伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

最近の悩み、CDのレーベルで音が違う?でも本当の事は闇の中・・・・

2017年07月14日 | クラシック音楽・オーディオ

今日はCDレーベルの音質の差を感じますので、サウンドコニサー(鑑定)的にCDを聴いた。

やはりLP時代と同様にレーベルの違いで音は違うようです。

レコード盤ほど違いが明らかでは無いようですが、よく聴くと違いに気付く!

やはり先日CBSソニーの音質について述べましたがシモーヌ・ディナースタイン(Simone Dinnerstein)(ソニー)

のゴルドベルグ変奏曲を聴き、その後ベアトリーチェ・ラナBeatrice Rana)をのゴルドベルグ変奏曲聴いた

ワーナーミュージックが販売してる会社ですが、聴く限りは音質も良いと思います。

多分シモーヌ・ディナースタインの演奏も良いと思うがCBSソニー録音がよくないのかも知れない?

演奏者のしては問題では無いのですが、視聴者には迷惑な話です、演奏者も悲惨な事になりますよね?

ユリア・フィッシャーの録音会社オランダの「PENTATONE」レーベル。

ハイエンド、マルチチャンネル・サラウンド・レコーディングに特化したこのクラシック専門レーベルは、

2001年にメジャーの名門「オランダ・フィリップス」の幹部たちによって設立された。

ほぼすべてのタイトルをSACDハイブリッド盤でリリースしているので、

日本でも多くのオーディオ・ファンから支持を獲得。レーベルとしてのさらなる成長と成熟が期待される最中、

バランス・エンジニア(録音技師)として辣腕を振るうジャン=マリー・へイセン氏が来日し、

 

これまでの歩みと展望をたっぷり語ってくれた。

母国のハーグ王立音楽院でオーディオ録音の理論と技術を学んだヘイセン氏は、

1988年から1990年までフィリップスのリマスタリング・エンジニアを務め、その後はフリーランスに転進した。

「フィリップス時代に最初に手がけた仕事のひとつが、

小澤征爾指揮・水戸室内管弦楽団の『ビゼー&ラヴェル作品集』だったので、日本にはとても親近感があります。

当時のプロデューサーは厳格なことで有名なウイルヘルム・へルヴェック。

私は録音に関する"すべて"に近いことを彼から学びました。演奏家とともに作品を研究した後、

一度全部を解体してから葉でなく、行動で教えてくれたのです」

フリーランスとなってからも、フィリップスのエディター、リマスタリング、

オーディオ・エンジニアとして同レーベルと深く関わり続けたヘイセン氏。

その後、98年にフィリップス・クラシックスの技術者陣が「ポリヒムニア・インターナショナル」

という新会社を立ち上げた際、彼はバランス・エンジニアとして参画。

同社はPENTATONEの録音とマスタリングを一手に手がけている。

要するに彼は、リヒムニアの一員として、PENTATONEの録音を担当しているという訳だ。

 

TEAC MA-7TANNOY IIILZ in Cabinetにシステムを交換してから、この辺りの

微妙な音の違いが分かるようになった、それとTANNOY IIILZ in Cabinetのの特性が      

これほど暴れているとは思いもしませんでした。勿論古いタンノイのキャビは良く響きます。

楽器的スピーカーといわれるのはそんなところにあるでしょう。

よく見ると、箱の6面で別の素材を使い分けています。

 ただ2~3kHzあたりの人間の耳の最も感度の良い部分のレベルが下がっていますが、     

こうなっていると音が耳に突き刺さるような感じ・うるさい感じがなくなり大変聞きやすくなる。

クラシックを聞くには好都合・・・・・ウマイもんですね。実にクラシックのサウンドコニサー的です。

やはり不満は低域ですが、このサイズでは文句も言えまい・・・・

ステレオサウンドの1976年発売号で、その当時手に入りやすかった295HPDを使って、なんとか家に置けるサイズで、

あこがれのTANNOYオートグラフに少しでも近いものを・・・ということで企画されたキャビネット作成によるものが、

コーネッタと言うスピーカーがあるのですが、此れ以上のバージョンアップは貧困老人には金銭的には困難な話だ。

 

