「心身元気になる料理生活」Y's foodしんぶん

横浜の料理教室・食と健康の企画事務所です。食・料理を通じて「伝える」お手伝いをしています。

「認知症」は気持ちを汲み取る姿勢が大事

2009-05-31 | 介護予防ウェルエイジング
日ごろお世話になっている介護ステーション「クオレ」
さんの勉強会に参加させていただきました。

テーマは「認知症」。

講師は大学でも教鞭をとっておられる吉川美加先生
でした。

認知症の原因疾患はいくつかあり約半数が「アルツハイ
マー病」3割が「脳血管疾患」、健忘と認知症の違いなど
説明がありました。

とても興味深かったのは認知症ご本人の「気持ち・不快感
もどかしさ」と介護者の感じがちな感情など両方からの
「感情」が説明されたことです。

認知症は誰にでも起こりうることであり
両方の感情を知ることは「納得のいく豊かな介護」
にとても大切だと思いました。

介護者(家族や介護の専門職)は本人を観察し
たとえ「不可解」と移る行動や反応であったとしても
何か、必ず欲求があって
「何を求めているのか」「どうすれば安心するのか」
を分かってあげる(分かろうとする)と双方とても
穏やかな気持ちで関わる事ができるように思います。

とても勉強になりまた考えることもいろいろと
ありました。

吉川先生、クオレの皆様、ありがとうございました。

●介護予防、メタボリックシンドローム対策のセミナー講師
 承っています。早い意識が健康への大きな差を作ります。
 管理栄養士がわかりやすく栄養面からアプローチいたします。
 HPでご案内しています





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。