立秋!
とはいえ、まだまだ暑さは続きます!
そんな残暑におすすめの食材を
人民網さまから
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立秋を迎えたものの、容赦ない「残暑」が続いている。多くの人が、「食欲が落ちている」「消化機能が低下している」「元気が出ない」「疲れやすい」といった症状を訴えている。そのような人のために、暑気払いに役立つ10種類の食べ物を取り上げてみた。
1、蓮子(ハスの種)
猛暑の日は、最も心臓へのダメージが大きい。暑さで人は圧倒され、イライラや憂鬱に囚われやすい。ハスの種は、芯の部分には苦みがあるが、心を静め、血圧を下げる働きがある。虚弱体質の人、動悸がする人、良く眠れず夢ばかり見る人が食べると良い。
2、キュウリ
口当たりが良く、身体の熱を下げ、暑気を払い、さらには食欲を増進させる効果がある。
3、カモミール
すがすがしい香りを放つカモミールの花びらは、熱を清め解毒する作用があり、暑気あたりを和らげる。風邪による発熱やノドの痛みの予防にも効果的だ。
4、リョクトウ(緑豆)
リョクトウは、涼しくさせる性質を持ち、味は甘く、熱を清め解毒する作用や暑さを消して渇きを止める作用、胃腸を丈夫にする作用がある。日焼けによる皮膚のかゆみや赤い発疹が現れた人は、リョクトウを食べることで症状を和らげることができる。
5、ニガウリ
ニガウリは、食欲増進、健胃・整腸作用、消化促進などの効果がある。また、血液循環や血管拡張を促す作用ももつ。
6、ハチミツ
薬学書「本草綱目」の記載によると、ハチミツは、「熱を下げる、解毒する、乾燥を潤す」などの効能を備えている。朝起きた時に、大さじ1杯のハチミツを解かした水を飲むと、真夏の暑さ解消に効果的だ。
7、コンブ
コンブは体内に溜まった熱を取り除くのに役立つ。また、大量の汗をかくことによる体力の消耗を軽減する。コンブに含まれる様々な栄養分は、血圧を下げる、血液の粘り気を調節するなどの作用を持ち、心脳血管系疾患の患者に効果が高い。
8、緑茶
夏の午後に飲む一杯の緑茶は、身体にたまった熱を下げ、暑気を払うだけではなく、解毒作用やのどの渇きを癒す作用もある。緑茶を飲むと、歯が丈夫になり、毛細血管が護られ、元気が回復する。
9、白菜
白菜は、温和な性質と消炎作用を備え、味は甘く、熱を清め解毒する効果がある。特に、脾胃が虚弱な人や病み上がりの人が食べると良い。また、慢性の便秘を予防・改善する働きもある。
10、トウガン
暑気あたり、尿量減少、喘息・せき、高血圧の患者が食するのに適している。