最近やっとチューニングも良くなり、やっとTANNOY IIILZ in Cabinetの音が聴こえるようになった

筆者のTANNOY IIILZ in Cabinetは別にモニタースピーカーでも無いのに、最近この辺りがよく分かる。

でも同じ演奏をハルモニア・ムンディHarmonia Mundi)盤で聴くイザべル・ファウスト( Isabelle Faust

シューベルトはピアノの音が違う、ハルモニア・ムンディ盤のCDは一口に行って立体的です。

アレクサンドル・メルニコフの弾くピアノの音は当にグランドピアノの音が聴こえる。

演奏は勿論違う演奏者ですが、特に聴こえるピアノの音が・・・・同じレーベルで同じ条件で録音しない

違うのは勿論承知しているが、ピアニストの違いかこの差は大きい。効いた頂けば納得します。

LPレコード盤もレーベルの差は激しかったがCDになり、音質等は余り変わらないと思ってましたが、

最近違いに驚く、レーベルによりこの様な差が出る事は由々しき問題です。

 

フランツ・シューベルトが1817年に作曲したヴァイオリン・ソナタ。

いまだ少年の作曲者が旺盛な創作力を見せていた時期の作品。

4楽章構成の中に複雑な転調を試すなど、初期の意欲作となっている。

シューベルトのヴァイオリン音楽は、ヴァイオリンとピアノのためのソナチネが3曲、

ヴァイオリンとピアノのための幻想曲D.934の他には、管弦楽との協奏作品があるくらいで、

ヴァイオリンソナタに近いものは計5作しかない。が最近筆者はこの曲が好きでよく耳にする。

【ユリア・フィッシャー】

若くしてすでに「21世紀を代表するヴァイオリニストの一人!」と称されていたユリア・フィッシャーは、

スロヴァキア出身のピアニストの母、旧東ドイツ出身の数学者の父のもと、1983年にミュンヘンで生まれました。

3歳で母からピアノを習い始め、まもなくヴァイオリンに転向。

アウグスブルクのモーツァルト音楽院でヴァイオリンを学び始めるや、

彼女の人生にとってヴァイオリンはかけがえの無い大切なものとなります。

その後ミュンヘン音楽大学で名教師アナ・チュマチェンコに師事。

1995年、11歳の時にユーディ・メニューイン国際コンクールで優勝したほか、

数々のコンクールでの優勝を重ね、その後は世界各地のオーケストラ、指揮者たちと共演しています。

2008年12月にはデッカからバッハのヴァイオリン協奏曲集をリリースして話題になりました。

【マーティン・ヘルムヘン】

1982年ベルリン生まれ。6歳からピアノを習い始め、ハンス・アイスラー音楽大学のガリーナ・イワンゾーヴァに師事し、

その後ハノーファー音楽・演劇大学でヴァルディの教えを受けます。

2001年、クララ・ハスキル・コンクールでグランプリを獲得し、

2004年、ヤング・アーティスト・オヴ・ザ・イヤー賞、2006年、

『エコークラシック賞』の新進演奏家賞をそれぞれ受賞。

この二人が共演する

【収録情報】

Disc1 

シューベルト:

1. ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 D.384, Op.137-1

2. ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 D.385, Op.137-2

3. ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調 D.408, Op.137-3

4. ヴァイオリンとピアノのための『華麗なるロンド』ロ短調 D.895, Op.70

 

Disc2

5. ヴァイオリンとピアノのためのソナタイ長調 D.574, Op.162

6. ヴァイオリンとピアノのための幻想曲ハ長調 D.934, Op.159

7. ピアノ連弾のための幻想曲 ヘ短調 D.940, Op.103

 

ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン/グァダニーニ17421-6、ピアノ/スタインウェイ:7

マーティン・ヘルムヘン(ピアノ/スタインウェイ)

 

 録音時期:200913-5日、73-5

 録音場所:オランダ、ファルテルモント

 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)

 SACD Hybrid

 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

 

 

マーティン・ヘルムヘンのピアノではありませんが

 

 

Julia Fischer, Milana Chernyavska - Schubert Sonate A -Dur D. 574, für Violine und Klavier

 

 

 

ユリア・フィッシャー/シューベルトのヴァイオリンとピアノのための作品全集

今をときめくヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーによるシューベルトのヴァイオリンとピアノのための作品全集。

ジャケットは「PENTATONE」レーベルの新たなデザインとなりイメージも一新し。

フィッシャーのシューベルトはクールでスマートな演奏スタイルながら非常に細かいヴィブラートや情熱的なフレージングなど、

これらの作品にあった名演を聴かせてくれます。

ピアノは「PENTATONE」レーベルで長きに渡り共演しているマーティン・ヘルムヘン。

完璧なデュオと言えるほどフィッシャーとの相性がよく、

二人の若々しいエネルギーがシューベルトの演奏にも表れております。

この録音でフィッシャーはピアノ演奏を披露しております。

今やドイツを代表する世界的ヴァイオリニストとして成長したフィッシャーですが、

ピアノの実力もまた相当なもので、ピアノ部門で参加した3つの国際コンクールその全てで優勝! 

プロのピアニストとしてはグリーグのピアノ協奏曲などを弾いており、その実力は確かなものです。

 

フィッシャーの演奏する室内楽作品は一糸乱れぬアンサンブルを聴かせてくれますが、

これはピアニストでもあるフィッシャーだからこその演奏と言え、まさに完全無比の演奏を披露しておりまが

同時代音楽の重要性を認識し積極的な姿勢を見せ、アバンギャルドなレパートリーの演奏や世界初演も豊富です。

イザベル・ファウスト/アレクサンドル・メルニコフのシューベルト。

ここでは非常に質の高いシューベルト演奏を聴くことが出来ます。

きりりと冴えた持ち味を活かしつつ流麗に演奏するファウスト。

特に「ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲」は、彼女のシューベルトの音楽への深い理解を感じさせる演奏です。

聡明でチャーミングなファウストのヴァイオリンをアレクサンドル・メルニコフのピアノがしっかりと支えています。

でも、筆者の感想はヴァイオリンはユリア・フィッシャーのがユニゾンでの響きは良く聴こえる。

この辺りの音は実に微妙で、調整は難しいでしょう。当分この音で聴いてみよう。

このようにコニサー的に聴くより、音楽ってリラックスして聴きたいですね!ブラボー!


暑い夏をシューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」 Op. 114で楽しみむ

2017年07月12日 | クラシック音楽・オーディオ

毎日暑い日が続きますネ!最近好きな釣りも不漁続きで、出撃できず、外房の磯情報も振るわず

でもこの時期には、必ず聴きたくなる曲があります。

仕事場も大変暑くどうも水分取り過ぎ気味で少しバテ気味かな?

庭には紫式部の花がさき秋には綺麗な紫の小さな実を付けます。小さな清楚な花です

この時期は毎年この曲を聴きたくなります。

深い谷あいの清流に遊ぶTrout fishing何年か前にルアーで管理釣りで楽しみましたが

やはり、自然を相手に量はつれなくてもFly fishingで遊びたい・・・

この様な思いを込めてシューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」 Op. 114楽しみむ

冷房の聴いた部屋で熱い淹れたての珈琲を頂きながら、

静かにレコードを楽しむ、その先には深い谷あいの清流にが現れるようです。

 

 シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」 Op. 114

この曲はシューベルトが22歳、まだ若々しく希望と幸福にあふれていた時期の名作として知られる。

なおこれ以降には、シューベルトはピアノ五重奏曲を作曲していない。

4楽章が歌曲『ます』D5505つの版のうちの第3稿と考えられている)の旋律による変奏曲であるために、

『鱒』(ます、 Die Forelle)という副題が付いた。

先に作った歌曲が変奏曲であることとは別にこの作品(D667)の変奏曲もまた、

水の中に現れては消える鱒のモチーフを与えている。シューベルトはこれをピアノ伴奏の中で使用した。

作曲を依頼したのは裕福な鉱山技師で、

木管楽器とチェロの愛好家であったジルヴェスター・パウムガルトナー(Silvester Paumgartner)である。

シューベルトが依頼を受けたのは18197月、

29歳年上の友人で歌手のヨハン・ミヒャエル・フォーグルとともに

北オーストリアのシュタイアー地方を旅行で訪れた際のことであった。

フォーグルは、後に歌曲集『冬の旅』を初演した名歌手として知られる。

なおコントラバスを加えた編成にすることと、歌曲『鱒』の旋律に基づく変奏曲を加えることは、

このパウムガルトナーからの依頼であったという。

自筆譜は不幸にも紛失しており、上記の作曲の過程については友人の

アルベルト・シュタートラー(Albert Stadler)の回想録と筆写譜などによる推測が主である。

シューベルトは一般的にロマン派の枠に入れられるが、

その音楽、人生はウィーン古典派の強い影響下にあり、記譜法、基本的な作曲法も古典派に属している。

貴族社会の作曲家から市民社会の作曲家へという点ではロマン派的であり、

音楽史的には古典派とロマン派の橋渡し的位置にあるが、

年代的にはシューベルトの一生はベートーヴェンの後半生とほぼ重なっており、

音楽的にも後期のベートーヴェンよりも時に古典的である。

又この 鱒(歌曲)としても有名で小学校でも合唱しましたね!

 

でも本当の意味は、シューベルトの歌詞に曲付けされており、

歌詞はずる賢い漁師が罠を使って魚を釣り上げるさまを歌ったもの。

しかし実際には、「男はこのようにして女をたぶらかすものだから、

若いお嬢さんは気をつけなさい」という意味の寓意となっている。


しかしこの曲からは清き清流を泳ぐ鱒が縄にかかり捕まるさまは想像出来ませんがね!

YouTubeの配信はありませんのでやはりDECCA盤から雰囲気を代用して下さい。

 

*♪シューベルト: ピアノ五重奏曲 イ長調 「ます」 Op. 114, D. 667 / アンドラーシュ・シフ(ピアノ)、ハーゲン弦楽四重奏団 198312

 

 

