「心身元気になる料理生活」Y's foodしんぶん

横浜の料理教室・食と健康の企画事務所です。食・料理を通じて「伝える」お手伝いをしています。

「高齢者」という言葉のイメージ

2009-08-11 | 介護予防ウェルエイジング
私の両親は

「もう、いつお迎えが来るか分かんないから
あんた達、この家のことよろしく頼むね」

とか、言います。

それでいて

「今、介護予防に関する食事指導の仕事をしている」

というと

「あら、そうなの、ご老人には親切にしてあげなさいね」

とか、言います。

また母の姉(叔母)も
「あら ゆうこちゃん、高齢化社会だから老人対象の
仕事はいいよねえ。」

と言ったりします。


何の疑いも無く「自分は(高齢者というカテゴリーに)
含まれていない」
という発言をするので驚きます。

年齢で65歳以上というくくりがあるだけで

個人個人は本当に考え方も外見も差があります。
だから実際には外見、考え方共に「若いなあ」
という人も本当に多いのです。

ですが、

社会一般では「年齢」しか明確なものがありません。

それだけのことなのですが

そこに含まれていない、と思っているのか~と
ちょっと不思議な気分になります。

ちなみに私の場合年齢のくくりでの呼び名は
「中年」でしょうか。

例えば「中年の人向けにダイエット指導している」
といわれればちょっと違和感はあるものの
自分と同世代=自分を含む年齢の人なのだ
と思います。

でも私の親も夫の親も高齢者に「自分は含まれて
いない」という発言をします。

やっぱり不思議。

麻生総理もです。

先日の発言は「自分は含まれていない」という感が
はっきり出ていました。

もしも

「我々の年齢がもっと仕事を楽しんで続けていく
社会になれば個人の金銭の余裕を得ると共に、
納税をすることで国はもっと活力を持つ」

という「他人事」でなく「自分事」という言い方をしていたら

捉えられ方は全く違っていたのではないかと思います。

「高齢者」の言葉に独特のイメージがあるのでしょうか。

非常に興味深いです。


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