対して、各事業を計画していきながら内容を精査し説明して実施していくと回答しました。

・太陽光パネルが水没した場合はどうするか、また景観についての対応はとの質問に対して、太陽光パネルを設置する場所は安全性や景観を考慮して区民と話し合い、過去の災害経緯なども調べ対応していくと回答しました。

・太陽光パネルには有害な物質が入っているのではないかとの質問に対して、現在生産している太陽光パネルには有害物質は入っておらず、シリコンを材料としていると回答しました。

その他、意見としては、

・説明会で子どもを預ける場を作ってほしい。

・分断するのではなく話し合ってほしい。

・エネルギーコンサルは民間企業で会社利益を優先するのではないか。

・中国製の太陽光パネルには危険性があるのではないか。また、中国の製品は人道的観点から使用しないほうがいいのではないか。

・太陽光パネルについてのデメリットを掲示してほしい。

・現在中部電力から配電しているので、この事業で送電線を整備すると二重投資にならないか。

・太陽光温水器について検討してほしい。

・ゼロカーボンの取り組みとして、広報誌の紙媒体をなくし他の媒体を利用したらどうか。また、ぶどう栽培等有機栽培に取り組んでいったらどうか。

・ペレット工場はいらないのではないか。他の方向を考えたらどうか。

 宇留賀区の皆さんには、多くの忌憚のないご質問や建設的なご提案などをいただきありがとうございました。大変心配されていますが、村内全戸にアンケートをお願いして民意を把握し、皆さんのご意見、ご要望をなるべく反映して計画を作成し、来年当初の説明会には、より具体的にお示しできるように取り組んでまいりますので、引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。

 午前10時からは、脱炭素先行地域事業計画作成・設備設計等委託業務選考委員会を行いました。

 この公募型プロポーザル方式にかかる手続は、当掲示によるほか、生坂村脱炭素先行地域事業計画作成、設備設計等委託業務公募型プロポーザル審査要領、生坂村脱炭素先行地域事業計画作成、設備設計等委託業務情報の取り扱い要領に示すとおりとして、一般公募をしました。

 本業務は、令和4年12月23日付環境省脱炭素先行地域公募要領(第3回)に基づき当村 が提出した計画提案書の内容を実現するための、次のそれぞれの事業の設備設計、事業計 画作成、調査検討を行うものである。

 (ア) 生坂ダム小水力発電設計業務、 (イ) 上生坂区・草尾区自営線マイクログリッド設計業務、(ウ) EV充放電設備設計業務、(エ) 公共施設バイオマス熱利用設計業務、(オ) 村内林業構築に向けた調査検討業務などの審査を、生坂村脱炭素先行地域事業計画作成、設備設計等委託業 公募型プロポーザル審査要領に基づいて、私を含め7名で審査しました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が晴れてきた宇留賀上空からの風景を撮影しました。

R5 8 02 宇留賀上空からの風景

 その他生坂村では、児童館でしょうぎ教室、SUP体験会。健康応援隊in大日向、職員互助会役員会、議会談話室などが行われました。