筆者が昔DECCA盤の直輸入盤を手に入れたレコードを聴いた見ました。

LP盤にモノーラルのヴァルター・パンホーファー Pの演奏した

DECCA盤があります。かなり古いもので購入したのは40年程前と記憶します。

当時からウィーン・フィルとしばしば共演していたピアニスト、ワルター・パンホーファーとの

シューベルトのピアノ五重奏曲『ます』などの名盤を残し、

それらはMONO録音にも関わらず、現在でも決定盤といわれることもまれではない。

でもこのイギリス直輸入のDECCA盤と言うのは流石イギリスです、

装丁にはお金をかけないのか?相当ケチンボです、?録音もモノーラルが多い?装丁は凄くチープなんです。

これが、イギリス気質かもしれない。でもレコード盤事態は他の物より厚みがあります。当に実質主義なんですね。

でも音質は流石、名門な会社なのか、聴いてみると静かに聴こえるコントラバスの音がすこぶる良い。凄く自然に鳴るんです。

この様な聴こえ方はスピーカーコードの変更して良くなったことかも知れません。

DECCA設立は軍事物資供給で、第2次世界大戦中に、潜水艦の音を聞き分ける目的として、という当時としては画期的な高音質録音方式を開発する。

その後ffrr方式による高音質録音のSP盤を発売。テープ・レコーダーを使った録音を開始。次第にffrr方式を採用した高音質仕様でLPの発売を開始する。

そのような経緯のため、本音はDECCA独特のカートリッジが欲しい所なんですが、高嶺の花で貧困老人には手が出ません。

勿論筆者はモノーラル様の針を持ち合わせていないが、ortofonのAシェルのモノラールに興味が湧きます。

此れは多分落とし穴の用な感じがしますネ・・・・・・

考えるに今保存のLPレコード盤は意外とモノーラルが多いので考えても良いかもしれません。頭がいたくなる・・・

DECCA盤を心ゆくまで楽しみたいのなら、あのDECCA独特針で、音楽のプレゼンスを満喫してみたいです。

 ヴァルター・パンホーファー - Walter Panhoffer

ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団(Wiener Konzerthaus streicherquartettは、

ウイーン・ファルハーモニー管弦楽団の第一ヴァイオリン奏者の一人、を中心として結成された弦楽四重奏団。

メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 Op. 20/シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」

ウィーン・フィルとしばしば共演していたピアニスト、

ワルター・パンホーファーとのシューベルトのピアノ五重奏曲『ます』などの名盤を残し、

それらはMONO録音にも関わらず、現在でも決定盤といわれることもまれではない。

此処に解説書がありましたので興味ある方は御覧ください。

皆様は暑気払いはどの様な方法でおこないますか?音楽で爽やかな夏を過ごされては如何?

夏になると聴きたくなる一枚でした・・・・・・・ブラボー!


シモーヌ・ディナースタイン(Simone Dinnerstein)が演奏のインヴェンションとシンフォニアを聴く。

2017年07月08日 | クラシック音楽・オーディオ

昔、筆者が会社務めしてた頃、仕事の関係でCBSソニーの静岡工場(レコードプレス)に何度も行

ったことがある。この工場の方は、このプレスの機械はドイツ(ノイマン)から部品で輸入してソ

ニーの人たちが組み立てプレスしているので、凄く音域も巾はあるし、最近の機械で音質は最高と

おっしゃる。普通より音域は広くした。帰りがけに自社でプレスされた視聴用のLPを頂いて帰る。

でも自宅で何枚も頂いたり、購入して数枚のLPを聴いたが・・・・・・再生されたレコードに疑問

が残った。音?音質に不満が残る。これが本当のノイマンか・・・・?

当時は百恵ちゃんブームで16歳の百恵ちゃんのLP盤、2枚組のサンモンとガーファンクルなど聴くが

他社のレコードとの音質が違うように聴こえる?何故なんだろう・・・此の疑問はいつまでも続く

相当売上を伸ばして話題になりました。その後コロンビアと合併したようですが・・・・

ソニー製品を聴くと、此れがこの会社の特徴かも知れない?確かに音は鮮明でしたが・・・・・

そう、演奏者がいなく、ピアノだけ鳴ってる感じがつきまとうように再生した。此れは演奏じゃ

なく音だ!音楽じゃない?筆者の様な素人が意見する事もないので、筆者はそれ以来ソニー製品

は敬遠してきた。オーデイオ製品もかなり昔から高額な商品もあるのですが、それ以来ソニー製

品は聴いて無かった。

勿論其れ以降レコード、CD更には2トラ38のテープもスコッチにして、全て遠慮がちになった。

今思えば随分の有名演奏家もCBSソニーのレーベルは全て聞き漏らしたと思うと残念である。

しかしながら、この様な趣味の要素の加わる物は、如何に物作りに音楽関係に携わる方が重要で

ある。素人はあくまで素人の域を超えられないと思う、その点海外の有名メーカーは歴史が古い

のか違うようである。どれほど音楽の美しさ、又作曲者を理解し、物作りしないといけない事が

分かった。それ以来ソニー製品の音響関係には手は出しませんでした。空白の二十数年がさり、

最近また音楽を聴きだして見るとCDでは昔と違う音になっているように感じる。

 そして今、ワンダ・ランドフスカやマイラ・ヘス(英国人ピアニスト)のような偉大な女流ピアニ

ストの後継者と言われているシモーヌ・ディナースタイン(Simone Dinnerstein)を聴く。

 

