心と身体がよろこぶ“気功養生”

「養生気功塾」のお知らせ、気功の魅力、気功養生法、気功の生活術をメインに、日々のあれこれも書いています。

二十四節気養生 立秋

2024-08-05 01:53:00 | 季節の話(二十四節気他)

7日は「立秋」です!

まだまだ暑い日が続いていますが、

季節(取り巻く環境)は

「秋」の気配になっていくのですね。

 

季節の変わり目ですので

特に胃腸のケアを。 

 

人民中国さまより

 

立秋

「秋」という字は、「禾」と「火」から成っており、アワなどのイネ科の植物が成熟するという意味がある。立秋とは、アワなどが熟し始める時期という意味で、立秋の日から秋が訪れ、気温が徐々に下がり始める。「立秋の日、涼風至る」と言われるように、涼しく爽やかな季節に入る。立秋が来ると、アオギリの木が葉を落とし始めるため「一葉落ちて秋を知る」というのである。

 

立秋の節気と民俗

立秋は、中国では大変重要な歳時の一つ。3000年以上前の周代においては、すでに「立秋の日、西郊で秋を迎える」という祭事が執り行われていた。その日になると、皇帝自らが三公九卿や諸侯大夫を率い、西の郊外に赴く。そこで、秋を迎えるべく、祭事を執り行った。この祭事は漢代にも踏襲されたが、それに加えて生け贄が供えられた。これは、秋は武の気運を高めるということを意味している。また、この時季は、武人たちが訓練を開始し、来る戦に備えた季節でもあった。

夏の最も暑い時季は食欲がなくなり、多くの人が少し痩せてくる。痩せれば当然それを「補う」必要がある。「補う」には、まず立秋のこの日に肉を食べる。立秋には、中国では一般的に、とろ火で煮込んだ肉や骨付き肉を食べるが、もう少しこだわる人なら、白切肉や豚のバラ肉の煮込み、紅焼肉、それに肉入り餃子やアヒルの肉の煮込み、羊肉の串焼き、しゃぶしゃぶなどを食べる。

立秋の養生

立秋の頃は、まだまだ厳しい暑さが続き、天気の変化も激しく、朝晩の温度差も大きい。日中は、相変わらずの炎天下である。この時季は、「早く臥して早く起き、鶏と具に興じる」という早寝早起きの生活をする。夜の睡眠時間を増やし、夏の睡眠不足を補う。立秋を過ぎると、朝は暑くも寒くもなく、過ごしやすいので、体を鍛えるのに最適である。ただ、秋の空気は湿度が低く、肌が乾燥しやすいので、水分とビタミンの摂取が大切である。そして、体力の消耗がだんだん減り、食欲が増し、栄養分を補うのに最適な季節でもある。「乾燥を防いで脂っこくない」陰陽にかたよらず両者を補益する「平補」の食品を選ぶ。例えば、マコモタケ、カボチャ、ハスの実、リュウガン、黒ごま、干しナツメ、クルミなどである。脾臓や胃が弱く、消化不良の人は、脾臓と胃を補う、ハスの実やヤマイモ、インゲンなどを食べるとよい。

 

「福新楼」さまより

 夏バテ予防の習慣 
日本で聞かれなくなった言葉に「三伏(サンプク)」があります。一年で一番暑いとされる立秋を挟んだ七月中旬から八月上旬の期間のことです。初伏、中伏、末伏と十日間ずつに分かれ、中国と韓国ではこの期間に暑気払いの食習慣があります。中国では「餃子、麺、餅と玉子焼き」を順に食べ、韓国では「鶏と高麗人参スープ(サムゲタン)」等のスタミナ食を食べて精を付けます。三伏は平安時代に日本へも伝わってはいるのですが、その習慣が定着していないのは、日本独特の暑気払い「土用の丑」の食習慣が生まれたからだと言われています。「土用の丑」は江戸時代の蘭学者・平賀源内が作り出したもので、夏にウナギが売れないと鰻屋に相談された源内は、店頭に「本日、土用の丑」という看板を店先に出して客の目を引き大繁盛させたことによります。

 
 
 

 立秋の養生は以前のブログを参考になさってください

二十四節気「立秋」

 

 


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