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2024年・中秋節

2024-08-24 01:06:29 | 季節の話(二十四節気他)
2024年の中秋節は9月17日です!


「中秋節」
なんだか好きなのです!

月がきれいですよね!


中秋節といえばの月餅
今年も
作れそうもなく
また買うと思いますが…。


どこかで美味しい月餅を買いたいと思います!


参考までに
alachainaさまより

中国少数民族中秋節風習

タイ族(傣族)
雲南省に住むタイ族には、中秋節の夜に「拝月」の習慣があります。
タイ族の言い伝えでは、名月は天の三番目の息子「岩尖」が生まれ変わったものとされています。岩尖は、勇敢な青年で、かつてタイ族を率いて敵を打ち負かしたことがあり、タイ族の人々から尊敬されていました。彼は亡くなった後、柔らかな光を放つ名月となり、闇の中にいるタイ族に光明をもたらしています。
中秋節の日になると、タイ族の若い男性たちは、朝早く起きて鉄砲を手にして山を登り、七面鳥やキジなどの山の幸を狩ります。女性たちは、川や湖に行って魚を取ります。皆は豪華な夕食の支度をします。老婦たちはもち米をつき砕いて、大小それぞれの食べ物を作ります。さらに食卓の四つの角に、もち米で作ったお餅を置き、その上に線香を立てます。月が出ると、線香に火をつけ、家族全員で名月に向かって礼拝をします。その後、岩尖に敬意を表すため、空に向けて鉄砲を一回撃ちます。それから、一家で食卓を囲み、食事をしたり、おしゃべりをしたりして楽しいひと時を過ごします。

オロチョン族(鄂倫春族)
オロチョン族の人々は名月を祭る時に独特な行事を行います。空き地に一鉢の清い水を置き、その周りに供え物を並べます。そして、たらいの前にひざまずいて、月に拝礼をします。また、トゥ族にも類似した習俗があります。中秋節の夜に、トゥ族の人々はたらいに清水を入り、月の影が水に映れるようにたらいを置きます。そして小石で水面に映っている月を打ちます。この習俗を「打月」と言います。

ホジェン族(赫哲族)
ホジェン族は主に中国東北地方(黒竜江省)に集中して居住しています。中秋の日に、人々は葡萄を採り、月を祭ります。伝説によりますと、利口で勤勉なホジェン族のお嫁さんを記念するためだそうです。彼女は姑の虐待から逃げ出して、川岸で月に救助を求めて、月に駆けてしまいました。

ドアン族(昂族)
中秋節の夜、名月が昇ると、雲南省潞西に居住しているドアン族の青年男女は、葫芦笙(フルション)という瓢箪で作った伝統楽器を吹いて、お互い気持を伝え合い、「串月」をします。時々「串月」で、ビンロウやお茶などを送り、婚約を結びます。

アシ族(阿細族)
アシ族は中秋節に行う「跳月」という習俗があります。中秋の夜、人々は各個の村落から山間の広い空き地に一同に集まり、まず娘たちは踊り始めます。若者も大三弦の伝統楽器を肩に担いで踊ります。このなか、月にも感動させるほどの素晴らしいメロディは、何よりその若者同士がお互い気持ちを伝え合う歌です。
(アシ族:中国西南部の雲南省紅河イ族ハニ自治州の弥勒県に暮らし、イ族の支系です。独特な風格を持つアシ族の踊り「阿細跳月」はイ族文化の重要な要素です。)

ミャオ族(苗族)
中秋節の夜、ミャオ族の人々は月の光を浴びながら、集団で民族舞踊を踊る習慣があります。この習俗を「鬧月」と言います。若者たちは、「鬧月」の際、お互い気に入った相手に気持ちを伝え合い、月亮や水清と同じように、月のような明るく純粋な気持ちで、幸せな将来が訪れるように祈ります。

カオシャン族(高山族)
台湾島の山間部に居住している高山族(カオシャン族)の人々は、中秋の夜に名月が出ると、派手な民族衣装を着て集まり、囲んで、歌ったり、踊ったりします。そして、お酒を飲みながら月を観賞して楽しみます。

トン族(侗族)
湖南省に住むトン族には、中秋節の夜に「月の野菜を盗む」習慣があります。伝説によると、中秋節の夜に、月にある宮殿に住む仙女たちが、人間の世界に降りてきて、清らかな水を世界の隅々に撒くそうです。仙女が撒いた水はみんなのもので、その水を浴びた野菜もまたみんなのもの、それで人々は勝手に他人の畑に入り、野菜を取ってもいいとされています。そのために、この習慣が「月の野菜を盗む」と呼ばれています。
中秋節の夜、トン族の娘たちは、きれいな傘をさして、心に想う若者の畑に行き、泥棒などに見なされずに野菜などを取ります。そして、「おーい!野菜を採りましたよ!家へお茶を飲みにきてね!」と大声で伝えます。このとき、二つ並んで実った瓜などが見つかったら、縁起がいいと言われています。
また、既婚の女性たちも他人の畑に入り、月の野菜を盗みに行きます。少女たちと違って、婦人たちは大きな瓜やよく出来た枝豆などを一生懸命探します。この瓜や枝豆が、子供たちの健やかな成長を象徴するものだからです。また男性たちも他人の畑に入って、野菜を取っていいことになっていて、仙女たちからの恵みを受けることができるようです。ただ、男性は取った野菜を家に持ち帰ることができず、野外で茹でるなどして食べなくてはなりません。このように、「月の野菜を盗む」という行事で、トン族の人々に愉快な気分で中秋節を過ごせるようになりました。

客家族
客家の人々は中秋節を「八月節」或いは「八月半」と言います。その日の習俗も中国の他の地域と同じように、月餅を食べたり、名月を観賞したりします。名月が出ると、月の方向に月餅や落花生や柚子などの供え物を庭や露台に置いて、「敬月光」つまり月の光を拝する準備します。
月を拝した後、一家は一緒に集まり、お月見をしながら、会食をします。活発で元気な子供たちは落ち着いて月を観賞せず、銀色の月光が照らした庭でにぎやかに追いかけっこをします。食べ物はこだわりがあり、親は子供に供え物を食べさせます。中国の祭祀文化には、神様に供えた物を食べる伝統があります。このように、月神が与えた幸福を受けることとともに、伝統的な祭祀行事も成し遂げました。梅県の人々によって、供え物を食べると、より健康に、より幸運に、福徳の人生になれるようです。
梅州では、中秋節の伝統食品の月餅以外に、柚子も欠かせないものです。品種としては金柚(ザボン)、蜜柚、水晶柚などがあります。そして、柚子を食べることは、深い意味が込められています。例えば、柚子を剥ぐことを「柚子を殺す」と言い、邪気を払う意味があります。また、柚子の皮を剥ぐことを「鬼の皮を剥ぐ」とも言い、悪いものを追い払う願いが含まれているそうです。
客家地区の月餅には「五仁」という5種類の木の実が入った伝統的な月餅があります。それから、白玉粉と砂糖を混ぜ合わせて作った丸いお菓子もあります。社会経済が発展しつつあるけれども、客家の人々は伝統な飲食文化を忘れずに受け継ぐと共に、民間飲食文化も引き続き発展させています。

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