ディナースタインはマンハッタン音楽学校でソロモン・ミコウスキーに、ジュリアード音楽院でピー

ター・ゼルキンに学ぶ。またロンドンでは名ピアニストアルトゥール・シュナーベルの弟子、マリア

・クリチオに学ぶ。アストラル・アーティスト・ナショナル・オーディションで優勝し、クラシカル

・レコーディング・ファウンデーション・アワードを二度受賞。1996年からピアティゴルスキー財

団の主催によって介護施設や学校などで演奏会を行い、ルイジアナ国立刑務所内のアヴォイレス矯正

センターで演奏した初のクラシカル・アーティストとなる2005年、ニューヨーク、カーネギー・ホ

ール・ワイル・リサイタル・ホールにおけるセルフ・プロデュースによるソロ・リサイタルでバッハ

「ゴルトベルク変奏曲」を弾いて大きな注目を集める。

でも話題のゴルトベルク変奏曲も良かったが余り筆者には良く聴こえなかった。

  

バッハ:インヴェンションとシンフォニア(全曲)

J.S.バッハ:(1)インヴェンションBWV772786(2)シンフォニアBWV787801

使用楽器:1903年製ハンブルク・スタインウェイ

 

クラヴィア協奏曲のほかケンプらによる編曲もとりあげ、「バッハは表面的にみると厳格な様式で

書かれているように思えるのですが、実のところバッハは常にその形式から逸脱しようとしている

のです」と述べていました。

ピアノ学習者ならば必ず勉強する「インヴェンション(2声)とシンフォニア(3声)」(全曲)の

新録音です。これら15曲は、バッハが鍵盤楽器の習熟のために書いた練習曲とされていますが、

無味乾燥さとは無縁の、創意と工夫に満ちた作品群です。これらの驚くほど豊かな表情と美しい音

色を引き出す手腕は、圧倒される。1903年ハンブルク製のスタインウェイですやはり楽器が合って

いるのかピアノによるこの曲集の過去の名盤は多々ありますが、このディナースタイン盤も多彩な魅

力を伝える名盤も予想が出来る、充実の演奏です。

最近筆者はこの練習曲が好きで聞きますがCBSソニーま変わったと思いました。偏見だったのかな?

 Simone Dinnerstein, piano: J.S. Bach Inventions No. 1, 13 and 10

 10年以上もジュリアード音楽院で学ぶも、華々しいコンクール歴などを一切持たなかった彼女は

2005年まではブルックリンで、小学校教師をしている夫、小さな息子と共に静かに暮していました。

しかし、『ゴルトベルク』の録音が彼女の分岐点となりました。

デビュー・リサイタルは200511月カーネギー・ホール。彼女自身のプロデュースによって行われ

ました。演奏曲目はもちろんゴルトベルク変奏曲全曲でした。

ゴルトベルク変奏曲 ディナースタイン(ピアノ)彼女はゴルトベルクについてこう語ります。

 「この作品は極めて緊密に書かれ、全ての楽節が深く結びついているのですが、決してそれを聴き手

に意識させることはありません。各々のヴァリエーションは特徴的で、独特の感情とニュアンスを持っ

ています。現在の私たちはバッハが過ごした時代とは全く異なる世界に住んでいますが、これらの部分

は今でも力強く私たちに語りかけてきます。」

 

