今回の成都旅行で、
初めて行った
「都江堰(とこうえん)」
LINEトラベルさまより
紀元前272年、秦王の命を受け、李冰が四川省の太守となります。広い四川をくまなく歩き、やがてこの地にやって来ました。そこで知らされた状況は、極端な水不足になるかと思えば、今度は川の氾濫で苦しむ農民。そこで李冰は大規模な工事を行おうと立ちあがるのです。
どのようにすべきか現地の調査に3年の年月をかけ、じっくりと状況を観察しました。春の雪解けで水かさが一気に増すことにより、川の流れが緩やかになる辺りで水があふれることも突き止めます。上流にダムを作り水量を調整するのが一番確実な方法ですが、軍用水路として活用する必要があることからも、直接岷江の工事を行うこととしたのです。
紀元前256年から紀元前251年の間で、最初の堤が完成します。山を削り、暗渠を埋め、砂の流出を防ぐ、難工事の連続でした。その後も工事は続きますが、やがて李冰は病に倒れ、息子の李二郎が志を継いで、完成させます。
そして四川省は、穀物が豊かに実る大地として「天府之国」と称されるようになったのです。
李冰親子が都江堰を整備したからこそ、成都は豊かな大地となり「天府之国」と呼ばれるようになりました。三国志の英雄、諸葛亮孔明は都江堰に重要な意味を見出しており、何度も訪れては治水工事を指揮しています。諸葛亮が尊敬した人物こそ、李冰だったのです。
水に関する施設だけあり
涼しげに噴水がお出迎え~~!
・・・
となれば、
お子さまたちが水遊びするのはお約束。。。
どの国でもそうですね。
諸葛孔明の像
途中で、いくつかのつり橋を渡るのですが…
見たことないくらいの大渋滞で、
満員電車のようでした!!
つり橋に乗るまでも行列
こんなに人を乗せて大丈夫なのか???
不安。。。
そして、
これは青城山の後山のつり橋でもそうでしたが
「中国人は必ずつり橋を揺らしながら渡る」ので
今にも落ちそうになっても
揺らされます。
大混雑で戻るに戻れない
掴まるところがない
そんな状況でどうなることかと思いましたが、
揺れのリズムに逆らわずに
なるべく揺れの少ない中央を歩くことで無事渡れました。
こういうことを
怖がるどころか
楽しんでいる中国人はさすがです!!
ということで
きれいなところでしたが
変な体験の方が
心に残りました。