今日はCDレーベルの音質の差を感じますので、サウンドコニサー(鑑定)的にCDを聴いた。
やはりLP時代と同様にレーベルの違いで音は違うようです。
レコード盤ほど違いが明らかでは無いようですが、よく聴くと違いに気付く!
やはり先日CBSソニーの音質について述べましたがシモーヌ・ディナースタイン(Simone Dinnerstein)(ソニー)
のゴルドベルグ変奏曲を聴き、その後ベアトリーチェ・ラナ(Beatrice Rana)をのゴルドベルグ変奏曲聴いた
ワーナーミュージックが販売してる会社ですが、聴く限りは音質も良いと思います。
多分シモーヌ・ディナースタインの演奏も良いと思うがCBSソニー録音がよくないのかも知れない?
演奏者のしては問題では無いのですが、視聴者には迷惑な話です、演奏者も悲惨な事になりますよね?
ユリア・フィッシャーの録音会社オランダの「PENTATONE」レーベル。
ハイエンド、マルチチャンネル・サラウンド・レコーディングに特化したこのクラシック専門レーベルは、
2001年にメジャーの名門「オランダ・フィリップス」の幹部たちによって設立された。
ほぼすべてのタイトルをSACDハイブリッド盤でリリースしているので、
日本でも多くのオーディオ・ファンから支持を獲得。レーベルとしてのさらなる成長と成熟が期待される最中、
バランス・エンジニア(録音技師)として辣腕を振るうジャン=マリー・へイセン氏が来日し、
これまでの歩みと展望をたっぷり語ってくれた。
母国のハーグ王立音楽院でオーディオ録音の理論と技術を学んだヘイセン氏は、
1988年から1990年までフィリップスのリマスタリング・エンジニアを務め、その後はフリーランスに転進した。
「フィリップス時代に最初に手がけた仕事のひとつが、
小澤征爾指揮・水戸室内管弦楽団の『ビゼー&ラヴェル作品集』だったので、日本にはとても親近感があります。
当時のプロデューサーは厳格なことで有名なウイルヘルム・へルヴェック。
私は録音に関する"すべて"に近いことを彼から学びました。演奏家とともに作品を研究した後、
一度全部を解体してから葉でなく、行動で教えてくれたのです」
フリーランスとなってからも、フィリップスのエディター、リマスタリング、
オーディオ・エンジニアとして同レーベルと深く関わり続けたヘイセン氏。
その後、98年にフィリップス・クラシックスの技術者陣が「ポリヒムニア・インターナショナル」
という新会社を立ち上げた際、彼はバランス・エンジニアとして参画。
同社はPENTATONEの録音とマスタリングを一手に手がけている。
要するに彼は、リヒムニアの一員として、PENTATONEの録音を担当しているという訳だ。
TEAC MA-7とTANNOY IIILZ in Cabinetにシステムを交換してから、この辺りの
微妙な音の違いが分かるようになった、それとTANNOY IIILZ in Cabinetのの特性が
これほど暴れているとは思いもしませんでした。勿論古いタンノイのキャビは良く響きます。
楽器的スピーカーといわれるのはそんなところにあるでしょう。
よく見ると、箱の6面で別の素材を使い分けています。
ただ2~3kHzあたりの人間の耳の最も感度の良い部分のレベルが下がっていますが、
こうなっていると音が耳に突き刺さるような感じ・うるさい感じがなくなり大変聞きやすくなる。
クラシックを聞くには好都合・・・・・ウマイもんですね。実にクラシックのサウンドコニサー的です。
やはり不満は低域ですが、このサイズでは文句も言えまい・・・・
ステレオサウンドの1976年発売号で、その当時手に入りやすかった295HPDを使って、なんとか家に置けるサイズで、
あこがれのTANNOYオートグラフに少しでも近いものを・・・ということで企画されたキャビネット作成によるものが、
コーネッタと言うスピーカーがあるのですが、此れ以上のバージョンアップは貧困老人には金銭的には困難な話だ。
最近やっとチューニングも良くなり、やっとTANNOY IIILZ in Cabinetの音が聴こえるようになった
でも同じ演奏をハルモニア・ムンディ(Harmonia Mundi)盤で聴くイザべル・ファウスト( Isabelle Faust)
シューベルトはピアノの音が違う、ハルモニア・ムンディ盤のCDは一口に行って立体的です。
アレクサンドル・メルニコフの弾くピアノの音は当にグランドピアノの音が聴こえる。
演奏は勿論違う演奏者ですが、特に聴こえるピアノの音が・・・・同じレーベルで同じ条件で録音しない
違うのは勿論承知しているが、ピアニストの違いかこの差は大きい。効いた頂けば納得します。
LPレコード盤もレーベルの差は激しかったがCDになり、音質等は余り変わらないと思ってましたが、
最近違いに驚く、レーベルによりこの様な差が出る事は由々しき問題です。
フランツ・シューベルトが1817年に作曲したヴァイオリン・ソナタ。
いまだ少年の作曲者が旺盛な創作力を見せていた時期の作品。
4楽章構成の中に複雑な転調を試すなど、初期の意欲作となっている。
シューベルトのヴァイオリン音楽は、ヴァイオリンとピアノのためのソナチネが3曲、
ヴァイオリンとピアノのための幻想曲D.934の他には、管弦楽との協奏作品があるくらいで、
ヴァイオリンソナタに近いものは計5作しかない。が最近筆者はこの曲が好きでよく耳にする。
【ユリア・フィッシャー】