彼女が今回の録音の際に用いたピアノは1903年ハンブルク製のスタインウェイ。北東イングランド、

ハル市役所に所蔵されていたもので、第二次世界大戦時、広範囲に渡って爆撃を受けつつも無傷で生き

残り、戦争後も一連のコンサートで使用され人々に勇気を与えたピアノとして知られています。

 Simone Dinnerstein - BACH & friends - Michael Lawrence Films

前にも違う装置で聴いていましたが、TEAC MA-7TANNOY IIILZ in Cabinet組み合わせにしてから、

好きでしたチェンバロ曲をピアノ演奏で聴くようになりました。改めてゴルトベルク変奏曲も聴きましたが

、やはりディナースタインはバッハ:インヴェンションとシンフォニアについては演奏者の選曲と1903

製ハンブルク・スタインウェイの三位一体となった演奏に満足します、

ソニー以外のレーベルで聴きたい演奏者ですね、 ブラボー!


知的な感じのマリアン・マクパートランド(Marian McPartland)ジャズ ピアニストを聴く。

2017年07月07日 | JAZZ・ボサノヴァ

今の我家の音響システムはJAZZも聴けるようになって来ました。

特にピアノ・トリオ等はとても良い塩梅に安心して聴ける。

今日から週末まで仕事を入れてしまった!今日はJAZZピアノを聴こう!

TEAC MA-7TANNOY IIILZ in Cabinetの相性とスピーカーのエイジングが良くなり、

ピアノ・トリオのJAZZも特等席で聴く感じがする。決して間近での演奏ではないのですが・・・

特にJAZZのウッドベースの鳴りかた、ピアノに右手がパワーアンプTEAC MA-7が良く聴ける!

BELDENのMILコードは上写真がいいそうです。

RCAコードを制作しようと思いましたらBELDENのコードは7月中旬以降に到着との連絡!

着きましたらゆっくり繋げて聴いてみましょう。グレートアップになるかが楽しみです。

 

マリアン・マクパートランド(Marian McPartland)はウィンザー出身の英国人、

生まれたときの名前はマーガレット・マリアン・ターナー、3才でピアノを初めジャズに惹かれ、

第二次大戦中は、ピアニストとして米国前線兵士慰問機関(USO)に参加、本場アメリカのジャズ・ミュージシャンとともに、

英国からヨーロッパまで、ピアノのない戦地ではアコーディオンを持ち、テント暮らしをしながら兵士達をジャズで慰問しました。

その時、同じバンドで出会ったシカゴ派の重鎮コルネット奏者、13才年上のバツイチ、ジミー・マクパートランドと恋に堕ちる、

戦後、マクパートランド夫人としてシカゴで音楽活動を始めました。

その当時、同じ英国出身の評論家レナード・フェザー(彼自身もピアニスト)に、「英国人で白人女性」なんて絶対に売れない!

と冗談交じりに言われたとか。だって当時、一流女性ジャズ・ピアニストといえば、

アフリカン・アメリカンのメアリー・ルー・ウィリアムズ(p)しか居なかったのですからネ。

マクパートランド演奏は実にテンポも良く、全体的にどのCDを聴いても心地良いのが特徴です。

でも勿論筆者は大好きなピアニスト、勿論ボッサもイケますよ!

Time Records Jazz Classics

 

エマーシーの名物プロデューサーとして辣腕をふるったボブ・シャッドが1959年に立ち上げたレーベル、タイム・レコード。

イージー・リスニングや映画音楽もリリースするレーベルだが、

ソニー・クラークやブッカー・リトルなどの代表作ジャズ史に残る名盤をリリースしたレーベルとして輝き続けている。

そのタイム・レコードのジャズ・クラシックスを厳選しリイシューするタイム・レコード・ジャズ・クラシックス!

イギリス生まれのピアニスト、マリアン・マクパートランドが当時一台旋風を巻き起こしていた

ボサノヴァとジャズをフュージョンしたジャズ・ボッサ作品!

アーシーなデイヴ・ベイリーとベン・タッカーとのトリオで贈る軽快なスタンダード・ジャズ作品!

