現在義母と同居しているが、現在90歳になったがすこぶる元気で過ごしている。
指先を使う事はボケ防止効果もあるようで、最近は折り紙に興味があるようで、義母のお友達と一緒に作品を作っている。題材も近づくもも節句を意図して作品とい言って、折り紙など手先の運動はボケ防止なんだそうです。まだまだ元気でいるようです。
今日は三月飾りのお雛様を作ったようです。着物柄も其れなりになってるようです。早速自慢げに玄関先に飾ったようである。
高年齢になっても元気な事は素晴らしいことだと思いますが、筆者も後10年くらいは生きられると考えて、此の情報であふれる世の中で 音楽愛好家として筆者が残して聴きたい、何度でも聴きたいレコード、及びCDは何枚あるのでろうか。
かなり偏った聴き方をしますが、やはりその中にJ.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集には、第1巻と第2巻と呼ばれる 二つの曲集があります。どちらが好きですか? 私は両方とも大好きです、が第二集が音楽の深さが深い様に感じる。
でも、同じ曲番・調でいくつかの前奏曲やフーガは1巻より2巻のほうが気にいっているとか、また逆に2巻はどうも、 ということもあります。
歴史を調べてみると、第2巻はバッハ自身がそう名づけた曲集ではありません。バッハの娘婿のヨハン・クリストフ・アルトニコルによって名づけられました。
どうして、バッハは第2巻を平均律クラヴィーア曲集を完成してから20年後にあらたに作ったのでしょうか?自然多くの方々が「平均律」という曲集の名称について議論をされています。バッハの「平均律」は「等分平均律」のことではない、と主張される方もおられます。
やはり平均律といえばワンダ・ランドフスカ[1879-1959]は、ほぼ絶滅していたチェンバロという古楽器を20世紀に復活させた立役者にして、この楽器の女王です。
彼女がチェンバロで奏でるバッハを聴き、 ショックを受けた有名人にはブゾーニ、トルストイ、チュルリョーニスといった鋭敏な感受性を持つ芸術家も多く、世の中への多大な影響という点で、まさにチェンバロ革命を行なったと申せましょう。しかし大変残念に思うは録音状態は悪く音質もイマイチだあるが、聴き出すと途中で曲を止めることなく、そう少し音質が良ければ?今のテクノロジーでは限界があるのであろうか?等考えてしまう傾向があり、ブツブツ言いながらキリの良いところまで聴き入ってしまう事は名盤であろう・・・。
この演奏は、ザルツブルグのクレスハイム宮殿で録音されている。そのため、残響がすごいのだが、それが一つの効果となり、天から音が降り注いでくるかのような効果をもたらしている。
基本的にはバッハの音楽、特に鍵盤楽器を聴くのはチェンバロが多かったが、最近ピアノ演奏も安定した音が耳障りよく視聴すれば解るが、ベーゼンドルファーのピアノの音ってこんなに素敵な優しい音だったのか?当に神業なのかも知れないと思う!
♪スヴャトスラフ・リヒテル / J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV 846 - 869
スヴャトスラフ・テオフィーロヴィチ・リヒテル(Sviatoslav Teofilovich Richter)
(1915年3月20日 - 1997年8月1日)は、 ソビエト連邦のピアニストである。
ドイツ人を父にウクライナで生まれ、主にロシアで活躍した(ただし在留ドイツ人として扱われた)。その卓越した演奏技術から20世紀最大のピアニストと称された。ロシア出身の20世紀を代表する名ピアニスト。ウクライナのジトミール生まれ。モスクワ音楽院でネイガウスに師事。
1945年全ソ音楽コンクールのピアノ部門で1位。第2次大戦後の冷戦下で「幻のピアニスト」として知られた。
**♪スヴャトスラフ・リヒテル / J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 BWV 870 - 893
バッハから現代曲まで無尽蔵のレパートリーを誇った文字通りの「ピアノの巨人」。ピリオド楽器などと言いて現在古楽は当時の演奏に近い演奏などとたわけた事を言っているが、リヒテルの演奏を聴くと、解ります。
楽器は此れが良いヤマハは好ましくない等意見はあるでしょうが、彼の演奏を聴けば全て解ります。
間違いなく其処にはバッハの音楽が鳴っているからです。
使用楽器はワルシャワでのドイツ・グラモフォンとの録音セッションでエンジニアを務めたハインツ・ヴィルトハーゲンは、この時使用したピアノについての証言を残している。
スタッフが現地で調達したピアノはタッチにひどくむらのある粗悪な代物で、スタッフは当然リヒテルに拒否されるものと考えた。しかし彼は黙ってピアノの前に座ると、キーの感触を一つ一つ確かめながら、むらなく聴こえるようになるまで練習し、 難のあるピアノを自在に操ったという。
その後彼は1969年にヤマハのピアノに目を止め、愛用するようになった。彼はその理由について「柔軟で感受性が鋭く、特にピアニシモが非常に美しい。私の表現したい心の感度を歌ってくれる」と語っている。
このことはNHKのドキュメンタリー番組『プロジェクトX』(2001年10月2日放送回)でも取り上げられた。
古典から現代音楽まで厖大で、バッハ「平均律」の全曲などの大曲の録音も残している(これがまた大変な名演だ)。その一方で、曲目は独自の視点から厳選し、じっくり自分の中で熟成させて、時が来るのを待つ人だった。
ベートーヴェンもあれほどの名演を残しながら、全曲は録音していない。
リヒテルの演奏はダイナミックで雄渾な情感と緻密にコントロールされた技巧を両立させた稀有なものだった。
とても巨大な手の持ち主であり、12度程度を楽に押せたという。ブラボー!
厳選された、音楽のアップ、ご苦労様です。
最近気付きましたが、
益々バッハオンリーになっていますが、
演奏者の違いを楽しんでます。
モノラルでもリヒテルが良いですね!
オルトフォンのSPU-Aシェルのモノラル
ほしいですね(笑)
昔からBach大好で色々演奏を楽しんでいますが、特に最近平均律2集を楽しんでます。
此れは実に興味深く音楽性豊かな曲と思います。私は全く演奏はしませんが、自分で弾けたらもっとBachが楽しめるのかもしれませんね!
今後共宜しくお願いします。
私の平均律のページの「不確定性原理」をご覧ください。
私は昔からバッハが好きでバッハの音楽を
聴いていますが、聴けば聴くほど好きになっています。
最近は多くのカンタータを良く聴くようになっています。
音楽を楽しんでいる愛好家のため、
あなたのブログはためになるようですので
これからもお邪魔しますのでよろしくお願いします。
今回は、訪問ありがとうございます。