最近はiTunesで音楽を補っていますが、
やはり、どうしても筆者が昔LPレコード最初に購入した当時の音が気になり
ついつい、聴いてしましますが、例えばオーボエ奏者でもありヘルムート・ヴィンシャーマンの
バッハの作品BWB1060aを聴いてますが、昨夜から最近の ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン) &
アカデミー室内管弦楽団演奏のJ.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 を聞いています。
彼女はとても美人なところもいいですよ!
楽器は以前は日本音楽財団から貸与された1716年製ストラディヴァリウス
「Booth」を2000年から2004年夏まで使用していたが、
2004年5月に1742年製(1750改製)ジョバンニ・バッティスタ・グァダニーニを購入、
2012年には現代ヴァイオリン製作者フィリップ・アウグスティン(Philipp Augustin)の2011製を購入し、
現在はそれらを使用している。
筆者の好きな曲はBWV1060aは昔はオーボエ奏者でもありヘルムート・ヴィンシャーマン指揮、
ドイツ・バッハ・ゾリステン 現在も90歳を過ぎお元気に活躍しているようですね、
当時このヴァイオリン協奏曲は凄く演奏の透明度が高く大好きな演奏でしたが、最近では
Bach Concerto for Oboa & Violin in D-minor BWV1060 by Julia Fischer
ユリア・フィッシャーのDecca第一弾のアルバムはバッハの協奏曲集になりました。
彼女は、21歳でCDデビューしていますが、彼女はスロヴァキア出身のピアニストの母、
旧東ドイツ出身の数学者の父の間に1983年ミュンヘン生まれました。
3歳で母からピアノを習い始め、まもなくヴァイオリンに転向。
更にアウグスブルクのモーツァルト音楽院でヴァイオリンを学び、
その後ミュンヘン音楽大学で名教師アナ・チュマチェンコに師事しました。
更に驚くことには、その8つのコンクールのうち3つのコンクールではヴァイオリンではなく、
ピアノ部門での優勝であることです。
彼女は2001年1月にピアニストとしてもデビューし、
グリーグの《ピアノ協奏曲》とサン=サーンスの《ヴァイオリン協奏曲第3番》を一気に演奏しました。
共演者であるBWV1043のアレクサンドル・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)
やBWV1060のアレクサンドル・ルブツォフ(オーボエ)や、
ASMFという良い意味でそもそもが中庸の穏やかな演奏が得意なオケが、素晴らしい調和を果たしています。
フィッシャーのヴァイオリンですが、実にたおやかなボウイングが印象的です。
この品の良さというものは生来のものであって、
技巧的な要素もさることながら恐らくそれだけはこうした音は生まれてこないのだろうと感じます。
このたおやかな演奏は1つ目の《2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV1043》
から最後の《ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲BWV1060》までの4曲全てに共通しています。
プログラム中では、例えば《2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV1043》は、
2つのヴァイオリンが綾をなして奏でられ、実際には名人芸的で華麗な装飾が施された作品ですが、
この演奏では名人芸そのものを特に意識させるものではありません。
ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン・指揮)
アレクサンドル・シトコヴェツキー(ヴァイオリン(1))
アレクサンドル・ルブツォフ(オーボエ(4))
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
クラシック界にも新しい風を見つけ今後も素晴らしい演奏を聴いてみたいと思います。
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