マリアン・マクパートランド(p)ベン・タッカー(b)デイヴ・ベイリー(ds)ボブ・クロウダー(tambourine1960年録音

Marian McPartland ‎– Bossa Nova + Soul - 02 - With You In Mind

1.ラヴ・フォー・セール

2. ウィズ・ユー・イン・マインド

3. ストレンジャー・イン・ア・ドリーム

4. スウィート・アンド・ラヴリー

5. カミン・ホーム・ベイビー

6. テル・ミー

7. グリーン・ドルフィン・ストリート

8. ストレート・ノー・チェイサー

9. ベイビー・ユー・シュド・ノウ・イット

でもマリアン・マクパートランドの真価を発揮するのはこのトリオ曲だと思います。

<The Marian McPartland Trio>

スタンダード曲を実に見事に演奏して思わず首を振ってしまい全曲聴いてしまいます!

 A1Stompin' At The Savoy

A2The Things We Did Last Summer

A3Bohemia After Dark

A4Dream A Little Dream Of Me

A5Hallelujah!

B1The Baron

B2This Love Of Mine

B3Carioca

B4Symphony

B5There'll Be Other Times

MARIAN McPARTLAND TRIO (Full Album)

 

彼女の名を最も知らしめたのは、1978年から2011年の95歳までなんと33年間の長きにわたって、

ラジオ局「NPRNational Public Radio)」の人気番組

「ピアノ・ジャズ/PIANO JAZZ」の司会をつとめたことであろう。

聡明で気品あるパーソナリティで、毎回、ありとあらゆるジャンルのミュージシャンをゲストに迎え、

トークやデュエット、音楽を楽しむ番組だったという。

亡くなる2年前まで勤め、まさに「生涯現役のピアニスト」という見事な人生だった。

Marian McPartland With Guest Steely Dan - Piano Jazz 

筆者の好きなJAZZに、基本はずっと聴き続けたくなる演奏が好き。

このマリアン・マクパートランドのピアノって全く歳を感じさせない

一寸お洒落で、知的な感じの何となくオスカー・ピーターソン女性版と評されたこともある、

マリアン・マクパートランド(Marian McPartland)、享年95歳。

93歳まで現役のピアニストのご冥福をお祈りしたい。ブラボー!


暫く振りの、比較ラーメン学、ラメノロジー・・・・・・

2017年07月07日 | グルメ

最近実に暑く、ランチ等では普通のラーメンは頂いたいますが、

アップするようなラーメンは食べなかった。

拙宅の近所、徒歩5分程での所に、

千葉での店舗展開をして、話題にのなっている、『吟屋』が開店した。

少し早いが、早速ランチ行きます。

駐車場も6台程駐車可能のようです。

横浜系の豚骨出汁に醤油、塩、味噌、と麺も中太、細麺とセテクト可能です。

早速、醤油、中太(中盛)、麺の硬さは硬めで注文する・・・・・・

と言うより食券を購入する。

店内は開店と同時にランチを兼ね行きましたが、テーブルは全て埋まった状態です。

開店して余り立ってないで・・・・そこそこの客入模様

 

注文して暫く待つと、写真の様な横浜系ラーメンです。

あの独特の青檻が乗った横浜系ラーメン登場!

先ずは、スープから・・・・少し濃い目の味がします。白米と合いそうです。

続いて麺を、しっかり腰の強い麺! 旨い! 合格ですね!

サイズは普通サイズで白米を頼むと良いですよ!

  

    お値段は ラーメン・・・・750円      

         中盛 ・・・・・90円      

         計       840円

 

近くに(徒歩で何時でも来れる)横浜系ラーメン店が出来、簡単にこられるのは嬉しい。

それと毎月1日は半額サービスですので、サービスディはチャンスですね!

昨日は良い天気で海ほたるで仕事でしたが、少々バテ気味です。水分補給はペットボトル4本です。

此れも地球温暖化現象?地球が泣いているようです。

九州北部を襲った記録的な豪雨、被害の少ないことをお祈りします。