春節(旧暦1月1日)は
今年は、2月10日。
旧暦12月23日は祭竈節(小年)で
今年は2月2日
「北京観光」さまより
地域によって「小年」の日付も少し変わります。中国の北方地方だと旧暦の12月23日、南方地方だと旧暦の12月24日、ほかには、江蘇省・浙江省・上海市では旧暦の12月24日とも大晦日の前日とも「小年」、南京では旧正月の15日、雲南省の一部のエリアでは旧正月の16日が「小年」とされています。それにしても、旧暦12月23日と旧暦12月24日が最も一般的です。
「小年」は通常、臘八節と同じように春節の始まりとみなされています。つまり、人々は年越し用品を買ったり、大掃除をしたり、かまどの神様を祀ったりするなど年越しの準備をし始めます。これも前の年に別れを告げて良い新年を迎える願望を表しています。
中国では「小年」になると、「祭竃(かまどの神様祭り)」は一番重要な活動です。宋の時代に、「祭竃」はすでに「小年」と合併し、旧暦12月24日に定着しました。清朝の半ばの前は祭竈節はずっと旧暦12月24日でした。少なくとも乾隆帝の時代までも旧暦12月24日が祭りの日でした。そして、清朝の中後期になってから、祭天大典(天を祭る儀式)は旧暦12月23日に行われ、支出を節約するために、「祭竃」もこの日に祀られることになりました。それによって、上も下もいっしょになり、中国の北方地方は旧暦の12月23日に「小年」を祝うことになりました。
「人民網」さまより
旧暦12月25日には、豆腐を作る風習がある。伝説では、かまどの神である灶王爺が天に昇った後、各家庭は玉皇大帝がもう一度調査するために誰かを遣わした場合に備え、貧しくても苦労を惜しまないことを意味する豆腐を食べることで、罰を受けることがないようにするといわれている。
また、「豆腐」の中国語の発音は、「全て福」を意味する中国語の「都福」と似ているため、新年がすばらしい1年になることを願う人々の思いもそこに込められている。
12月25日は2月4日で
立春と同じ日!
「wikipedia」さまより
中国では古来の習慣として、竈神(かまどがみ、そうしん、簡体字: 灶神=ザォシェン、または簡体字: 灶君=ザォジュン)が祭られていた。また、竃神の呼び名は「竃神」の他に「竃王」「竃君」「竃公」「竃君公」「竃王爺」「竃司」というものがある。旧暦12月23日(または年によって24日)は祭竈節(さいそうせつ、チーザォチェ、または竈王節)で、かまどの大掃除をして、かまど神に天帝(玉皇大帝)へ家庭が円満であることを報告してもらった。この日を旧正月(大年)に対して、小年(シャオニェン)とも呼んで、お正月の最終準備を開始する日とした。
竃神の役割として、普段はその家の人々の行いを監視して、一年に一度、旧暦の12月23日に天界に登っていき、その家の人々の善行と悪行を報告することである。 この旧暦の12月23日は、それぞれの家の人々は粘り気のある飴を供えて、悪い報告をされないようにする家があれば、報告される内容をより良いものにしてもらうために、酒や肉を供える家もある。
大掃除の一環として12月23日にかまども掃除して、竈神を祭る習慣は、日本にもかまどがあった1960年代までは田舎で行なわれていた。
荘子
西晋のころ、司馬彪の『荘子』達生第十九「竈有髻。(竈に髻がある。)」の注に「髻,竈神,著赤衣,状如美女。(髻があるかまど神は、赤い衣を着ていて、姿は美女のようである。)」と述べている。
以前のブログも参考までに