太極茶道(カンフー茶道)
この響き…良いですよね。
長嘴壺茶芸とも言うようです。
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追記:2019年の記事
「四川・長嘴壺茶藝・道家功夫茶道」
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以前、中国杭州に行った時の有名な太極茶道(カンフー茶道)のお店
「「太極茶道苑(たいきょくさどうえん)」
参考までに「世界ウルルン滞在記ルネサンス」さまより
太極茶道とは、文字通り、太極拳と茶道を組み合わせたもの。太極拳のような軽やかな身のこなしで、「長流壺(ちょうりゅうつぼ)」と呼ばれる1mもの長い注ぎ口のついた急須を操り、茶碗に次々とお茶を注いでいくというもの。まるで剣舞のようなパフォーマンスで人々を楽しませてくれる。
1メートルほどもある長い注ぎ口の急須を、太極拳の軽やかな身のこなしで操りながら、お茶を注ぐ太極茶道。約250年前、杭州の鄭家が創始したものだといわれている。
この太極茶道は成都に行ったときも見かけました。
かっこいいし、ちょっと習ってみたいなと思って調べましたので、
メモもかねて載せます。
レコードチャイナ「中国の秘技、「長流壺行茶」」さまより
視覚的に楽しい「カンフー茶道」は長江流域が起源とされ、清の康熙帝時代にはすでに記録が見られる。現在は主に四川省周辺と、浙江省周辺で流行しており、四川峨嵋山地区の峨嵋派、成都市周辺の絶代双驕派、杭州市周辺の太極茶道などに流派が分かれている。特に大規模な太極茶道は国内で500軒の喫茶店をチェーン経営している。
師範たちは「龍行天下(龍が天下を行く)」「龍鳳成祥(龍と鳳凰の吉祥図)」などと名づけられた流麗なポーズを繰り出しながら、「長流壺」と呼ばれる口の長い急須を自在に操って湯飲みに湯を注ぐ。これは目を楽しませてくれるだけでなく、沸騰した湯が適温に下がって注がれるという極めて実用的な所作でもある。
つまり・・・
「カンフー茶道」は、「長流壺行茶」と言われる茶道の一種で、
カンフーをほうふつとさせる所作と茶道を組み合わせたものであり
「太極茶道」はその中の流派の一つ。
中国国内で500軒の喫茶店をチェーン経営している。
・・・こんな捉え方でいいのでしょうか。
成都で見かけたのは「絶代双驕派」なのかもしれません。
以前テレビ番組で見た時に…
「まずは、すべての基本となる「馬歩(まほ)」と呼ばれる中腰の姿勢を習得しなくてはならない」
馬歩でのタントウ功
これを、最低でも30分できないと話にならないと言われていたように記憶しています。
なぜか・・・
この部分に惹かれるものもあり…
ちょっと興味を持っています。
どこかで習えるものなのでしょうか?
ちなみに日本でもこのポット(長嘴壺)
買えるようです。
太極茶道苑さまの移転情報
2017年8月に行ったら以前の場所に無くなっていたので・・・
「中国茶・茶館(杭州)」
追記
「龍行十八式」
、「龍行十八式」(四川省長嘴茶壺茶芸)という茶芸があります。この茶芸は、注ぎ口が一メートル近くもある四川独特の茶壺から様々なスタイルでお湯を注ぐものです。中国武術の型を組み合わせたものです。
この茶芸は近年盛んになったもので、雅安市には専門の茶芸学校もあります。
(人民中国さまより)
(中国網さまより)
“龍行十八式”被稱為“中國茶道藝術的活化石”。相傳“龍行十八式”是北宋高僧禪惠大師在蒙頂山結廬清修時所創,流傳至清末,便逐漸失傳。它融傳統茶道、武術、舞蹈、禪學和易理為一爐,每一式均模倣龍的動作,充滿玄機妙理。
過去,作為僧人修行的一門功課,“龍行十八式”只在蒙頂山僧人中流傳,直到清代才逐漸傳入民間。“龍行十八式”融傳統茶道、武術、舞蹈、禪學、易理于一爐,充滿玄機妙理,每一式均模倣龍的動作,式式龍興雲動,招招景馳浪奔,令人目不暇接,心動神馳。
蒙頂山龍行十八式
第一式 蛟龍出海 第二式 白龍過江 第三式 烏龍擺尾
第四式 飛龍在天 第五式 青龍戲珠 第六式 驚龍回首
第七式 亢龍有悔 第八式 玉龍扣月 第九式 祥龍獻瑞
第十式 潛龍騰淵 第十一式 龍吟天外 第十二式 戰龍在野
第十三式 金龍卸甲 第十四式 龍興雨施 第十五式 見龍在田
第十六式 龍臥高崗 第十七式 吉龍進寶 第十八式 龍行天下
我國是世界茶葉的故鄉,而四川卻又是中國茶葉的故鄉蒙頂山更是世界茶文化的發源地,從神農時代的“神農嘗百草,日遇七十二毒,得茶而解之”到唐朝的“宮中禮儀,茶藝先行”再到清朝的“揚子江中水,蒙山頂上茶”,無一不是表達茶葉在百姓生活中的地位。古往今來,能上登皇宮,下引百姓的藝術只有--龍行十八式茶藝!