若くしてすでに「21世紀を代表するヴァイオリニストの一人!」と称されていたユリア・フィッシャーは、
スロヴァキア出身のピアニストの母、旧東ドイツ出身の数学者の父のもと、1983年にミュンヘンで生まれました。
3歳で母からピアノを習い始め、まもなくヴァイオリンに転向。
アウグスブルクのモーツァルト音楽院でヴァイオリンを学び始めるや、
彼女の人生にとってヴァイオリンはかけがえの無い大切なものとなります。
その後ミュンヘン音楽大学で名教師アナ・チュマチェンコに師事。
1995年、11歳の時にユーディ・メニューイン国際コンクールで優勝したほか、
数々のコンクールでの優勝を重ね、その後は世界各地のオーケストラ、指揮者たちと共演しています。
2008年12月にはデッカからバッハのヴァイオリン協奏曲集をリリースして話題になりました。
【マーティン・ヘルムヘン】
1982年ベルリン生まれ。6歳からピアノを習い始め、ハンス・アイスラー音楽大学のガリーナ・イワンゾーヴァに師事し、
その後ハノーファー音楽・演劇大学でヴァルディの教えを受けます。
2001年、クララ・ハスキル・コンクールでグランプリを獲得し、
2004年、ヤング・アーティスト・オヴ・ザ・イヤー賞、2006年、
『エコークラシック賞』の新進演奏家賞をそれぞれ受賞。
この二人が共演する
【収録情報】
Disc1
シューベルト:
1. ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 D.384, Op.137-1
2. ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 D.385, Op.137-2
3. ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調 D.408, Op.137-3
4. ヴァイオリンとピアノのための『華麗なるロンド』ロ短調 D.895, Op.70
Disc2
5. ヴァイオリンとピアノのためのソナタイ長調 D.574, Op.162
6. ヴァイオリンとピアノのための幻想曲ハ長調 D.934, Op.159
7. ピアノ連弾のための幻想曲 ヘ短調 D.940, Op.103
ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン/グァダニーニ1742:1-6、ピアノ/スタインウェイ:7)
マーティン・ヘルムヘン(ピアノ/スタインウェイ)
録音時期:2009年1月3-5日、7月3-5日
録音場所:オランダ、ファルテルモント
録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
マーティン・ヘルムヘンのピアノではありませんが
Julia Fischer, Milana Chernyavska - Schubert Sonate A -Dur D. 574, für Violine und Klavier
ユリア・フィッシャー/シューベルトのヴァイオリンとピアノのための作品全集
今をときめくヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーによるシューベルトのヴァイオリンとピアノのための作品全集。
ジャケットは「PENTATONE」レーベルの新たなデザインとなりイメージも一新し。
フィッシャーのシューベルトはクールでスマートな演奏スタイルながら非常に細かいヴィブラートや情熱的なフレージングなど、
これらの作品にあった名演を聴かせてくれます。
ピアノは「PENTATONE」レーベルで長きに渡り共演しているマーティン・ヘルムヘン。
完璧なデュオと言えるほどフィッシャーとの相性がよく、
二人の若々しいエネルギーがシューベルトの演奏にも表れております。
この録音でフィッシャーはピアノ演奏を披露しております。
今やドイツを代表する世界的ヴァイオリニストとして成長したフィッシャーですが、
ピアノの実力もまた相当なもので、ピアノ部門で参加した3つの国際コンクールその全てで優勝!
プロのピアニストとしてはグリーグのピアノ協奏曲などを弾いており、その実力は確かなものです。
フィッシャーの演奏する室内楽作品は一糸乱れぬアンサンブルを聴かせてくれますが、
これはピアニストでもあるフィッシャーだからこその演奏と言え、まさに完全無比の演奏を披露しておりまが
同時代音楽の重要性を認識し積極的な姿勢を見せ、アバンギャルドなレパートリーの演奏や世界初演も豊富です。
イザベル・ファウスト/アレクサンドル・メルニコフのシューベルト。
ここでは非常に質の高いシューベルト演奏を聴くことが出来ます。
きりりと冴えた持ち味を活かしつつ流麗に演奏するファウスト。
特に「ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲」は、彼女のシューベルトの音楽への深い理解を感じさせる演奏です。
聡明でチャーミングなファウストのヴァイオリンをアレクサンドル・メルニコフのピアノがしっかりと支えています。
でも、筆者の感想はヴァイオリンはユリア・フィッシャーのがユニゾンでの響きは良く聴こえる。
この辺りの音は実に微妙で、調整は難しいでしょう。当分この音で聴いてみよう。
このようにコニサー的に聴くより、音楽ってリラックスして聴きたいですね!ブラボー!