有名な気功法の中に
甩手(スワイショウ)というものがあります。
以前もご紹介しましたが再度。
特に、
前後やひねりのものは有名ですが、
シンプルな動作を繰り返すので、
気功を全く知らない方も
ちょっと試していただけるかも。
台湾の李鳳山老師の平甩功の動画をご紹介
見ながら30分一緒にできるようになっています。
【梅門官方】李鳳山師父平甩教學30min《HD高清》
また、スワイショウにはたくさんの種類があるようで
それについても参考までにご紹介。
津村喬さんより
スワイショウ
「スワイショウ79種」を作ったあとで、四つの前後のスワイショウと四つのひねりのスワイショウの八動作から成るひとまとまりの「八つの基本スワイショウ」を作ったが、まだあまり多くの人にひろまっていない。私はこの「八種」を膨大な情報を集約したものとして気にいっているのでもっと紹介したい。太極棒基本功とスワイショウ基本功をセットで伝えることができればその人の実力はとても深いものになるのでこれから試みて行こうと思う。
四種の前後のスワイショウ
〔一〕両足を肩幅に開いて足先を並行にし、両手を揃えて前後に振る。前に行った手はヘソより高くならず、後ろに行った時は小指だけが尻よりでる。〔これと似た動作でも前後の手がこの限度を越えるものはスワイショウではない〕
〔二〕両手を額の前まで挙げ、吐く息でお腹の前に落とす。これを七三のスワイショウという。
〔三〕両手を腰の高さで降るが、前は親指人差し指だけがへそより出、後ろは小指が命門の高さに達するのを三七のスワイショウという。
〔四〕両手を腰の高さで降るが、人差し指はへその高さに、小指は命門の高さになるのを五五スワイショウという。
四種のひねりのスワイショウ
〔一〕真っすぐ立った状態から脱力して腰をひねり、左にいったら右手は左腰骨近くを叩き左手は命門の右を叩いて、左右にでんでん太鼓のように回転しながら腰を叩く。
〔二〕同じ動作だが、左に行った時の右手は腹の左、左脇腹、左胸、左肩と次第に上がる。こうして左、右とくり返すが次第に上がり、また降りてくる。
〔三〕後ろの手は(一)と同じようにずっと後ろを打ち続けるが前の手は拳を握って前方に投げ出すように左右交互に打続ける。
〔四〕〔一〕の穏やかな形だが、腰が左にまわったら右手はへそを、左手は命門を叩き、右に回ったら左手がへそを、右手が命門を叩く。
以上八種を順に行なう。